フィルムに金属の超微細パターンを形成
大日本印刷、スマホ画面に貼る「アンテナ用フィルム」を開発。5Gスマホへの搭載に期待
大日本印刷は、スマホの画面に貼っても視認性を妨げない「アンテナ用超微細金属メッシュ配線フィルム」を開発した。
基材となる透明フィルムに金属(銅)の超微細パターンを形成したもの。線の幅を縦横各1μm以下とすることで、目視では確認できないため、ディスプレーに貼付しても画面の見え方を損なわずに、アンテナとして機能させることができるという。
また他の金属に比べてシート抵抗が低い銅を素材に用いることで、1μmの超微細な線幅においても、アンテナに適したシート抵抗を実現。現行のスマートフォンのアンテナと同等レベルの性能を実現したとする。
5Gに対応するスマートフォンでは、アンテナを格納するスペース確保が難しいという課題あるとのこと。同社では、スマートフォンメーカーなどに提供する計画があるとしている。
基材となる透明フィルムに金属(銅)の超微細パターンを形成したもの。線の幅を縦横各1μm以下とすることで、目視では確認できないため、ディスプレーに貼付しても画面の見え方を損なわずに、アンテナとして機能させることができるという。
また他の金属に比べてシート抵抗が低い銅を素材に用いることで、1μmの超微細な線幅においても、アンテナに適したシート抵抗を実現。現行のスマートフォンのアンテナと同等レベルの性能を実現したとする。
5Gに対応するスマートフォンでは、アンテナを格納するスペース確保が難しいという課題あるとのこと。同社では、スマートフォンメーカーなどに提供する計画があるとしている。