HOME > ニュース > スタジオからラジカセまで様々な音響をシミュレートできるシステム「Steven Slate Audio VSX」

専用ヘッドホンとプラグインソフトウェアのシステム

スタジオからラジカセまで様々な音響をシミュレートできるシステム「Steven Slate Audio VSX」

公開日 2020/10/02 14:30 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
宮地商会M.I.D.は、同社が取り扱う業務用オーディオ機器ブランドSteven Slate Audio(旧ブランド名:SLATE AUDIO)から、専用ヘッドホンとソフトウェアを組み合わせ様々なリスニング環境を再現できるというモニタリングシステム「VSX」を10月2日より発売する。価格は54,000円(税抜)。

「VSX」ヘッドホン

専用ヘッドホンは、軽量のベリリウムドライバーとカスタムアナログチューン回路、さらに空気圧を利用した特許技術「Acoustically Ported Subsonics」によりフラットかつリニアなバランスで、ヘッドホンで再現可能な限界までローエンドを実現。ヘッドホン単体でも、通常では聴こえないようなミックスの一部のサウンドなどを体験できるとしている。

ベリリウムドライバーや特許技術により、ヘッドホン単体でフラットかつリニアなサウンド、ローエンドの拡張を実現しているという

ソフトウェアはバイノーラル知覚モデリングに基いて設計され、ワールドクラスのミキシングスタジオからカーオーディオまで様々な音響特性をシミュレート可能。ラジカセや著名なヘッドホンのサウンドも再現し、ミキシング/マスタリングを行えるとのことだ。

ソフトウェアとヘッドホンを組み合わせ、有名スタジオやカーオーディオ等さまざまな音響を再現できる

なお、ソフトウェアは単独では動作せず、音楽制作ソフト等に読み込ませるプラグイン形式で、VST/AAX Native/AUフォーマットに対応する。

また、初回限定の「Founders Edition」のみ、ヘッドホンに特別なロゴが刻印される。

ヘッドホンの性能は、再生周波数が20Hz〜20kHz、インピーダンスは37Ω。ケーブルは長さ2mで着脱に対応する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE