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Fender Custom Shopから特設防音のアンプルームも

フェンダーの旗艦店がオープン。完全ワイヤレスイヤホンやアパレルなどギター以外も多彩な展開

公開日 2023/06/29 19:45 編集部:長濱行太朗
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フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション、およびフェンダーミュージックは、同社初となる旗艦店「FENDER FLAGSHIP TOKYO」を6月30日にグランドオープンする。場所は、原宿・表参道に位置する「THE ICE CUBES」。ビルの地下1階から地上3階までの全4フロアが店舗となる。ここでは、FENDER FLAGSHIP TOKYOのフロアレポートをお届けする。


原宿・表参道の象徴的な商業ビル「THE ICE CUBES」にオープン。ストアデザインは、GINZA PLACEなど手掛けるクライン ダイサム アーキテクツが担当
本ストアでは、同社の最新ギターやペース、そしてアンプをはじめ、旗艦店限定モデル、アーティスのシグネイチャーモデル、米国製から日本製の人気シリーズといった楽器アイテムはもちろん、アパレルブランド「F IS FOR FENDER」などのファッションアイテム、そして、ライセンス契約のもとでRiff Soundworksが展開する「FENDER AUDIO」によるイヤホンやBluetoothスピーカーといったオーディオアイテムも揃えている。


FENDER FLAGSHIP TOKYO オープン記念セレモニーでは、アンディー・ムーニー氏やエドワード・コール氏、そして総勢16名のアーティストが参加

トークショーには、写真左から粗品(霜降り明星)のん、山内総一郎(フジファブリック)が登場。フェンダーの魅力を語る
1階には、フェンダーの最新モデルが並ぶ「NEW ARRIVALS」、国産モデルの「MADE IN JAPAN HERITAGE 2023 COLECTION」といったギター/ベースに触れられるフロアになっている。「F IS FOR FEDER」や「Fender Tokyo Collection」のTシャツやキャップといったファッションアイテム、グラスやマグカップ、エコショルダーバッグやクッションカバーなど、幅広いアイテムを「LIFESTYLE」のアイテムとして販売。


1階には、フェンダーの新製品やシグネイチャーモデル、ファッションアイテムやオーディオアイテムが並べられている

「AUDIO & ACCESSORIES」のショーケースに、完全ワイヤレスイヤホンやBluetoothスピーカーが置かれている
同フロアには、「AUDIO & ACCESSORIES」のアイテムも並んでおり、そこには完全ワイヤレスイヤホン「Tour」、Bluetoothスピーカー「RIFF」や「Indio 2」、「Newport 2」といったオーディオアイテムも購入できるようになっている。


完全ワイヤレスイヤホン「Tour」

Bluetoothスピーカー「Indio 2」
2階は、「AMERICAN VINTAGE II」や「AMERICAN PROFESSIONAL II」、「AMERICAN ULTRA」などといったアメリカ製の人気モデルが壁一面に並ぶエリアと、国内生産モデル群の「MADE IN JAPAN TRADITIONAL」や「MADE IN JAPAN HYBRID II」そして国内アーティストの「ARTIST SIGNATURE」が並ぶエリアが設置されている。


2階はアメリカ製、ならびに国産モデルの、フェンダーを代表するギター/ベースが置かれている

併設されているアンプルームは防音仕様になっており、大音量にした際のアンプのサウンドもチェックできる
超小型ポータブルアンプ「Mustang Micro」が多数設置してあるため、近くの席に座って、ヘッドホンでギターの音を出しながら試奏することできるのもポイント。アンプエリアは、特設防音ルームになっており、30種類以上のクラシックからモダン、最新のデジタルアンプまで展示販売している。同フロアでも、完全ワイヤレスイヤホンやBluetoothスピーカーが設置されており、スピーカーは実際に触れてみることができる。


写真左がBluetoothスピーカー「Indio 2」、写真右がBluetoothスピーカー「Newport 2」

ピックの形をした「PICK TABLE」の上にBluetoothスピーカーが並んでいる
最上階となる3階は、“ドリームファクトリー”とも呼ばれる、「Fender Custom Shop」専用のフロアとなっている。VIPルームやカスタムオーダーを楽しめる部屋も用意されており、オープン当初は予約制を取るとのこと。最高峰のギターを生み出す熟練した名誉ある職人、フェンダーが誇るマスタービルダーズが手掛けたギターが壁一面に展示されているルームは、まるで美術館にいるかのよう。


フェンダーのマスタービルダーズによって生み出されたプレミアムなギター群

カスタムオーダーを楽しむことができる高級感漂うルーム
地下1階では、主にアコースティックギターやウクレレを取り扱うフロアとなっている。エレキギターとアコースティックギターを融合させた次世代モデルとして開発された、アコスタソニックギターを販売しているのも特徴だ。また、カリフォルニアのコーヒーブランド「VERVE COFFEE POASTERS」が監修する「FENDER CAFÉ powered by VERVE COFFEE ROASTERS」も併設されている。


地下1階は、フェンダーのアコースティックギター、そしてアコスタソニックギターを販売

オリジナルコーヒーブレンド「In Tune」も楽しめる
本フロアでは、フェンダーギターのリペアや修理も相談できるサービスカウンターも設けている。そのカウンターの隣には、フェンダーのアクセサリーが並べられているが、そこにもFENDER AUDIOのBluetoothスピーカーが設置されていた。


地下1階でもBluetoothスピーカーが展示されている。置かれていたのは「RIFF」と「Newport 2」
他にも、各フロアへと上り下りするための螺旋階段には、フェンダーブランドのギター/ベースを使用しているアーティストたちの写真が並ぶなど、FENDER FLAGSHIP TOKYOは、楽器を弾く方だけでなく、音楽を楽しむユーザーにとって見どころ満載のショップだ。

各フロアに続く階段には、フェンダーブランドのギター/ベースを使用するアーティストの写真が飾られている

ギターを展示するための土台のデザインがシングルコイルのピックアップになっているのもユニーク


ギターが試奏できるイスがピックの形になっている

3階「Fender Custom Shop」のロゴの周りには、ギター/ベースで使用されるボディのデザインが並べられており、彩り豊か


フェンダーのフィロソフィである「アーティストは天使であり、彼らに飛ぶための翼を与えることこそが、我々の使命である」の原文が記されている

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