抜本的な構造改革にも着手
シャープの2022年度3Q決算、ディスプレイ需要の低迷などで減益。連結業績予想を下方修正
シャープは、2022年度第3四半期の連結決算業績の説明会を開催した。連結業績は、売上高が前年同期比4.9%増の7090億円となったものの、営業損益では21億円の赤字、経常損益が100億円の赤字、最終損益が175億円の赤字となった。
セグメント別では、ブランド事業のスマートライフで売上高は前年同期比4.2%増の1,118億円に。白物家電事業は、欧米の調理家電や国内の洗濯機などが大きく売上げを伸ばして増収に。プラズマクラスターネクストなどが好評の空気清浄機は国内で高いシェアを維持したものの、市況低迷のあおりを受けて前年同期を下回った。
8Kエコシステムでは、売上高が前年同期比3.3%増の1,538億円。ビジネスソリューション事業は、MFP事業が各地域で着実に伸長したほか、スマートオフィス事業やインフォメーションディスプレイが欧米を中心に売上を伸ばし、前年同期比10%超の増収に。テレビ事業は、アジア・米州で売上を伸ばしたものの、市況低迷の影響を受け、中国・欧州・日本で前年同期を下回り、減収となった。
ICTは、売上高が前年同期比マイナス4.0%の789億円に。通信事業は、スマートフォンのラインナップ展開や非スマートフォン商材を強化したことなどにより増収に。PC事業は、世界的な需要低迷の影響を受けて減収。国内のB2Gや教育向けPC、ソリューション関連の売上などは伸長した。
ディスプレイデバイスは、 売上高が前年同期比マイナス 1.8%の 2,178億円となった。大型液晶やPC・スマホ向けディスプレイの市況が厳しい中、車載向けパネルやPC/タブレット向けパネルなどは伸長したが、アプリケーション別では、スマートフォン向けパネルが減少した。
2022年度の連結業績予想については、前回予想公表時の想定を上回るディスプレイ需要の低迷や商品市況の悪化などを勘案し、下方修正した。2023年度の黒字化に向け、ディスプレイデバイスをはじめ、PC、通信、テレビなど各事業で抜本的な構造改革に取り組んでいるとし、現時点で合理的に算出可能な営業利益までが開示された。
セグメント別では、ブランド事業のスマートライフで売上高は前年同期比4.2%増の1,118億円に。白物家電事業は、欧米の調理家電や国内の洗濯機などが大きく売上げを伸ばして増収に。プラズマクラスターネクストなどが好評の空気清浄機は国内で高いシェアを維持したものの、市況低迷のあおりを受けて前年同期を下回った。
8Kエコシステムでは、売上高が前年同期比3.3%増の1,538億円。ビジネスソリューション事業は、MFP事業が各地域で着実に伸長したほか、スマートオフィス事業やインフォメーションディスプレイが欧米を中心に売上を伸ばし、前年同期比10%超の増収に。テレビ事業は、アジア・米州で売上を伸ばしたものの、市況低迷の影響を受け、中国・欧州・日本で前年同期を下回り、減収となった。
ICTは、売上高が前年同期比マイナス4.0%の789億円に。通信事業は、スマートフォンのラインナップ展開や非スマートフォン商材を強化したことなどにより増収に。PC事業は、世界的な需要低迷の影響を受けて減収。国内のB2Gや教育向けPC、ソリューション関連の売上などは伸長した。
ディスプレイデバイスは、 売上高が前年同期比マイナス 1.8%の 2,178億円となった。大型液晶やPC・スマホ向けディスプレイの市況が厳しい中、車載向けパネルやPC/タブレット向けパネルなどは伸長したが、アプリケーション別では、スマートフォン向けパネルが減少した。
2022年度の連結業績予想については、前回予想公表時の想定を上回るディスプレイ需要の低迷や商品市況の悪化などを勘案し、下方修正した。2023年度の黒字化に向け、ディスプレイデバイスをはじめ、PC、通信、テレビなど各事業で抜本的な構造改革に取り組んでいるとし、現時点で合理的に算出可能な営業利益までが開示された。