より多くのデータを原寸大表示
<CES>ソニー、裸眼で3D表示できる空間再現ディスプレイに27型プロトタイプ
ソニーは “Spatial Reality Display”(空間再現ディスプレイ)の27型プロトタイプをCES2023にて初公開した。
Spatial Reality Displayは、独自技術で高解像度かつ高画質な裸眼3Dを実現するディスプレイ。2020年10月に15.6型モデル「ELF-SR1」が発売されているが、今回発表されたプロトタイプではこれを大型化させることで、より表現が広がったとする。現時点では型番や価格などは未定だが、実際に商品化する前提で開発しているという。なお、ELF-SR1は予想実売価格50万円前後(発表時)だった。
ELF-SR1と同様に、画面上部のカメラからユーザーの左右の目を検知することで、裸眼での3Dを実現する仕組み。画面が大きくなることで、より多くのデータを原寸大表示できるようになる。たとえばビジネス用途ではプロダクトデザインのCADデータや医療用の画像などを、より実在感のある立体映像で再現できる。
一方で、ホークアイのライブスポーツデータから生成された多視点映像の視聴やバーチャルキャラクターによる新しいエンターテインメントのスタイルなどに向けても提供される。
CESのブースではデモコンテンツが用意され、ホークアイによるサッカーの観戦、CTスキャンした医療用の3Dデータ、3D化された渋谷のビル群、同社「WH-1000XM5」のCADデータ、3Dゲームのキャラクターなどが体験できるようになっていた。
Spatial Reality Displayは、独自技術で高解像度かつ高画質な裸眼3Dを実現するディスプレイ。2020年10月に15.6型モデル「ELF-SR1」が発売されているが、今回発表されたプロトタイプではこれを大型化させることで、より表現が広がったとする。現時点では型番や価格などは未定だが、実際に商品化する前提で開発しているという。なお、ELF-SR1は予想実売価格50万円前後(発表時)だった。
ELF-SR1と同様に、画面上部のカメラからユーザーの左右の目を検知することで、裸眼での3Dを実現する仕組み。画面が大きくなることで、より多くのデータを原寸大表示できるようになる。たとえばビジネス用途ではプロダクトデザインのCADデータや医療用の画像などを、より実在感のある立体映像で再現できる。
一方で、ホークアイのライブスポーツデータから生成された多視点映像の視聴やバーチャルキャラクターによる新しいエンターテインメントのスタイルなどに向けても提供される。
CESのブースではデモコンテンツが用意され、ホークアイによるサッカーの観戦、CTスキャンした医療用の3Dデータ、3D化された渋谷のビル群、同社「WH-1000XM5」のCADデータ、3Dゲームのキャラクターなどが体験できるようになっていた。