NC耳栓やヒアラブルBTイヤホン4K動画配信など
<CES>コンプライ、AirPodsやEcho Buds用など日本未導入イヤーピース/その他会場で見つけたあんなものこんなもの
今年も米ラスベガスにて開催された国際見本市「CES2020」。本稿では、その会場で取材班が見かけた出展製品の数々を紹介する。
コンプライは、海外で展開中のイヤーピースラインナップを網羅的に展示。昨年、従来よりも高密度で滑らかな新フォーム素材を採用した完全ワイヤレスイヤホン向けモデル「TrueGrip」が日本国内でも取り扱いを開始したが、海外ではさらにダストフィルターを追加した「TrueGrip Pro」や、apple「AirPods」に取り付けることができる専用形状の「SoftCONNECT」といったモデルが販売されている。
日本でまだ取り扱いが開始されていない、Amazonの完全ワイヤレスイヤホン「Echo Buds」にも専用モデルを用意している。サイズごとに色分けされたコア(取り付け部の軸)、1つパッケージに2種類のサイズを同梱するなど(S/Mサイズ、M/Lサイズ)、従来モデルと違った新機軸が盛り込まれており、米Amazonでは2ペアが9.99ドル、3ペアが14.99ドルで販売されている。
同社では現在、Sony用、Jabra用、Jaybird用といったような、ブランド別モデルの拡充に力を入れているという。イヤーピース取り付け部が独特なアップル「AirPods Pro」用モデルも開発中とのことなので、装着感にもっと選択肢が欲しいと考えているAirPods Proユーザーは続報に注目だ。
フィンランドのQuietOnが出展したのは、“ノイズキャンセリング耳栓”の最新モデル「QuietOn Sleep」。充電機能付きの専用ケースをふくめ、見た目は完全ワイヤレスイヤホンのようだが、音楽を再生する機構はいっさい搭載していない純粋な耳栓だ。クラウドファンディングを行った後、昨年末から国外で一般販売を開始している。日本国内でも、3万円前後にて販売予定という。
約20時間連続して使用できるアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているため、耳を塞ぐだけでは低減しにくい、航空機のエンジン音のような低い周波数もカットできることが特徴。本体のボタンを押すことで、外音取り込みモードに切り替えることもできる。また、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べてもコンパクトな為、横向きに寝ても邪魔になりにくいのが強みとのことだ。
日本企業のfreecleからは、独自技術によるユニークな外音取り込み機能を搭載したBluetoothイヤホン「able aid」が出展された。4基のマイクにより外部の音を収集し、ノイズキャンセリングや外音取り込みを行うのだが、音の解析に独自のアルゴリズムを採用。周波数帯域だけでなく音の聴こえてくる方向まで特定し、「聴きたい音」を選択して強調できるのだという。同社はこの技術について、聴力が弱った方のサポートや、騒がしい場所でのミーティングなどビジネス用途での活用を想定しているそうだ。
今回展示していたネックバンド型の「able aid」は、今年3月より3万円前後で国内販売を開始する予定とのこと。ブース担当者はこれを皮切りに、メガネ型、完全ワイヤレス型といったバリエーションモデルにも繋げていきたいと語っていた。
コンプライは、海外で展開中のイヤーピースラインナップを網羅的に展示。昨年、従来よりも高密度で滑らかな新フォーム素材を採用した完全ワイヤレスイヤホン向けモデル「TrueGrip」が日本国内でも取り扱いを開始したが、海外ではさらにダストフィルターを追加した「TrueGrip Pro」や、apple「AirPods」に取り付けることができる専用形状の「SoftCONNECT」といったモデルが販売されている。
日本でまだ取り扱いが開始されていない、Amazonの完全ワイヤレスイヤホン「Echo Buds」にも専用モデルを用意している。サイズごとに色分けされたコア(取り付け部の軸)、1つパッケージに2種類のサイズを同梱するなど(S/Mサイズ、M/Lサイズ)、従来モデルと違った新機軸が盛り込まれており、米Amazonでは2ペアが9.99ドル、3ペアが14.99ドルで販売されている。
同社では現在、Sony用、Jabra用、Jaybird用といったような、ブランド別モデルの拡充に力を入れているという。イヤーピース取り付け部が独特なアップル「AirPods Pro」用モデルも開発中とのことなので、装着感にもっと選択肢が欲しいと考えているAirPods Proユーザーは続報に注目だ。
フィンランドのQuietOnが出展したのは、“ノイズキャンセリング耳栓”の最新モデル「QuietOn Sleep」。充電機能付きの専用ケースをふくめ、見た目は完全ワイヤレスイヤホンのようだが、音楽を再生する機構はいっさい搭載していない純粋な耳栓だ。クラウドファンディングを行った後、昨年末から国外で一般販売を開始している。日本国内でも、3万円前後にて販売予定という。
約20時間連続して使用できるアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているため、耳を塞ぐだけでは低減しにくい、航空機のエンジン音のような低い周波数もカットできることが特徴。本体のボタンを押すことで、外音取り込みモードに切り替えることもできる。また、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べてもコンパクトな為、横向きに寝ても邪魔になりにくいのが強みとのことだ。
日本企業のfreecleからは、独自技術によるユニークな外音取り込み機能を搭載したBluetoothイヤホン「able aid」が出展された。4基のマイクにより外部の音を収集し、ノイズキャンセリングや外音取り込みを行うのだが、音の解析に独自のアルゴリズムを採用。周波数帯域だけでなく音の聴こえてくる方向まで特定し、「聴きたい音」を選択して強調できるのだという。同社はこの技術について、聴力が弱った方のサポートや、騒がしい場所でのミーティングなどビジネス用途での活用を想定しているそうだ。
今回展示していたネックバンド型の「able aid」は、今年3月より3万円前後で国内販売を開始する予定とのこと。ブース担当者はこれを皮切りに、メガネ型、完全ワイヤレス型といったバリエーションモデルにも繋げていきたいと語っていた。