Mac/iPhone間などの複数ペアリングも可能に
アップル「AirPods Pro」でアトモスなど「空間オーディオ」対応。頭に合わせて音も動く
アップルは、「WWDC20」のキーノートスピーチにおいて、同社の完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」の新たなファームウェアを提供し、機能を大幅に強化することを発表した。
AirPods Proのファームウェア担当シニアエンジニアのMary-Ann Ionascu氏は、新機能として、AirPods Proを「Spatial Audio」に対応させると述べた。
Spatial Audioは直訳すると「空間的なオーディオ」。いわゆるサラウンド音声だ。5.1chサラウンド、7.1chサラウンド、そしてドルビーアトモスに対応すると発表した。
ただ単にこれらのサラウンド音声を再生できるだけでなく、AirPods Pro内の加速度センサーとジャイロセンサーなどを利用して、頭の動きをトラッキング。それにあわせて音の出方を自動的にコントロールする。
具体的には、音場を再度マッピング。頭が動いても、音像が聞こえる方向を一定に保つようにした。
また新ファームウェアでは、iPhoneやiPad、Macでの複数ペアリングも可能にした。これまでは一回一回ペアリングし直す必要があったが、新ファームでは複数デバイスの音をかんたんに、あるいは自動的に切り替え、AirPods Proで再生できるようになる。
これによって、Macで会議中に電話が来たら、自動的にiPhoneからの音声をAirPods Proで聞く、といった使い方が可能になる。
AirPods Proのファームウェア担当シニアエンジニアのMary-Ann Ionascu氏は、新機能として、AirPods Proを「Spatial Audio」に対応させると述べた。
Spatial Audioは直訳すると「空間的なオーディオ」。いわゆるサラウンド音声だ。5.1chサラウンド、7.1chサラウンド、そしてドルビーアトモスに対応すると発表した。
ただ単にこれらのサラウンド音声を再生できるだけでなく、AirPods Pro内の加速度センサーとジャイロセンサーなどを利用して、頭の動きをトラッキング。それにあわせて音の出方を自動的にコントロールする。
具体的には、音場を再度マッピング。頭が動いても、音像が聞こえる方向を一定に保つようにした。
また新ファームウェアでは、iPhoneやiPad、Macでの複数ペアリングも可能にした。これまでは一回一回ペアリングし直す必要があったが、新ファームでは複数デバイスの音をかんたんに、あるいは自動的に切り替え、AirPods Proで再生できるようになる。
これによって、Macで会議中に電話が来たら、自動的にiPhoneからの音声をAirPods Proで聞く、といった使い方が可能になる。