坂本龍一作品上映のオープニングイベントも
109シネマズプレミアム新宿、全席プレミアムシートや新宿エリア初のSCREEN Xなど施設詳細が明らかに
株式会社東急レクリエーションは、4月14日(金)開業予定の東急歌舞伎町タワー内にオープンする「109シネマズプレミアム新宿」の最速先行体験会をメディア向けに開催。座席・施設情報の公開やオープニング上映イベントの実施が発表された。
109シネマズプレミアム新宿は“109シネマズ”の新ブランドとして展開するシネマコンプレックスの新業態。東急歌舞伎町タワーの9F・10F内に、日本初となる全席にプレミアムシート、全シアターにハイスペックな映写・音響設備を備える。「上質な鑑賞環境とおもてなしを提供」をコンセプトに掲げ、「これまでの常識を覆す“感性を開く映画館”として、非日常世界への没入体験を届ける」と意気込む。
館内には全8スクリーンがあり、すべてのシアターに坂本龍一氏が音響監修を行ったサウンドシステム「SAION -SR EDITION-」を導入する。109シネマズオリジナル規格「SAION」の良さをそのままに“より極限までリアルな音を追求した”という。各スクリーンの詳細は、シアター3にドルビーアトモス、シアター6に新宿エリア初のSCREEN Xを導入。シアター8には坂本氏の要望により35mmフィルム映写機が設置される。
大きな特長となる全席に採用するプレミアムシートは、座席の大きさが一般的なシネコンの最大約2.3倍と広々としたスペースを確保。さらに、一般の座席換算で約2,000席入る広さの劇場スペースに、座席数を752席として贅沢な空間を演出する。全国の109シネマズで使えるシネマポイントカードは本館でも利用可能で、プレミアムシートを割引料金で利用できるほか、様々な特典を用意している。
プレミアムシートはCLASS AとCLASS Sの2種類があり、座り心地の良さを追求したCLASS Aは、ウェルカムコンセッションの利用に加え、リクライニング機能とサイドテーブルを備え、鑑賞中のノイズを極力排するようカスタマイズ。傘立てや荷物置きも完備した快適な鑑賞環境で、ゆったりくつろぎながら映画に没頭できる。鑑賞料金は4,500円(シネマポイント会員は4,000円)。
全シアターの中央列を占めるCLASS Sは、ヘッドレスト付近まで仕切りを備え、鑑賞時のプライベート感をより強く打ち出したプレミアムシート。CLASS Aのサービス・設備に加え、電動リクライニング機能やUSB式充電装置付サイドテーブルが用意される。さらにCLASS Sのみの特典として、新宿の街を展望できるプレミアムラウンジ「OVERTURE」を利用できるので、鑑賞後にドリンクを飲みながら余韻に浸る時間を味わえる。鑑賞料金は6,500円(シネマポイント会員は6,000円)。
本館での鑑賞特典として用意されるウェルカムコンセッションは、塩・キャラメルの味ごとに豆の種類を変えたこだわりのポップコーンやバラエティ豊かなソフトドリンクを提供するフードサービス。従来の映画館とは異なり、チケットQRコードを提示するだけで、注文から受け取りまでスムーズに利用できる。上映前であれば好みのタイミングで何度でも利用可能。なお、特別興行など一部チケットは対象外の場合もあるとアナウンスされている。
その他の飲食サービスとして、豊富なジャパニーズウィスキーなど「特別な時間をお過ごしいただくための選りすぐりのメニュー」を用意したラウンジ「THE BAR」を展開。季節によって変わるクラフトビールや素材にこだわったフードなど、多彩なラインナップで鑑賞体験を高めてくれる。
館内で唯一、映画鑑賞客以外でも利用できる施設として、スーベニアショップ「POST CREDIT」を構える。映画の公式グッズのみならず、コラボ商品や限定商品、新宿・歌舞伎町のお土産商品などさまざまな商品を用意するという。
本館のオープニングイベントとして、全シアターの音響監修を務める坂本龍一氏が音楽制作を担当した映画やライブ映像を上映するイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」を、オープン日の4月14日から5月18日(木)の約1カ月間にわたり開催することも併せて発表された。
上映作品として、坂本氏が手掛けた映画音楽の代表作の1つでもあるベルナルド・ベルトルッチ監督作品『シェルタリング・スカイ』(1990)、2005年公開以降も国内外に根強いファンが多い『トニー滝谷』(2005)、坂本氏が初めて韓国映画の音楽を担当した『天命の城』(2017)、幻とも言われたNYライブを映像化した『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』(2018)などをラインナップする。
