ラインナップ拡充予定
Anker、フルHD/HDRプロジェクター「Nebula Solar」など発表。「Cosmos Max」一般販売もスタート
アンカー・ジャパンは、同社プロジェクターブランド「Nebula」において、ラインナップの強化を発表。ホームプロジェクター「Vega Portable」「Solar」を2021年初旬、上位モデル「Cosmos Max」「Cosmos」を11月20日に発売する。
Vega PortableとSolarは、フルHDとHDR10に対応するAndroid TV 9.0対応のスマートプロジェクター。Vega Portableが79,800円(税込)、Solarが69,800円(税込)での販売を予定する。
2機種の基本的な仕様は同様だが、バッテリー搭載の有無、輝度、スピーカーの出力の3つが大きく異なる。バッテリーはVega Portableのみが搭載し、約3時間の再生が可能。画面輝度はVega Portableが500ANSIルーメン、Solarが400ANSIルーメンとなる。
スピーカーにはScan-Speak製のユニットを2基搭載し、総合出力はVega Portableが8W、Solarが6W。どちらもDolby Digital Plusを搭載する。
コントラスト比は1000:1で、スローレシオは1.2。3.18mの距離で最大120インチの投影が行える。オートフォーカスを備え、垂直方向の自動台形補正に対応する。水平方向の台形補正は手動となる。
外形寸法はどちらも約192×192×59mmで、質量はVega Portableが約1.4kg、Solarが約1.0kg。本体の裏側にはフラップを搭載し、投影角度の調節にも対応する。
また、昨年クラウドファンディングが行われた同社上位モデル「Cosmos Max」「Cosmos」の一般販売が11月20日からスタート。価格はCosmos Maxが179,980円(税込)、Cosmosが79,980円(税込)となる。
Cosmos Maxは4K/HDR10に対応するハイエンドモデルで、CosmosはフルHD/HDR10に対応するモデル。両機種ともOSにはAndroid TV 9.0を搭載し、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどのアプリを楽しめる。
Cosmos Maxの輝度は1500ANSIルーメンで最大150インチ(@3.98m)の投影に対応。Cosmosは900ANSIルーメンとなり、最大120インチ(@3.18m)の投影が行える。コントラスト比はどちらも1000:1で、オートフォーカスと垂直方向の自動台形補正、水平方向の手動台形補正に対応する。
サウンド面ではScan-Speak製の10Wユニットを採用し、Cosmos Maxには4基、Cosmosには2基内蔵している。どちらもDolby Digital Plusをサポートするほか、Cosmos MaxではSound Dimensionによる3Dオーディオにも対応する。
ほかインターフェースはHDMI×2、USB-A×2、Bluetooth、Chromecast、AirPlay。外形寸法はCosmos Maxが約350×248×99mmで、Cosmosが約289×198×88mm。質量はCosmos Maxが約3.6kg、Cosmosが約2.0kgとなる。
■今後はラインナップを拡充。モバイルだけでなくホームプロジェクターも展開
アンカー・ジャパンはメディア向けに発表イベント「Nebula Touch & Try Event」を少人数制で実施。新製品を紹介したほか、今後の戦略についても説明が行われた。
プレゼンには同社取締役 COOの猿渡 歩氏が登壇し、Nebulaブランドは「豊かなエンターテインメントの提供」「家族や友人とシェアする時間の大切さ」を念頭に開発してきたと説明。スマートフォンで動画を見るだけでなく、Nebulaの大画面を使って家族でコンテンツを楽んでほしいという。
これを実現するために、映像/サウンドのクオリティやコンテンツの多彩さといった「良質なエンターテインメント」、そしてモビリティ/ユーザービリティ/デザインといった「どこでも使用可能なスマートデザイン」を、コアバリューとして定めているとのこと。
つまり映像だけではなく、「音質やコンテンツをしっかり楽しめる」「プロジェクターらしくないデザイン」といった要素も重視することで、「リビングやベッドサイド、アウトドアなど、様々な時間におけるエンターテインメントのシェアが実現できる」という。
また、コロナ禍によって自宅で過ごす時間が増えたことで、Nebulaシリーズの売上も伸長。「2018年にローンチしてから右肩上がり。映画館に行けない代わりに家でみたいという需要があり、売上が伸びている。現在ではスマートプロジェクター市場で7割のシェアを持っている」と猿渡氏は述べた。
ラインナップについては、これまではモバイル向けに提供してきたが、「一方でホームプロジェクターとしてより明るいもの、よりスペックが高いものも今後はローンチする」という。加えて「Astro」のような低価格モデルも拡充することで、より多彩なニーズに対応する構えだ。
