従来モデル「AN-SS1」のカラバリも発売
シャープ、重低音と振動で臨場感を高める首掛けスピーカー「AN-SX7」。低遅延のaptX LLにも対応
シャープは、首掛けスピーカー “AQUOSサウンドパートナー” 第2弾として、迫力ある重低音と振動を生み出す機構 “ACOUSTIC VIBRATION SYSTEM” を搭載した「AN-SX7」を、3月16日より発売する。オープン価格だが、3万円前後での実売を想定する。
昨年11月に発売された「AN-SS1」(関連ニュース)に続く首掛け型のBluetoothスピーカー。耳元の比較的大きな音量で映画や音楽などを楽しむ、という使用環境を想定しており、内蔵した独自機構 “ACOUSTIC VIBRATION SYSTEM” を大きな特徴としている。
ACOUSTIC VIBRATION SYSTEMはバスレフ型とパッシブラジエータ型の原理を組み合わせたという機構で、低音増幅用のバスレフダクトと、それを包むように配置された蛇腹、重りで構成。バスレフダクトがスピーカーからの低音を増幅し、それに合わせて振動ユニットが伸縮、人体が体感しやすい周波数60Hz前後の振動を作り出す仕組みとなっている。
音が前方に定位するよう、スピーカーユニットは本体両端に配置。また、本体/付属の送信機ともに低遅延かつ音質劣化の少ないBluetoothコーデックのaptX LL(Low Latency)に対応する。バッテリーは約13.5時間の連続再生が可能としている。
その他、「標準モード」、重低音を強調する「ダイナミックモード」、人の声にフォーカスした「ボイスモード」という3つのサウンドモードを搭載。本体側面のボタンを長押しすることで、視聴するコンテンツに合わせて切り替えることができる。
先日行われた製品発表会では、同社グローバルTVシステム事業本部 オーディオ事業部 新規オーディオ開発部の蓑田英徳課長がACOUSTIC VIBRATION SYSTEMについて解説。本機構は2013年の試作に端を発しており、その後2019年にいたるまで約6年間にわたる開発の末、製品化が実現したと経緯を語った。
また、同じく発表会に登壇した同事業部 商品企画部の片山修部長は製品のコンセプトを解説。従来モデル「AN-SS1」購入者から「高音質/大音量化」の要望が多数寄せられており、AN-SX7はそれを汲んだモデルであると話した。
同氏は昨年から急成長を続ける首掛けスピーカー市場において、映画や音楽などのコンテンツをじっくり楽しむ為に首掛けスピーカーを用いる「没入派」、家事など屋内作業のお供として首掛けスピーカーを装着する「ながら派」という2通りのユーザーが存在し、それぞれに合わせた製品がトレンドになっていると分析。AN-SX7は、前述の分類のうち「没入派」に向けた製品であるとした。
なお、従来モデルAN-SS1には、4月20日より新たに女性ユーザーを主眼においたカラーバリエーション「ミントグリーン」「ローズゴールド」の2色が追加される。オープン価格だが、1万4,000円前後の実売を想定するとのこと。
昨年11月に発売された「AN-SS1」(関連ニュース)に続く首掛け型のBluetoothスピーカー。耳元の比較的大きな音量で映画や音楽などを楽しむ、という使用環境を想定しており、内蔵した独自機構 “ACOUSTIC VIBRATION SYSTEM” を大きな特徴としている。
ACOUSTIC VIBRATION SYSTEMはバスレフ型とパッシブラジエータ型の原理を組み合わせたという機構で、低音増幅用のバスレフダクトと、それを包むように配置された蛇腹、重りで構成。バスレフダクトがスピーカーからの低音を増幅し、それに合わせて振動ユニットが伸縮、人体が体感しやすい周波数60Hz前後の振動を作り出す仕組みとなっている。
音が前方に定位するよう、スピーカーユニットは本体両端に配置。また、本体/付属の送信機ともに低遅延かつ音質劣化の少ないBluetoothコーデックのaptX LL(Low Latency)に対応する。バッテリーは約13.5時間の連続再生が可能としている。
その他、「標準モード」、重低音を強調する「ダイナミックモード」、人の声にフォーカスした「ボイスモード」という3つのサウンドモードを搭載。本体側面のボタンを長押しすることで、視聴するコンテンツに合わせて切り替えることができる。
先日行われた製品発表会では、同社グローバルTVシステム事業本部 オーディオ事業部 新規オーディオ開発部の蓑田英徳課長がACOUSTIC VIBRATION SYSTEMについて解説。本機構は2013年の試作に端を発しており、その後2019年にいたるまで約6年間にわたる開発の末、製品化が実現したと経緯を語った。
また、同じく発表会に登壇した同事業部 商品企画部の片山修部長は製品のコンセプトを解説。従来モデル「AN-SS1」購入者から「高音質/大音量化」の要望が多数寄せられており、AN-SX7はそれを汲んだモデルであると話した。
同氏は昨年から急成長を続ける首掛けスピーカー市場において、映画や音楽などのコンテンツをじっくり楽しむ為に首掛けスピーカーを用いる「没入派」、家事など屋内作業のお供として首掛けスピーカーを装着する「ながら派」という2通りのユーザーが存在し、それぞれに合わせた製品がトレンドになっていると分析。AN-SX7は、前述の分類のうち「没入派」に向けた製品であるとした。
なお、従来モデルAN-SS1には、4月20日より新たに女性ユーザーを主眼においたカラーバリエーション「ミントグリーン」「ローズゴールド」の2色が追加される。オープン価格だが、1万4,000円前後の実売を想定するとのこと。