フィリップス、1DD+2BAハイブリッドのハイエンドイヤホン「Fidelio S3」

TPビジョンは、フィリップスのハイエンドイヤホン“Fidelio”（フィデリオ）シリーズ新モデルとして、1ダイナミック+2BAドライバーのハイブリッド構造を採用した「Fidelio S3」を5月28日より発売する。オープン価格だが税込39,600円前後での実売が予想される。

また、完全ワイヤレスイヤホン「TAT3265」に新色のピンクを追加することもあわせて発表。こちらもオープン価格だが税込13,860円前後での実売が予想される。

「Fidelio S3」は、6mm径のダイナミックドライバー1基と、2基のバランスドアーマチュアドライバーによるハイブリッド構造を採用した、セミクローズドタイプのイヤホン。「ダイナミックドライバーがタイトでインパクトのある低音を、デュアルバランスドアーマチュアドライバーが、バランスのとれたミッドレンジと極めて繊細な高域を再現する」とアピールしている。

また、独自形状のオーバルアコースティックチューブを採用することに加え、3サイズのComply低反発フォームのイヤーチップカバーを同梱。これにより高い密閉性を確保した。

リケーブルにも対応し、端子形状はMMCXを採用。付属ケーブルにはスマートフォンでの通話などに対応するインラインリモコンとマイクが備わっている。ケーブル長は1.3m。

再生周波数帯域は5Hz～40kHzでハイレゾ領域の再生にも対応。インピーダンスは16Ωで、感度は107dB/mW。

ハウジングは金属製で光沢仕上げを施し、エンボス加工されたFidelioロゴを付けている。

完全ワイヤレスイヤホン「TAT3265」は、SBC/AAC/aptXコーデックに対応し、IPX4相当の防滴性能も備えるモデル。従来のブラック、ホワイトに今回のピンクを加えた3色展開になった。ブラックが「TAT3265BK」、ホワイトが「TAT3265WT」、ピンクは「TAT3265PK」の型番で展開する。