そのほか、アイ・オー・データ機器との協業も発表。アイ・オー・データ機器の「録画テレビチューナー」と組み合わせることで、Nebulaのプロジェクターでテレビ視聴が可能になるという。この機能により、「(Nebulaのプロジェクターが)テレビを代替するようなデバイスになるのでは」と猿渡氏は自信を見せた。
Vega PortableとSolarは、フルHDとHDR10に対応するAndroid TV 9.0対応のスマートプロジェクター。Vega Portableが79,800円(税込)、Solarが69,800円(税込)での販売を予定する。
2機種の基本的な仕様は同様だが、バッテリー搭載の有無、輝度、スピーカーの出力の3つが大きく異なる。バッテリーはVega Portableのみが搭載し、約3時間の再生が可能。画面輝度はVega Portableが500ANSIルーメン、Solarが400ANSIルーメンとなる。
スピーカーにはScan-Speak製のユニットを2基搭載し、総合出力はVega Portableが8W、Solarが6W。どちらもDolby Digital Plusを搭載する。
コントラスト比は1000:1で、スローレシオは1.2。3.18mの距離で最大120インチの投影が行える。オートフォーカスを備え、垂直方向の自動台形補正に対応する。水平方向の台形補正は手動となる。
外形寸法はどちらも約192×192×59mmで、質量はVega Portableが約1.4kg、Solarが約1.0kg。本体の裏側にはフラップを搭載し、投影角度の調節にも対応する。
また、昨年クラウドファンディングが行われた同社上位モデル「Cosmos Max」「Cosmos」の一般販売が11月20日からスタート。価格はCosmos Maxが179,980円(税込)、Cosmosが79,980円(税込)となる。
Cosmos Maxは4K/HDR10に対応するハイエンドモデルで、CosmosはフルHD/HDR10に対応するモデル。両機種ともOSにはAndroid TV 9.0を搭載し、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどのアプリを楽しめる。
Cosmos Maxの輝度は1500ANSIルーメンで最大150インチ(@3.98m)の投影に対応。Cosmosは900ANSIルーメンとなり、最大120インチ(@3.18m)の投影が行える。コントラスト比はどちらも1000:1で、オートフォーカスと垂直方向の自動台形補正、水平方向の手動台形補正に対応する。
サウンド面ではScan-Speak製の10Wユニットを採用し、Cosmos Maxには4基、Cosmosには2基内蔵している。どちらもDolby Digital Plusをサポートするほか、Cosmos MaxではSound Dimensionによる3Dオーディオにも対応する。
ほかインターフェースはHDMI×2、USB-A×2、Bluetooth、Chromecast、AirPlay。外形寸法はCosmos Maxが約350×248×99mmで、Cosmosが約289×198×88mm。質量はCosmos Maxが約3.6kg、Cosmosが約2.0kgとなる。
■今後はラインナップを拡充。モバイルだけでなくホームプロジェクターも展開
アンカー・ジャパンはメディア向けに発表イベント「Nebula Touch & Try Event」を少人数制で実施。新製品を紹介したほか、今後の戦略についても説明が行われた。
プレゼンには同社取締役 COOの猿渡 歩氏が登壇し、Nebulaブランドは「豊かなエンターテインメントの提供」「家族や友人とシェアする時間の大切さ」を念頭に開発してきたと説明。スマートフォンで動画を見るだけでなく、Nebulaの大画面を使って家族でコンテンツを楽んでほしいという。
これを実現するために、映像/サウンドのクオリティやコンテンツの多彩さといった「良質なエンターテインメント」、そしてモビリティ/ユーザービリティ/デザインといった「どこでも使用可能なスマートデザイン」を、コアバリューとして定めているとのこと。
つまり映像だけではなく、「音質やコンテンツをしっかり楽しめる」「プロジェクターらしくないデザイン」といった要素も重視することで、「リビングやベッドサイド、アウトドアなど、様々な時間におけるエンターテインメントのシェアが実現できる」という。
また、コロナ禍によって自宅で過ごす時間が増えたことで、Nebulaシリーズの売上も伸長。「2018年にローンチしてから右肩上がり。映画館に行けない代わりに家でみたいという需要があり、売上が伸びている。現在ではスマートプロジェクター市場で7割のシェアを持っている」と猿渡氏は述べた。
ラインナップについては、これまではモバイル向けに提供してきたが、「一方でホームプロジェクターとしてより明るいもの、よりスペックが高いものも今後はローンチする」という。加えて「Astro」のような低価格モデルも拡充することで、より多彩なニーズに対応する構えだ。
そのほか、アイ・オー・データ機器との協業も発表。アイ・オー・データ機器の「録画テレビチューナー」と組み合わせることで、Nebulaのプロジェクターでテレビ視聴が可能になるという。この機能により、「(Nebulaのプロジェクターが)テレビを代替するようなデバイスになるのでは」と猿渡氏は自信を見せた。