上記作品に加え、昨年12月に世界に向けて配信された『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』にボーナストラック1曲を加えた特別版『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +(プラス)』の限定上映も決定。本作の上映は109シネマズプレミアム新宿のみとなっており、ボーナストラックのほか、坂本龍一氏コメント入りの“特典映像”も用意されるという。上映作品については現在も調整を行っている。
本日3月15日、109シネマズプレミアム新宿の施設詳報解禁に併せ、メディアを対象とした「SAION -SR EDITION- 最速先行体験会」が同館シアター7で行われた。試聴体験に先立ち、支配人の廣野雄亮氏が登壇。劇場の概要や体験会会場となったシアター7について説明を行った。
全シアター共通の仕様として、先記した坂本龍一氏監修のサウンドシステム「SAION -SR EDITION-」に加え、スクリーン前には舞台を設置する。廣野氏は「どのシアターでも舞台挨拶やイベントを行うことができる」と109シネマズプレミアム新宿独自の強みだとアピール。体験会会場となった同館最大規模を誇るシアター7については、奥行き4mの舞台と照明設備を装備し、映画以外の幅広いイベントや演目にも対応できると説明した。
シアターデザインについては「映画に最も集中できる空間を作る」というコンセプトの下、視覚的なノイズを極力排する黒を基調としたデザインを採用。聴覚的にも音の反射を抑える内装デザインを取り入れ、「映画鑑賞に最適な音環境を構築した」とアピールする。
SAION -SR EDITION-の試聴体験を前に、廣野氏はその概要を改めて説明。スクリーンの後ろにスピーカーを組むことが通例となる映画館の音響システムとは異なり、高性能サウンドシステムと高度なチューニング技術を用いて“スクリーンの存在を感じない、曇りのない正確な音”を目指して設計されたという。
細部にまでこだわったカスタムスピーカー、最高品質のアンプ、オリジナルのスピーカーケーブルから構成されるサウンドシステムから奏でられる最上な音響を通じて、「劇場のコンセプトである“感性を開く映画館”に相応しい音体験を提供する」と力を込める。
なお、サウンドシステムの構築はEASTERN SOUND FACTORYが担当。シアターサイズに左右される映画館音響だが、本館では小さい規模のシアターから最大規模のシアター7に至るまで、音像が前に飛び出してくるようなサウンドデザインを追求したとのことだ。
体験会では、2015年公開の『レヴェナント: 蘇えりし者』より「Main Theme」、音響監修として携わった坂本龍一氏の楽曲「andata」(async surroundより)「honji」(坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:asyncより)「Bibo no Aozora」(THREEより)の再生デモンストレーションが実施された。
『レヴェナント: 蘇えりし者』では、つぶやくようなセリフや雪を踏み締める微細なSEと壮大なBGMが両立する見事な定位感を披露。つづく坂本氏の楽曲では、5.1chの「andata」「honji」では音の強弱差や秀でた音場表現に惹き込まれた。
最後に再生された「Bibo no Aozora」はCD再生のステレオ音源だったが、「残響成分を付加する」というSAION -SR EDITION-の独自機能を用いて、映画館という音の響かない環境で、ライブのアリーナやコンサートホールで演奏を聴くかのようなリスニング体験を堪能できた。本機能は映画作品での使用ではなく、演劇やライブビューイングといったエクスペリエンスを想定としたものになっているという。
109シネマズプレミアム新宿は、東急歌舞伎町タワー開業予定日の4月14日(金)にオープン。
オープニングラインナップとして、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(東宝)4/14、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(ワーナー・ブラザース)4/21、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(東宝東和)4/28、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(ウォルト・ディズニー・ジャパン)5/3、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(東宝東和)5/19、『怪物』(東宝)6/2、『リトル・マーメイド』(ウォルト・ディズニー・ジャパン)6/9 の上映がアナウンスされている。
