HOME > ニュース > ARヘッドセット「Magic Leap 2」発表。日本では年内発売予定【Gadget Gate】

主に法人向け、3つのエディションを用意

ARヘッドセット「Magic Leap 2」発表。日本では年内発売予定【Gadget Gate】

公開日 2022/07/14 16:13 山本竜也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
米Magic Leapは、新型のARヘッドセット「Magic Leap 2」を発表した。法人利用を想定した製品で、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、サウジアラビアでは9月30日に発売予定。日本とシンガポールは2022年内の発売予定としている。

Image:Magic Leap

3つのエディションが用意され、専門家や開発者を対象とした「Base」は3,299ドルから、開発環境を含む「Developer Pro」は4,099ドルから、大規模エンタープライズ向けの「Enterprise」が4,999ドルからとなる。

ヘッドセット本体は小型で、スマートフォンやPCと接続せずスタンドアローンで利用できる。しかしヘッドセット単体では動作せず、身につけた「Compute Pack」と有線接続しておく必要がある。各種プロセッサーなどは、このCompute Packにまとめられている形だ。

Image:Magic Leap

ヘッドセットの視野角は、既存のARデバイスの中で最大だという対角70度。前モデル「Magic Leap 1」(日本ではドコモが販売)の対角50度から拡大した。解像度は片目あたり1,440×1,760ピクセルで、リフレッシュレートは120Hz。質量は260gとなり、前モデルの316gから大幅に軽量化されている。

CPUはAMDの「7nm Quad-core Zen2 X86 core」(8スレッド)で、動作クロックは最大3.92GHz。GPUはAMDの「GFX10.2」世代で、動作クロックは最大1.8GHzとなる。またストレージの容量は256GB。

このほか、3つのFoVワールドカメラ、深度カメラ、4つのアイトラッキングカメラ、3軸加速度センサー、2つの3軸磁力センサー、2つの高度計などを備える。バッテリーの駆動時間は連続使用で3.5時間、スリープモードでは7時間。

前モデルのMagic Leap 1は、発売開始から6か月で6,000台しか売れなかったという話も伝えられているが、その2倍近い価格となるMagic Leap 2がどれだけ売れるのかは未知数だ。

Source:Magic Leap

テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」のオリジナル記事を読む

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります