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三菱電機製

甲子園球場のLEDビジョンが約1.6倍に大型化、解像度も約4倍に

公開日 2019/03/04 18:04 編集部:風間雄介
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三菱電機(株)は、阪神甲子園球場のメインビジョンとバックネット裏のサブビジョンを刷新。3月9日に同球場で開催されるプロ野球オープン戦から運用を開始する。

同社のメインビジョンは長らく三菱電機の「オーロラビジョン」が使われているが、今回も同じ名称を採用している。

これまでメインビジョンは3面に分かれていたが、これを1面の大型スクリーンに変更。表示面積は約1.6倍、解像度は約4倍、コントラスト比は約1.5倍になった。メインビジョンの解像度は横3,720×縦1,040ピクセルとなる。表示素子にはピクセルピッチ8mm、水平方向の視野角150度のフルカラーLEDを採用している。

またバックネット裏のサブビジョンについても、球速表示部を従来比で約1.2倍、スコア表示部を従来比1.02倍に大型化した。

これまでの3面に分かれていたメインビジョン(左)と新しいメインビジョン(中)、新しいサブビジョン(右)

さらにメインビジョンとサブビジョン、そして観客席中段に設置されているライナービジョンとを連動させて表示する機能も搭載。これによって「球場全体を包むような一体感を演出」できるとしている。

消費電力を低減させたのも特徴で、従来比(同一面積比)で約75%抑え、スタジアムの省エネを実現したという。

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