BA型IEMフラグシップ「FA19」も登場
<ヘッドフォン祭>ヤマハのヘッドホンアンプ「HA-L7A」試聴は整理券が5分でなくなる/FiiO初のアクティブSP「SP3」など登場
本日4月29日(土・祝)、中野サンプラザにてフジヤエービック主催の「春のヘッドフォン祭 2023」が開催されている。ここでは、ヘッドホンアンプ「HA-L7A」が話題のヤマハと、イヤホンから据え置きスピーカーシステムまで幅広い提案を行うエミライのブースを紹介しよう。
ヤマハは、Twitterで先行告知をしていたヘッドホンアンプ「HA-L7A」を初展示。試聴整理券は開場5分ですべて終了したとのことで、ヘッドホン「YH-5000SE」に続く人気の高さを窺わせる。
「HA-L7A」はL字型のデザインが特徴で、左が電源部、右が信号処理部となっている。電源部の上に2つ並んだ円柱には電源トランスが封入されている。
ヘッドホン出力には、6.3mm端子と4.4mmバランス端子、それに4pinXLR端子を装備。背面にはUSB typeB入力のほか、Optical/Coaxialのデジタル入力、アナログRCA入力を搭載。またRCA/XLR出力も搭載しており、アンプ等と接続してスピーカー再生にも活用できる。
上面にはディスプレイが搭載されており、入出力の確認やモード等の確認が可能。上面右のダイヤルは、奥がボリューム、手前がモード切り替えとなっている。そのほか、入出力切り替えスイッチや、ヤマハのAVアンプに搭載される「PURE DIRECT」ボタンも搭載されており、ヤマハの音質へのこだわりも窺える。
残念ながら試聴することは叶わなかったが、ピュアオーディオやAVアンプ等で培われてきたヤマハの「TRUE SOUND」へのこだわりがヘッドホンでどのように再現されているのか興味が尽きない。
エミライは、同社の展開するFiiO、NOBLE AUDIO、Cleerなど幅広い製品を展開。オープン型ワイヤレスイヤホン、有線イヤホン、スピーカー再生とオーディオを楽しむための様々なスタイルを提案している。
オープン型ワイヤレスイヤホンを展開するCleerは、「ARC2」の3モデルを展開。「Music」「Sports」「Game」の3つのチューニングを施したモデルを用意している。
コロナ禍以降、オンライン会議などで1日中イヤホンをつけっぱなしにしておくことが増え、耳への負担の少ないモデルを選びたい、あるいは会議中でも配送業者の声は聞きておきたいなど、“ながら聴き”への需要は爆発的に増えている。Cleerは最新のSoCの採用やマルチポイントにも対応するなどビジネスユースとしても音楽リスニングとしても、「かゆいところに手が届く」多機能性をアピールする。
また、FiiO初のアクティブスピーカー「SP3」にも来場者の関心は高い。3.5インチウーファーと1インチシルクドームトゥイーターによる2ウェイ構成で、30W+10Wというハイパワーを実現。据え置きストリーマー「R7」と組み合わせて展示し、新しい“デスクトップオーディオ”のスタイルを提案する。
また、完全ワイヤレスイヤホン「FW5」とBluetoothアダプター「UTWS5」については、ベータ版のファームウェアとなるが「LDAC」に対応したモデルが展示されていた。LDAC対応の完全ワイヤレス製品はまだ多くないため、新しい選択肢として期待できる。
また、FiiOのBA型IEMの最新フラグシップ「FA19」も初登場。片耳あたり10基のKnowles製BAドライバーを搭載しており、本体のスイッチで2種類のサウンドを楽しむことができる。さらに、エントリーモデルとなる「FD11」(ダイナミック型)、「FH11」(ハイブリッド型)も登場、FiiOのIEMの様々な聴き比べが楽しめるようになっていた。
ヤマハ
ヤマハは、Twitterで先行告知をしていたヘッドホンアンプ「HA-L7A」を初展示。試聴整理券は開場5分ですべて終了したとのことで、ヘッドホン「YH-5000SE」に続く人気の高さを窺わせる。
「HA-L7A」はL字型のデザインが特徴で、左が電源部、右が信号処理部となっている。電源部の上に2つ並んだ円柱には電源トランスが封入されている。
ヘッドホン出力には、6.3mm端子と4.4mmバランス端子、それに4pinXLR端子を装備。背面にはUSB typeB入力のほか、Optical/Coaxialのデジタル入力、アナログRCA入力を搭載。またRCA/XLR出力も搭載しており、アンプ等と接続してスピーカー再生にも活用できる。
上面にはディスプレイが搭載されており、入出力の確認やモード等の確認が可能。上面右のダイヤルは、奥がボリューム、手前がモード切り替えとなっている。そのほか、入出力切り替えスイッチや、ヤマハのAVアンプに搭載される「PURE DIRECT」ボタンも搭載されており、ヤマハの音質へのこだわりも窺える。
残念ながら試聴することは叶わなかったが、ピュアオーディオやAVアンプ等で培われてきたヤマハの「TRUE SOUND」へのこだわりがヘッドホンでどのように再現されているのか興味が尽きない。
エミライ
エミライは、同社の展開するFiiO、NOBLE AUDIO、Cleerなど幅広い製品を展開。オープン型ワイヤレスイヤホン、有線イヤホン、スピーカー再生とオーディオを楽しむための様々なスタイルを提案している。
オープン型ワイヤレスイヤホンを展開するCleerは、「ARC2」の3モデルを展開。「Music」「Sports」「Game」の3つのチューニングを施したモデルを用意している。
コロナ禍以降、オンライン会議などで1日中イヤホンをつけっぱなしにしておくことが増え、耳への負担の少ないモデルを選びたい、あるいは会議中でも配送業者の声は聞きておきたいなど、“ながら聴き”への需要は爆発的に増えている。Cleerは最新のSoCの採用やマルチポイントにも対応するなどビジネスユースとしても音楽リスニングとしても、「かゆいところに手が届く」多機能性をアピールする。
また、FiiO初のアクティブスピーカー「SP3」にも来場者の関心は高い。3.5インチウーファーと1インチシルクドームトゥイーターによる2ウェイ構成で、30W+10Wというハイパワーを実現。据え置きストリーマー「R7」と組み合わせて展示し、新しい“デスクトップオーディオ”のスタイルを提案する。
また、完全ワイヤレスイヤホン「FW5」とBluetoothアダプター「UTWS5」については、ベータ版のファームウェアとなるが「LDAC」に対応したモデルが展示されていた。LDAC対応の完全ワイヤレス製品はまだ多くないため、新しい選択肢として期待できる。
また、FiiOのBA型IEMの最新フラグシップ「FA19」も初登場。片耳あたり10基のKnowles製BAドライバーを搭載しており、本体のスイッチで2種類のサウンドを楽しむことができる。さらに、エントリーモデルとなる「FD11」(ダイナミック型)、「FH11」(ハイブリッド型)も登場、FiiOのIEMの様々な聴き比べが楽しめるようになっていた。