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Bluetooth LE Audio/LC3にも今後対応予定

EarFun、ハイブリッドANC/aptX Adaptive対応の完全ワイヤレス「Air Pro 3」

公開日 2023/01/10 12:35 編集部:伴 修二郎
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EarFun Technologyは、独自のハイブリッド型ANC(アクティブノイズキャンセリング)やaptX Adaptiveに対応する完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 3」を本日1月10日に発売した。価格は8,990円(税込)。

「EarFun Air Pro 3」

同社の完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 2」の後継機にあたる新モデル。新たにコーデック「aptX Adaptive」に対応し、ワイヤレスで24bit/96kHzのオーディオ伝送を実現。aptX Adaptive対応の再生機器と組み合わせることで、ハイレゾ相当の音質で再生できる。

後日公開予定のソフトウェア・アップデートにて、次世代Bluetoothオーディオ規格「Bluetooth LE Audio」およびコーデック「LC3」にも対応を予定。公開スケジュールについては、詳細が決まり次第アナウンスされる。

ハイブリッド型ANC機能の搭載に加えて、独自のANC技術「QuietSmart 2.0」を採用。ANC処理時にドライバーユニットと耳の間の音響特性を400回/秒以上のペースで感知、調整し、ノイズ低減レベルは前モデルの最大40dBから43dBに向上した。

独自のANC技術「QuietSmart 2.0」を採用

フィードフォワードマイクとボイスピックアップマイクの配置を最適化し、風を検知するとフィードフォワードマイクの感度を下げる新アルゴリズムを採用。これにより、風切り音の低減やANCの効果を向上し、トランスペアレントモード時の周囲の音の自然な響きやより深い没入感に貢献するという。

ドライバーは前モデルの10mm径チタンコート素材から、新たに11mm径ウール複合素材ダイナミック型ドライバーへと刷新。振動板の見直しと口径の拡大により、パワフルで豊かな低域と伸びやかな中高域、明瞭なボーカルを実現する。

ドライバー仕様も刷新!

Bluetooth SoCには、新たにQualcommの最新SoC「QCC3071」を搭載。左右の音声をそれぞれ独立して伝送する技術「TrueWireless Mirroring」もあいまって、音途切れを低減するとのこと。

通話専用マイクを左右に配置して音声の明瞭さを向上。新たにQualcommの音声ノイズキャンセリング「cVc 8.0」を採用することで、周囲のノイズを低減し、クリアで聞き取りやすい音声通話を実現する。

省電力性能も向上し、連続再生時間はANCオフ時でイヤホン単体が9時間、充電ケースと併用で最大45時間。約10分で2時間の再生が可能な急速充電やワイヤレス充電をサポートする。

連続再生時間も向上

新たに最大2台までのデバイスを同時接続し、必要に応じて切り替える「マルチポイント接続」に対応。音声信号到達のタイムラグがわずか55ミリ秒(0.055秒)の低遅延伝送を実現するゲームモードを装備する。

iOS/Android対応の専用アプリ「EarFun Audio」と連携することで、イコライザー(EQ)やタッチコントロールの設定など、操作方法のカスタマイズが行える。

Bluetoothバージョンは5.3、コーデックはaptX Adaptive/AAC/SBC/LC3(アップデートで対応予定)をサポート。IPX5規格の防水性能に準拠する。本体質量は片側5.2g。付属品として、充電用USB Type-Cケーブル、イヤーチップ(XS/S/M/L)、クリーニング用綿棒などを同梱する。

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