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アップグレードケーブル2種も発売

Rhapsodio、6BAフラグシップイヤホン「Infinity mk2」。ドライバーをコイルで包み駆動力アップ

公開日 2021/02/12 20:00 編集部:成藤 正宣
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宮地商会M.I.Dは、同社取り扱いブランドRhapsodioから、イヤホンの新フラグシップモデル「Infinity mk2」、およびアップグレードケーブル「Evolution Silver」「Evolution Copper」を発売する。

いずれも価格はオープンだが、Infinity mk2が360,000円前後、Evolution Silverが300,000円前後、Evolution Copperが200,000円前後での実売が想定される。

「Infinity mk2」

Infinity mk2は、「ダイナミックドライバーの生み出す低域、BAドライバーのような繊細なボーカル、ESSドライバーの様な高域の拡がりを併せ持ったサウンドを追及」したというモデル。

片側あたり20基のBAドライバーを搭載していた従来モデル「Infinity」に対し、本モデルでは片側6基のBAドライバーと独自技術「C.T.T.(Coil Turbo Technology)」を搭載。BAドライバーの構成は、フルレンジ2基/低域2基/中高域1基/超高域1基となる。

独自技術C.T.T.は、フルレンジ/中高域/超高域の4基のドライバーを銅製コイルで包み込むことで、ノイズ低減と各ドライバーの駆動力向上を行うというもの。コイルが生み出す磁界が、まるで自動車のターボチャージャーのようにドライバーへさらなるエネルギーを与え、より高い解像度を実現したという。

これにより、「Hi-Fiなのにウォーム、滑らかなのに精密という絶妙なサウンド、まるで演奏の中心で聴いているかのような、3D音場」が堪能できるとのこと。

ケーブルは2pin端子による着脱に対応し、同ブランドのハイブリッドケーブル「RSD Hybrid cable」が付属。ほか、シリコンイヤーチップ6ペア、レザータイ、ロゴ入りレザーケース、木製ケース等が同梱する。

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは12.5Ω、感度は109dB±3dB(1kHz)。質量は片側約8g。

ケーブルのEvolution Silver/Copperは、Infinity mk2をはじめブランドの多ドライバーイヤホンの音質を最大限引き出すため、ブランド代表Sammy Mak氏がこだわりの部材で作り上げたというモデル。

「Evolution Silver」

「Evolution Copper」

プラス/マイナス/グラウンドそれぞれ異なる線材を組み合わせることでクオリティーを格段に向上させ、またメディカルグレードPVCのシールドにより取り回しや耐久性も高めているという。

Evolution Silverはプラス極側に0.08mmの単結晶銀線を70本、マイナス極側に0.08mmの単結晶銀線を96本、グラウンドに0.06mmの古河電工PCUHD線を192本採用。明瞭でキレが良く、立ち上がりの速いサウンドで、「シルバーらしい高音域の繊細さと拡がりの豊かさに加えて、中-低音域のタイトなレスポンスを堪能できる」としている。

Evolution Copperはプラス極側に0.05mmの超高純度OCC線を200本、マイナス極側に0.06mmの超高純度OCC線を140本、グラウンドに0.06mmの古河電工PCUHD線を192本採用。包み込むような音場、パワフルな音圧感と解像度などを備え、「芯のあるクリアなボーカルと、中低域の質を重視したい方」に最適だとしている。

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