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MMCXとPentaconn Earの2種をラインナップ

intime、ハイブリッド型イヤホン「煌」「轟」「雅」のリニューアルモデル。筐体にチタン合金を採用

公開日 2022/12/15 17:24 編集部:伴 修二郎
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オーツェイドは、intimeのリケーブル対応ハイブリッド型イヤホンの新モデル「煌MarkII」「轟Mark II」「雅Mark II」の3モデルを2023年2月より発売する。いずれもMMCXとPentaconn Earの2種を揃える。ラインナップの詳細と価格は以下の通り(表記いずれも税込)。

写真左から「煌MarkII」「轟Mark II」「雅Mark II」

■「煌Mark II」
・Type-M(MMCX)25,300円
・Type-P(Pentaconn Ear)26,400円

■「轟Mark II」
・Type-M(MMCX)25,300円
・Type-P(Pentaconn Ear)26,400円

■「雅Mark II」
・Type-M(MMCX)26,400円
・Type-P(Pentaconn Ear)27,500円

オーツェイド社のセラミックトゥイーター技術を採用するハイブリッド型カナルイヤホンのリニューアルモデル。中高域の「煌」、重低音の「轟」、フラット特性の「雅」と各モデルの音響特性は踏襲しつつ、燕三条の匠の技術を生かした陽極酸化チタン合金により広いサウンドステージと音の分離感を実現。「こんな音が欲しかった」という方の期待に応える仕上がりとアピールする。

3モデル共通の仕様として、リケーブルコネクタが異なる2モデルを展開する。多くのユーザーに用いられているMMCXと、同社フラッグシップモデル「翔」にも採用する、接点抵抗が小さく電気信号のロスを低減するPentaconn Earを用意し、幅広いニーズに応える。

独自開発の積層型セラミックトゥイーター「第3世代VST2」は、低履歴特性と直線性に優れたPZT系圧電セラミック材料を積層したエレメントをベースに、変位量の大きなセラミック素子を新規に開発。一般可聴域を越える超高域の感度がさらに増大し、その倍音成分の豊富さから、より自然に近い音場の再生が可能になったという。

本体のフロント部にはチタン合金筐体を採用する。音響的な内部損失が極めて低く、軽量素材で知られるアルミニウムよりも縦弾性係数が大きいため、より高い周波数まで音を伝えることができる。セラミックトゥイーター「VST2」の持つ倍音成分も効率的に伝達し、より高い解像度を実現できる。

3モデルともチタン合金筐体を採用

着色には新潟県・燕三条の職人による陽極酸化技術を導入。チタン合金本来の機械的物性や耐候性、質感を失うことなく、色の剥がれや脱色を防ぎ、無機質なチタンの外観に審美性を付与したとアピールする。

TBI Audio System LLCの特許技術である第4世代HDSS技術も継続して採用。筐体の取り付け方法などの最適化により、聴き疲れの少ない音にintimeならではの抜けの良い音が加わった、絶妙なバランスの音質を実現したという。

ケーブルには同社オリジナルのハイブリッドケーブルを採用。MMCX用リケーブル用ケーブル「M奏」の芯材を採用し、HOT側にOFC+銀コート、COLD側にOFCを用いて優れた低域の解像度や臨場感、音の分離感を実現する。

イヤーピースには、オリジナルの新モデル「iSep01」4サイズ(S/MS/M/L)を標準同梱。同社イヤホンに標準搭載する「AET07」と基本形状は同様ながら、装着感をさらに向上。イヤーピースの傘部分のシリコン硬度を柔らかくすることで、広帯域にわたってイヤホンの本来持つ音をより忠実に再現するという。なお、本イヤーピースは明日12月16日より単体での一般販売も開始する。

「iSep01」

各モデルごとの特長は、「煌Mark II」は10mmグラフェンコートウーファーを搭載し、伝達速度の速さや超軽量・高剛性で偏振動を抑制した硬い振動板により超高域再生を実現する。

「煌MarkII」

この高域特性を活かしたチューニングにより、女性ボーカルの艶やかさやハイハットの音の伸びなど透き通った高域が特徴とアピールする。再生周波数帯域は25Hz - 50kHz、インピーダンスは22Ω、感度は97dB/mW。

「轟Mark II」は、現行モデル「轟」と同じく10mmチタンコートウーファーを採用。金属コートされた振動板らしい全域にわたる歯切れの良い音の立ち上がりを実現すると説明する。

「轟Mark II」

この歯切れの良さを活かして超低域の音に速度感を持たせることで、ロックやライブ音源などの沈み込むような低音を楽しめる。再生周波数帯域は10Hz - 40kHz、インピーダンスは22Ω、感度は103dB/mW。なお、本モデルのみオリジナル低反発型イヤーピース(Mサイズ)を付属する。

「雅Mark II」は、他の2モデルが高域や低域にフォーカスしたイヤホンであるのに対し、オールラウンドな音響特性を備えている。煌MarkIIと同じ10mmグラフェンコートウーファーを採用しながら、フラットなチューニングを施したことで、艶っぽいボーカルや全域の音を聴くクラシックなど幅広く音楽を楽しめるという。再生周波数帯域は20Hz - 45kHz、インピーダンスは22Ω、感度は100dB/mW。

「雅Mark II」

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