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フジヤカメラでは定期的な新製品投入の宿命を実感

「夏商戦をターゲットに需要喚起の施策が不可欠」(第一無線)、他 <販売店の声・売れ筋ランキング5月>

公開日 2019/07/01 10:18 Senka21編集部・竹内純
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各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。

■イベントが実売に直結する良い流れに手応え
「5月のゴールデンウイークには『浜松祭り』という大きなお祭りがありました。お祭り月間でお店も開催日に当たる3、4、5日は連休とさせてもらいました。連休明けの週末5月12日(日)には、ハーマンインターナショナルの『JBL&マークレビンソン試聴会』を開催しましたが、大変多くのお客様にご来店いただきました。JBLスピーカー『4312G』『L100 Classic』に実売も出ました。4月・5月に開催した試聴会イベントでは、多くの実売があり、とても良い傾向です。7月にはD&Mの主催で、デノンとマランツの製品の比較試聴やホームシアターの視聴体験など盛沢山の内容で2日間にわたって開催する大型イベントを予定しています。良い流れを活かして、お客様にも開催を大いにアピールしていきたいと思います」。 (Tsubaki Audio)

JBL「L100 Classic」

■夏商戦をターゲットに需要喚起の施策が不可欠
「ゴールデンウイーク前後から5月いっぱいにわたって来店客が減少傾向にあります。その反動もあってか、6月初旬からは少し増えてきていますが、お客様は購買意欲に乏しいようで、実際に販売に結びつくのは、夏のボーナス商戦までずれ込みそうな気配です。今のうちからイベントなどの企画を練って関心や購買意欲を高めることで、拡売に繋げていきます」。 (第一無線)

■GWは客足も途絶えたが、月末にようやく反動回復へ
「4月末からのゴールデンウイーク特別10連休は、客足もすっかり遠のいてしまい、まったく商売にならずに苦戦を強いられました。二度とやってほしくないですね。5月最終週になってやっと動きが出てきました。今後の動きを注視したいと思います」。 (テレオン)

■ソニー、キヤノン、ニコンが3強を形成
「5月のデジタルカメラ、交換レンズの売れ筋ランキングでは、ソニー、キヤノン、ニコンの3強が上位を占めました。その中でも、3強の牙城を打ち崩した高級コンパクトのリコー、ビデオカメラのGoPro、交換レンズのタムロンの活躍が目に付きました。その一方、パナソニック、オリンパスからベスト5入りがないのは寂しい限りです。話題の新製品は富士フイルムから発表になった1億画素ミラーレス『GFX100』。大変高価で、決して数量が売れる商品ではないのですが、現在、多数の受注をいただいています。画素数はもう十分だと言われて久しいですが、まだまだ画質への飽くなき追及は続いていきそうです」。 (ヨドバシカメラ)

■定期的な新製品投入が求められる宿命を実感
「ゴールデンウイーク以降、商品の動きが少ない1カ月となりました。新製品の登場やキャッシュバックキャンペーンをはじめとするメーカーの施策に売上げが左右される昨今です。そのような状況下、以前は売れ筋ランキングでは上位に名を連ねるのが常連と言ってよかったSIGMAのレンズが1本もランクインしないことに、時の移ろいの速さを感じます。と同時に、定期的に新製品を投入しなければならないメーカーの宿命をつくづくと感じさせる、5月の売れ筋ランキングとなりました」。 (フジヤカメラ)

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