有線/無線の2機種
SteelSeries、ゲーミングヘッドセット 「Arctis Nova Proシリーズ」。「一線を画す音質」とアピール
SteelSeriesは、同社ゲーミングヘッドセットの新モデルとして、ドライバーユニットの刷新をはじめ従来モデルから様々な改良を図った“Arctis Nova Proシリーズ” 2モデルを、8月より順次発売する。各モデルの発売日と予想実売価格(税込)は以下の通り。
・ワイヤレスモデル「Arctis Nova Pro Wireless」:9月2日発売/56,070円前後
・ワイヤードモデル「Arctis Nova Pro」:8月5日発売/38,470円前後
本日、同社は製品発表会を開催し、CEOのエティシャン・ラバーニ氏、ヴァイスプレジデントのディクソン・リー氏が来日。また、スティールシリーズジャパンのカントリーマネージャー、石井靖人氏が新モデルの主な特徴について解説した。
石井氏によれば、本モデルにおいてはゲーミングヘッドセットユーザーから上がっていた様々な要望を洗い出し、「音質」「通話性」「装着性」「接続性」や、ワイヤレスモデルの「バッテリー持ち」といった課題それぞれに改善策を盛り込んだという。
音質面では、40mmドライバーユニットをはじめ、あらゆるコンポーネントを従来モデルから刷新。同時に、PC用オーディオソフトウェア「Sonar Audio Software Suite」(以下、Sonar)を用意した。“ゲーマー向けとしては世界初” を謳うプログレードのパラメトリックEQをはじめ、ミキサー機能、没入感あるサラウンド音声を再現する「360 Spatial Audio」などの多彩な機能を搭載しており、本ソフトウェアを併用することで「これまでのゲーミングヘッドセットとは一線を画す音質を体感できる」と石井氏は語った。
マイクは従来の “Arctisシリーズ” から引き続き双方向設計を採用しつつ、AIを活用したノイズキャンセリング技術を追加した「ClearCast Gen2マイク」を搭載。キーボードの打鍵音やPCファンの回転音といったノイズがより通話に混入しにくくなったという。AIノイズキャンセリングのオン/オフや強度は、前述のソフトウェアSonarから調節が可能。また、マイクを使用しない場合はハウジング内に収納することが可能だ。
装着性の面では、あらゆる頭部のサイズおよび形状で快適に装着できるとする「ComfortMAXシステム」を採用。高さ調節可能な回転式イヤーカップ、柔軟なテンションバンド、ピボットハンガー、耐久性のあるスチールバンドなどで構成される。
デザインについては、デンマークを代表するデザイナーであり、B&Oブランドの製品や北欧家具などを手掛けることで知られるヤコブ・ワグナー氏が監修。PVDコーティングを施したスティールやアルミニウムなどの高耐久素材を採用し、マットな金属感とスタイリッシュな雰囲気を生み出しつつ素材の風合いを生かしたミニマルなデザインに仕上げたとのこと。
PCやゲーム機とヘッドセットを中継するオーディオデバイスとして、ワイヤレスモデルには「Base Station」、ワイヤードモデルには「GameDAC Gen2」が同梱。どちらもUSB Type-Cポートを2基搭載しており、同時に2台の機器を接続し、ワンタッチで接続先を切り替えることができる。
ワイヤレスモデル独自の仕様として、ゲーマー向けに調整したというアクティブノイズキャンセレーション(ANC)を搭載。キーボード音やファン回転音などゲームへの没入の妨げとなる騒音を低減することができ、また電源ボタンを2度押しすれば外音取り込みモード(トランスペアレンシーモード)に切り替えることもできる。
ワイヤレス接続方式は低遅延の2.4GHz/Bluetoothの2方式に対応。加えて同時接続機能「Quantum 2.0 Wireless」も搭載しており、2.4GHz接続でPCのゲーム音を聴きつつ、Bluetooth接続でスマホのボイスチャットアプリで通話するといったことができる。
バッテリーは着脱式で、Base Stationに接続することで充電が可能。さらに、本体にはバッテリーが2つ同梱する。同社ではこれを「Infinity Power System」と名付けており、一方のバッテリーをBase Stationで充電しておき、電池切れの際に交換するというサイクルを繰り返すことで、充電切れを気にする必要がないとアピールしている。なお、バッテリー1本あたりの連続再生時間は最長約44時間(2.4GHz接続時)。
