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Audio Control社の2chライン出力コンバーターも

Micro-Precision、カーオーディオ用ハイエンドモノラルアンプ「7-Series MONO Amplifier」

公開日 2021/02/03 17:32 編集部:小野佳希
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イース・コーポレーションは、 独Micro-Precisionのカーオーディオ用モノラルアンプ「7-Series MONO Amplifier」と、米Audio Controlの2chライン出力コンバーター「LC1i」「LC2i PRO」を発売した。

価格は「7-Series MONO Amplifier」が64万円(ペア・税抜)で、「LC1i」が22,000円(税抜)、「LC2i PRO」が37,000円(税抜)。

7-Series MONO Amplifier

LC1i/LC2i PRO

Micro-Precision「7-Series MONO Amplifier」

マルチアンプシステムにおけるハイレゾ音源の再現性を追求し、徹底的に音質にこだわった設計を採用したとアピールするモデル。フルディスクリート構成のアナログAB級回路には、Power Stage(電源部)とAudio Stage(オーディオ部)の基板を分離させたデュアルボードデザインを採用し、磁束漏れや外来ノイズの影響を低減させるなどしている。

Power Stageは、コレクタエミッタ間飽和電圧VCE(sat)が非常に低いというSanken社製ファイナルトランジスタを備えた3段ダーリントン構成。Audio Stage基板には金メッキを施した100μm厚の銅箔を使用し、回路素子にはMundorf社の4700µFのキャパシタを2基、Nichicon社製Museオーディオ用キャパシタ、Sanken社製ドライバトランジスタなど高品位なピュアオーディオ用音響パーツを多数投入している。

そして、音質劣化を無くすため、信号経路にはポテンショメータを設けず、入力レベルはサイドパネルにある金属抵抗分割器を備えたDIPスイッチセレクターを使用。16通りのパターンから調整できる。

スピーカー出力端子には精密設計されたというハイエンドグレードのバナナプラグを標準装備。RCA入力端子とともに高純度24金メッキ仕上げを施している。また、筐体は厚さ15mmのボトムプレートと厚さ10mmのサイドプレートを備え、これにより放熱効果が高いため発熱量も非常に低く、長時間でも安定したドライブを実現するという。

Audio Control「LC1i」「LC2i PRO」

「LC1i」は、ラインドライバー機能を備えた2chライン出力コンバーター。最大400Wまで対応可能なハイレベル(スピーカー出力)とローレベル(RCA出力)入力の両方に対応しており、ラインドライバー機能によりプリアウト電圧を最大13Vまで昇圧することができる。3段階のインピーダンス切替(ロードセレクト機能)やトリガーモード切替機能、グラウンドアイソレーション機能なども搭載している。

「LC2i PRO」は、2chのハイレベル(スピーカー出力)をMain OutputとBass Output、2系統のプリアウトに変換できるモデル。純正システムで失われた低域情報を再合成し復元させるという特許技術「AccuBASS機能」を搭載している。

リモートレベルコントローラー「ACR-1」を標準装備し、手元でサブウーファー出力を好みのレベルに調整可能。その他「LC1i」同様にロードセレクト機能やトリガーモード切替機能、グラウンドアイソレーション機能、ラインドライバー機能も搭載している。

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