ロスレス対応に期待
次期「AirPods Pro」は今年秋に発売? 「AirPods Max」にも新色が準備中か【Gadget Gate】
アップルの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」の後継機、通称「AirPods Pro 2」は年内に登場するとの噂が何度か報じられてきた。それらの噂を裏付け、「2022年後半にリリースされる」との有力な観測が伝えられている。
この観測の発信源は、アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者だ。同氏はニュースレター「Power On」の最新号にて「秋の新型AirPods Proに注目です」と述べつつ、現行モデルは2019年秋に発売されており、一部のアーリーアダプターにとってはすでにバッテリーが消耗しているだろうと指摘している。「だからアップルも買い替え用の新モデルを準備中」と示唆しているようだ。
この「次期AirPods Proは2022年秋に発売」との予想は、他の有力な情報源とも一致しているものだ。特に有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、同機がロスレス音源の再生に対応し、充電ケースはユーザーが探しやすいように音が鳴らせるとの見通しを述べていた。
現在のAirPodsシリーズがロスレス再生に対応していないのは、転送に使うBluetoothの帯域の狭さがネックだと、アップル幹部らが仄めかしていたことがある。同社が独自規格を採用することは珍しくないだけに、Bluetoothをベースとしつつも、限界を突破する新技術に取り組んでいるのかもしれない。
さてGurman氏の話に戻ると、オーバーイヤー型ヘッドホン「AirPods Max」の新色が計画されているとのことだ。現在はスペースグレイ、シルバー、グリーン、ピンク、スカイブルーの5色だが、追加色が次期AirPods Proと同時期に出るかもしれないと示唆されている。
また「(AirPods Max全般の)価格が下がることを願っています」とも付け加えられているが、こちらは単なる願望なのか、それとも本当に値下げが検討されているのか、どちらかは不明だ。
AirPods Maxは最高級モデルの位置づけながら、他のAirPodsシリーズと同じくロスレス再生には非対応である。たとえ有線ケーブルであれ、いったんLightningドングルを経てアナログに変換された後に再デジタル化されるため、ソースと同じ音ではなくなるのだ。
もしも次期AirPods Proがロスレス再生できるのであれば、「AirPods Maxはできない」という事実がいっそう目立つことになる。技術的にできるかどうかは不明だが、アップルがソフトウェアアップデートにより対応することを期待したいところだ。
Source: Bloomberg
via: 9to5Mac
※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。
この観測の発信源は、アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者だ。同氏はニュースレター「Power On」の最新号にて「秋の新型AirPods Proに注目です」と述べつつ、現行モデルは2019年秋に発売されており、一部のアーリーアダプターにとってはすでにバッテリーが消耗しているだろうと指摘している。「だからアップルも買い替え用の新モデルを準備中」と示唆しているようだ。
この「次期AirPods Proは2022年秋に発売」との予想は、他の有力な情報源とも一致しているものだ。特に有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、同機がロスレス音源の再生に対応し、充電ケースはユーザーが探しやすいように音が鳴らせるとの見通しを述べていた。
現在のAirPodsシリーズがロスレス再生に対応していないのは、転送に使うBluetoothの帯域の狭さがネックだと、アップル幹部らが仄めかしていたことがある。同社が独自規格を採用することは珍しくないだけに、Bluetoothをベースとしつつも、限界を突破する新技術に取り組んでいるのかもしれない。
さてGurman氏の話に戻ると、オーバーイヤー型ヘッドホン「AirPods Max」の新色が計画されているとのことだ。現在はスペースグレイ、シルバー、グリーン、ピンク、スカイブルーの5色だが、追加色が次期AirPods Proと同時期に出るかもしれないと示唆されている。
また「(AirPods Max全般の)価格が下がることを願っています」とも付け加えられているが、こちらは単なる願望なのか、それとも本当に値下げが検討されているのか、どちらかは不明だ。
AirPods Maxは最高級モデルの位置づけながら、他のAirPodsシリーズと同じくロスレス再生には非対応である。たとえ有線ケーブルであれ、いったんLightningドングルを経てアナログに変換された後に再デジタル化されるため、ソースと同じ音ではなくなるのだ。
もしも次期AirPods Proがロスレス再生できるのであれば、「AirPods Maxはできない」という事実がいっそう目立つことになる。技術的にできるかどうかは不明だが、アップルがソフトウェアアップデートにより対応することを期待したいところだ。
Source: Bloomberg
via: 9to5Mac
※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。