109シネマズプレミアム新宿は“109シネマズ”の新ブランドとして展開するシネマコンプレックスの新業態。東急歌舞伎町タワーの9F・10F内に、日本初となる全席にプレミアムシート、全シアターにハイスペックな映写・音響設備を備える。「上質な鑑賞環境とおもてなしを提供」をコンセプトに掲げ、「これまでの常識を覆す“感性を開く映画館”として、非日常世界への没入体験を届ける」と意気込む。
館内には全8スクリーンがあり、すべてのシアターに坂本龍一氏が音響監修を行ったサウンドシステム「SAION -SR EDITION-」を導入する。109シネマズオリジナル規格「SAION」の良さをそのままに“より極限までリアルな音を追求した”という。各スクリーンの詳細は、シアター3にドルビーアトモス、シアター6に新宿エリア初のSCREEN Xを導入。シアター8には坂本氏の要望により35mmフィルム映写機が設置される。
大きな特長となる全席に採用するプレミアムシートは、座席の大きさが一般的なシネコンの最大約2.3倍と広々としたスペースを確保。さらに、一般の座席換算で約2,000席入る広さの劇場スペースに、座席数を752席として贅沢な空間を演出する。全国の109シネマズで使えるシネマポイントカードは本館でも利用可能で、プレミアムシートを割引料金で利用できるほか、様々な特典を用意している。
プレミアムシートはCLASS AとCLASS Sの2種類があり、座り心地の良さを追求したCLASS Aは、ウェルカムコンセッションの利用に加え、リクライニング機能とサイドテーブルを備え、鑑賞中のノイズを極力排するようカスタマイズ。傘立てや荷物置きも完備した快適な鑑賞環境で、ゆったりくつろぎながら映画に没頭できる。鑑賞料金は4,500円(シネマポイント会員は4,000円)。
全シアターの中央列を占めるCLASS Sは、ヘッドレスト付近まで仕切りを備え、鑑賞時のプライベート感をより強く打ち出したプレミアムシート。CLASS Aのサービス・設備に加え、電動リクライニング機能やUSB式充電装置付サイドテーブルが用意される。さらにCLASS Sのみの特典として、新宿の街を展望できるプレミアムラウンジ「OVERTURE」を利用できるので、鑑賞後にドリンクを飲みながら余韻に浸る時間を味わえる。鑑賞料金は6,500円(シネマポイント会員は6,000円)。
本館での鑑賞特典として用意されるウェルカムコンセッションは、塩・キャラメルの味ごとに豆の種類を変えたこだわりのポップコーンやバラエティ豊かなソフトドリンクを提供するフードサービス。従来の映画館とは異なり、チケットQRコードを提示するだけで、注文から受け取りまでスムーズに利用できる。上映前であれば好みのタイミングで何度でも利用可能。なお、特別興行など一部チケットは対象外の場合もあるとアナウンスされている。
その他の飲食サービスとして、豊富なジャパニーズウィスキーなど「特別な時間をお過ごしいただくための選りすぐりのメニュー」を用意したラウンジ「THE BAR」を展開。季節によって変わるクラフトビールや素材にこだわったフードなど、多彩なラインナップで鑑賞体験を高めてくれる。
館内で唯一、映画鑑賞客以外でも利用できる施設として、スーベニアショップ「POST CREDIT」を構える。映画の公式グッズのみならず、コラボ商品や限定商品、新宿・歌舞伎町のお土産商品などさまざまな商品を用意するという。
本館のオープニングイベントとして、全シアターの音響監修を務める坂本龍一氏が音楽制作を担当した映画やライブ映像を上映するイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」を、オープン日の4月14日から5月18日(木)の約1カ月間にわたり開催することも併せて発表された。
上映作品として、坂本氏が手掛けた映画音楽の代表作の1つでもあるベルナルド・ベルトルッチ監督作品『シェルタリング・スカイ』(1990)、2005年公開以降も国内外に根強いファンが多い『トニー滝谷』(2005)、坂本氏が初めて韓国映画の音楽を担当した『天命の城』(2017)、幻とも言われたNYライブを映像化した『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』(2018)などをラインナップする。