ワイヤードモデルは、3.5mm 4極プラグによるアナログ接続に対応。接続デバイスとなるGameDAC Gen2はDACチップとしてES9218PQを採用し、96kHz/24bitまでの再生に対応。第1世代 GameDACと比較してS/Nが78%向上しており、より明瞭なオーディオ再生が楽しめるとしている。
・ワイヤレスモデル「Arctis Nova Pro Wireless」:9月2日発売/56,070円前後
・ワイヤードモデル「Arctis Nova Pro」:8月5日発売/38,470円前後
本日、同社は製品発表会を開催し、CEOのエティシャン・ラバーニ氏、ヴァイスプレジデントのディクソン・リー氏が来日。また、スティールシリーズジャパンのカントリーマネージャー、石井靖人氏が新モデルの主な特徴について解説した。
石井氏によれば、本モデルにおいてはゲーミングヘッドセットユーザーから上がっていた様々な要望を洗い出し、「音質」「通話性」「装着性」「接続性」や、ワイヤレスモデルの「バッテリー持ち」といった課題それぞれに改善策を盛り込んだという。
音質面では、40mmドライバーユニットをはじめ、あらゆるコンポーネントを従来モデルから刷新。同時に、PC用オーディオソフトウェア「Sonar Audio Software Suite」(以下、Sonar)を用意した。“ゲーマー向けとしては世界初” を謳うプログレードのパラメトリックEQをはじめ、ミキサー機能、没入感あるサラウンド音声を再現する「360 Spatial Audio」などの多彩な機能を搭載しており、本ソフトウェアを併用することで「これまでのゲーミングヘッドセットとは一線を画す音質を体感できる」と石井氏は語った。
マイクは従来の “Arctisシリーズ” から引き続き双方向設計を採用しつつ、AIを活用したノイズキャンセリング技術を追加した「ClearCast Gen2マイク」を搭載。キーボードの打鍵音やPCファンの回転音といったノイズがより通話に混入しにくくなったという。AIノイズキャンセリングのオン/オフや強度は、前述のソフトウェアSonarから調節が可能。また、マイクを使用しない場合はハウジング内に収納することが可能だ。
装着性の面では、あらゆる頭部のサイズおよび形状で快適に装着できるとする「ComfortMAXシステム」を採用。高さ調節可能な回転式イヤーカップ、柔軟なテンションバンド、ピボットハンガー、耐久性のあるスチールバンドなどで構成される。
デザインについては、デンマークを代表するデザイナーであり、B&Oブランドの製品や北欧家具などを手掛けることで知られるヤコブ・ワグナー氏が監修。PVDコーティングを施したスティールやアルミニウムなどの高耐久素材を採用し、マットな金属感とスタイリッシュな雰囲気を生み出しつつ素材の風合いを生かしたミニマルなデザインに仕上げたとのこと。
PCやゲーム機とヘッドセットを中継するオーディオデバイスとして、ワイヤレスモデルには「Base Station」、ワイヤードモデルには「GameDAC Gen2」が同梱。どちらもUSB Type-Cポートを2基搭載しており、同時に2台の機器を接続し、ワンタッチで接続先を切り替えることができる。
ワイヤレスモデル独自の仕様として、ゲーマー向けに調整したというアクティブノイズキャンセレーション(ANC)を搭載。キーボード音やファン回転音などゲームへの没入の妨げとなる騒音を低減することができ、また電源ボタンを2度押しすれば外音取り込みモード(トランスペアレンシーモード)に切り替えることもできる。
ワイヤレス接続方式は低遅延の2.4GHz/Bluetoothの2方式に対応。加えて同時接続機能「Quantum 2.0 Wireless」も搭載しており、2.4GHz接続でPCのゲーム音を聴きつつ、Bluetooth接続でスマホのボイスチャットアプリで通話するといったことができる。
バッテリーは着脱式で、Base Stationに接続することで充電が可能。さらに、本体にはバッテリーが2つ同梱する。同社ではこれを「Infinity Power System」と名付けており、一方のバッテリーをBase Stationで充電しておき、電池切れの際に交換するというサイクルを繰り返すことで、充電切れを気にする必要がないとアピールしている。なお、バッテリー1本あたりの連続再生時間は最長約44時間(2.4GHz接続時)。
ワイヤードモデルは、3.5mm 4極プラグによるアナログ接続に対応。接続デバイスとなるGameDAC Gen2はDACチップとしてES9218PQを採用し、96kHz/24bitまでの再生に対応。第1世代 GameDACと比較してS/Nが78%向上しており、より明瞭なオーディオ再生が楽しめるとしている。