HOME > ニュース > ZMF headphones、バイオセルロースドライバー&新ダンピングシステム採用ヘッドホン「Atrium」

ゴシック様式の大聖堂に触発されたグリルデザイン

ZMF headphones、バイオセルロースドライバー&新ダンピングシステム採用ヘッドホン「Atrium」

公開日 2022/08/12 15:56 編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ブライトーンは、同社が取り扱うZMF headphonesの新ヘッドホン「Atrium(アトリウム)」を本日8月12日より発売する。Atrium STD/Atrium LTDの2タイプを用意しており、価格はSTDが462,000円で、LTDが488,400円(ともに税込)。

Atrium

新開発のバイオセルロースドライバーを搭載した開放型ヘッドホン。同社がこれまでに製造したヘッドホンで、グリルとカップの通気口の面積が最も広いモデルだという。

新ドライバーはTHDを低減するための素材構成と、開放型に最適化された周波数応答を特長としており、「バイオセルロースドライバーに本来備わっているダイナミックでパンチの効いた重量感ある音色に、リアリティある表現を加えることで、リスナーは音楽に完全に没頭できる」としている。

また、ドライバーの可動コイルの音響能力を最大化しつつ、適切な周波数応答を維持するべく「Atrium Damping System」を開発。

同社によれば、ヘッドホンのチューニングはドライバーと耳との距離など「距離の設定」が大部分を占めるという。本システムでは、各ドライバーに合わせたエアフローとダンピングシステムの最適化がしやすく、制振素材の配置調整により、システムの音響調整を極限まで突き詰めることができるとしている。

内部構造のイメージ

本モデルは「ZMFサウンド」をより高次元化させる方向に調整されており、ブランドとしての新しいレベルのニュートラルを目指したとアピール。自然でクリア、開放的で、音楽の全てのジャンルで空間表現が適正に聴こえることを目指したとのこと。インピーダンスは300Ωで、感度は〜97dB/mW。

グリルのデザインはゴシック様式の大聖堂に組み込まれた音響的デザインに触発されたもので、機械加工の公差精度を高め、ラインナップで最も開放的なデザインになっているとしている。

グリルはゴシック様式の大聖堂よりインスパイア

イヤーパッドにはラムスキンを採用。ウッド素材はSTD/LTDともに定まってはおらず、LTDでは生産の都度、入手できる希少木材を採用。ともに適宜ウッドが変更されるため、使用ウッドについては都度問い合わせてほしいとのこと。

質量は450±20g。パッケージにはOFCケーブルやケース、ユニバースパッド、オーテールパッドが付属する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE