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「Xドライバー」を新たに装備

GRADO、開放型ヘッドホン“Referenceシリーズ” 7年ぶりのリニューアル機「RS1x/2x」

公開日 2021/12/03 00:00 編集部:松永達矢
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ナイコムは、同社が取り扱うGRADOブランドより、オープン型ヘッドホン「Reference(リファレンス)シリーズ」のリニューアルモデルとして「RS1x」「RS2x」を本日12月3日より発売する。それぞれ3.5mmプラグ仕様と4Pin XLRバランス仕様を用意。ラインナップと価格(すべて税込)は下記のとおり。

「RS1x」

RS1x:96,000円
RS1x Balanced:117,590円
RS2x:71,390円
RS2x Balanced:92,290円

2014年発売の「The e series」から7年ぶりのリニューアルが果たされる格好。それぞれボイスコイルを軽量化し、高効率なドライバー駆動を実現する「Xドライバー」を新たに装備。優れたトランジェント特性を獲得したとするほか、磁力の向上と振動板の最適化によって、全ての帯域でリニアリティに優れた高音質再生を実現するという。

50mm口径のXドライバーを搭載するRS1xは、同社ヘッドホンで初めてメープル、ヘンプ、ココボロ材からなる3種の木材を組み合わせたトライウッド・ハウジングを採用。メープル材が主要な働きを担い、ヘンプ材がトップエンドとローエンドを滑らかにし、ココボロ材が更なるパンチを加えると、同社はその構成について説明する。

3種の木材を使用する「トライウッド・ハウジング」を採用

周波数特性は12Hz - 30kHz、インピーダンスは38Ω、感度は99.8/mW、チャンネルバランスは0.05dB。本体質量は220g(ケーブル含まず)。付属ケーブル長は約1.7m。

44mm口径のXドライバーを搭載するRS2xは、スピード感とトレブルの表現に優れるというメープル材と、重厚感とバランスのとれたサウンドを提供するヘンプ材といった異なる特性の木材を組み合わせたハウジングを採用。「繊細ながら表情豊かなフルボディのサウンドを実現する」とアピールする。

「RS2x」

メープル材とヘンプ材を用いたハウジングを装備する

周波数特性は14Hz - 28kHz、インピーダンスは38Ω、感度は99.8/mW、チャンネルバランスは0.05dB。本体質量は180g(ケーブル含まず)。付属ケーブル長は約1.8m。

2モデルともにスーパーアニール処理を施した新開発のOFCケーブルを採用。OFC線材に加熱処理を施すことで、残留応力を除去し機械的ストレスを抑制。伝送時のストレスの低減による高純度伝送を実現するという。

そのほか、ヘッドバンドには、装着感と耐久性の向上を果たしたホワイトスティッチ本皮素材を使用。組み立てはブルックリンの自社工場にて、こだわりのハンドメイド生産により、厳しい品質管理の上行われているとのこと。また、3.5mmモデルには共通して6.3mm標準プラグアダプターが付属品として用意される。

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