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9年連続でプラス成長

2022年の音楽配信売上、過去最高1,050億円を記録。88.4%がストリーミング

公開日 2023/03/07 12:33 編集部:平山洸太
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日本レコード協会は、2022年第4四半期(10月 - 12月)の音楽配信売上実績を発表。売上は前年同期比120%の283億円で、この結果、2022年の年間売上は対前年比117%の1,050億円となった。

音楽配信売上の推移

音楽配信売上は9年連続でプラス成長しており、1,000億円を突破したのは初めて。また成長率は5年連続で2桁増を記録している。

また音楽配信売上のうち、88.4%をストリーミングが占めており、残りの10.9%がダウンロード、0.7%がその他という割合。ストリーミングの売上は928億円で、これは前年比125%の伸長となっている。

音楽配信売上の区分別シェア

なお、2022年の音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオの合計)の生産金額は2,023億円で、音楽配信売上と合計すると3,074億円(対前年比109%)となる。音楽ソフトと音楽配信の比率は66:34で、配信がシェアを拡大している状況だ。

音楽ソフトと配信の合計

2022年の年間の音楽配信売上金額(カッコ内は前年比)における、ダウンロードとストリーミングごとの内訳は以下の通り。

ダウンロード
シングルトラック:70億1,900万円(78%)
アルバム:43億5,000万円(87%)
音楽ビデオ:7,700万円(70%)
ダウンロード計:114億4,600万円(81%)

ストリーミング
サブスクリプション/音楽:756億2,000万円(119%)
サブスクリプション/音楽ビデオ:46億2,200万円(160%)
広告収入/音楽:59億9,000万円(229%)
広告収入/音楽ビデオ:65億7,000万円(129%)
ストリーミング計:928億300万円(125%)
その他:7億6,900万円

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