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解像度はフルHDの2倍

ケンウッド、360度ドライブレコーダー「DRV-CW560」。無線LAN搭載、スマホでストリーミング再生も

公開日 2020/10/27 13:28 編集部:川田菜月
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JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより360度撮影対応ドライブレコーダー「DRV-CW560」を11月下旬から発売する。価格はオープンだが、税抜33,000円前後での実売が想定される。

「DRV-CW560」

同社製の360度全方位録画対応ドライブレコーダーの第2弾モデル。単眼360度ドライブレコーダーの常時録画の記録解像度としては業界最高という、解像度2,160×2,160での360度映像録画が可能で、前方・後方・左右に加えて垂直方向は約210度まで対応。あおり運転や追突、側面からの幅寄せなどの広範囲な映像も高精細に記録できるとしている。

高感度なソニー製の1/2.8型 約840万画素CMOSセンサー「STARVIS」センサーを搭載。さらにF1.8の明るいレンズを採用することで、夜間やトンネルなどの暗いシーンにも対応できる。また、明暗差が激しい環境下で起きやすい白飛びや黒つぶれを抑制する「WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能」を搭載。フレームレートは27fpsで、LED信号機の無点灯記録を防止する。

無線LAN機能を搭載しており、録画映像をスマートフォンに転送して確認可能。ストリーミング再生や必要な動画ファイルを選んで転送することができる。また、スマホの専用アプリ「Street Tracker Mobile」では、画角が異なる5種類のビューモード「ラウンド」「パノラマ」「2分割」「4分割」「切り出し」が選択でき、その場で様々な角度から必要な映像確認が行える。

録画機能は、エンジンON/OFFに連動して自動録画する「常時録画」、必要に応じてボタンを押して常時録画とは別のフォルダにデータ保存できる「手動録画」、内蔵の3軸Gセンターにより突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると、常時録画とは別フォルダで自動録画する「イベント記録」を搭載している。

さらに、別売の車載電源ケーブル「JVC CU-BC100」と組み合わせた駐車監視録画にも対応し、最長約10時間の記録が可能。駐車中の衝撃や動体の検知にも対応し、検知前の5秒間と検知後の25秒間の計30秒間の録画が行える。さらにタイムラプス録画も行える。

GPSに加えて、グロナス、みちびきにも対応した測位衛星受信ユニットを搭載。自車位置を記録してアプリ・ビューアーソフトで走行記録の確認ができる。地デジやラジオへのノイズ干渉を抑える「地デジ干渉対策」や、日本語音声による警告やお知らせ案内、車両電源アクシデントからファイル破損を防ぐバックアップ電源「スーパーキャパシター」なども搭載する。

Windows/Mac用のビューアーソフト「KENWOOD STREET TRACKER」に対応。記録用の32GB microSDHCカードを付属する。

録画フォーマットはMOV(H.264+LPCM)。外形寸法は61W×74H×81mmm(マウント部含む)、質量は137g(microSDHCカード/マウント部含む、ケーブルは含まず)。なお本機は、一律4万円の補償金が支払われる交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度に対応している。

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