上記作品に加え、昨年12月に世界に向けて配信された『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』にボーナストラック1曲を加えた特別版『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +(プラス)』の限定上映も決定。本作の上映は109シネマズプレミアム新宿のみとなっており、ボーナストラックのほか、坂本龍一氏コメント入りの“特典映像”も用意されるという。上映作品については現在も調整を行っている。
“感性を開く映画館”に相応しい音響体験。「SAION -SR EDITION- 最速先行体験会」
本日3月15日、109シネマズプレミアム新宿の施設詳報解禁に併せ、メディアを対象とした「SAION -SR EDITION- 最速先行体験会」が同館シアター7で行われた。試聴体験に先立ち、支配人の廣野雄亮氏が登壇。劇場の概要や体験会会場となったシアター7について説明を行った。
全シアター共通の仕様として、先記した坂本龍一氏監修のサウンドシステム「SAION -SR EDITION-」に加え、スクリーン前には舞台を設置する。廣野氏は「どのシアターでも舞台挨拶やイベントを行うことができる」と109シネマズプレミアム新宿独自の強みだとアピール。体験会会場となった同館最大規模を誇るシアター7については、奥行き4mの舞台と照明設備を装備し、映画以外の幅広いイベントや演目にも対応できると説明した。
シアターデザインについては「映画に最も集中できる空間を作る」というコンセプトの下、視覚的なノイズを極力排する黒を基調としたデザインを採用。聴覚的にも音の反射を抑える内装デザインを取り入れ、「映画鑑賞に最適な音環境を構築した」とアピールする。
SAION -SR EDITION-の試聴体験を前に、廣野氏はその概要を改めて説明。スクリーンの後ろにスピーカーを組むことが通例となる映画館の音響システムとは異なり、高性能サウンドシステムと高度なチューニング技術を用いて“スクリーンの存在を感じない、曇りのない正確な音”を目指して設計されたという。
細部にまでこだわったカスタムスピーカー、最高品質のアンプ、オリジナルのスピーカーケーブルから構成されるサウンドシステムから奏でられる最上な音響を通じて、「劇場のコンセプトである“感性を開く映画館”に相応しい音体験を提供する」と力を込める。
なお、サウンドシステムの構築はEASTERN SOUND FACTORYが担当。シアターサイズに左右される映画館音響だが、本館では小さい規模のシアターから最大規模のシアター7に至るまで、音像が前に飛び出してくるようなサウンドデザインを追求したとのことだ。
体験会では、2015年公開の『レヴェナント: 蘇えりし者』より「Main Theme」、音響監修として携わった坂本龍一氏の楽曲「andata」(async surroundより)「honji」(坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:asyncより)「Bibo no Aozora」(THREEより)の再生デモンストレーションが実施された。
『レヴェナント: 蘇えりし者』では、つぶやくようなセリフや雪を踏み締める微細なSEと壮大なBGMが両立する見事な定位感を披露。つづく坂本氏の楽曲では、5.1chの「andata」「honji」では音の強弱差や秀でた音場表現に惹き込まれた。
最後に再生された「Bibo no Aozora」はCD再生のステレオ音源だったが、「残響成分を付加する」というSAION -SR EDITION-の独自機能を用いて、映画館という音の響かない環境で、ライブのアリーナやコンサートホールで演奏を聴くかのようなリスニング体験を堪能できた。本機能は映画作品での使用ではなく、演劇やライブビューイングといったエクスペリエンスを想定としたものになっているという。
109シネマズプレミアム新宿は、東急歌舞伎町タワー開業予定日の4月14日(金)にオープン。
オープニングラインナップとして、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(東宝)4/14、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(ワーナー・ブラザース)4/21、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(東宝東和)4/28、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(ウォルト・ディズニー・ジャパン)5/3、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(東宝東和)5/19、『怪物』(東宝)6/2、『リトル・マーメイド』(ウォルト・ディズニー・ジャパン)6/9 の上映がアナウンスされている。