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ミドルクラスモデルが登場

Ambient Acoustics、全音域でまとまりある音を追求した16BAイヤホン「MAD16-U」

公開日 2023/08/08 15:58 編集部 : 伴 修二郎
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飯田ピアノは、Ambient Acousticsの16BAイヤホン「MAD16-U」を9月1日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込363,000円前後での実売が予想される。

「MAD16-U」

ウクライナAmbient Acousticsブランドが展開するイヤホンMADシリーズのミドルクラスに位置するモデル。片側あたり低域に4基、中域に8基、高域に4基の計16基のBAドライバーを搭載する3wayクロスオーバー構成。

カスタムIEM(インイヤーモニター)モデルとして発売された「MAD16」をベースに、新たに3Dモデリングと3Dプリント技術を導入することでユニバーサルモデルの生産が可能になり、本モデルが誕生したと説明する。

周波数帯域分けに電気回路(パッシブフィルター)を使用せず、物理的な音響設計のみで帯域を分割するノンクロスオーバーコンセプト「MAD」を採用。これにより、全周波数帯域におけるインピーダンスと電気位相のリニアリティが向上し、音の「まとまり」と「融合性」を高めたという。

物理的な音響設計のみで帯域を分割する「MAD」コンセプトを採用

Ambient Acoustics独自のリジェクト型音響フィルター「ANOR」を搭載。不要な周波数をフィルターで除去し、人間の外耳道(外耳道の第2屈曲部以降)によって生成される共鳴を使用して、ゲインを自然に補正するとのこと。また、低音の深みと音質を犠牲にすることなく、大音量で長時間音楽を聴く際の音響外傷を抑制する過大音圧補正技術「SOER(ソアー)」もサポートする。

カスタムモニター向けの位相・インピーダンス補正技術「LEP」を採用し、BAドライバーのリアクタンス素子の位相特性やインピーダンス特性を補正。カスタムモニターを全使用周波数帯域で、リアクティブ負荷からアクティブ負荷に変換する。この技術により、インピーダンスと電気的位相曲線の直線性を高め、再生機器回路がモニターの最終的な振幅・周波数特性に与える影響を低減し、より音の自然さが向上するという。

高品質な付属ケーブルを同梱。コネクタには0.78mmの2Pinを装備する。周波数特性は10Hz - 22kHz、感度(100Hz)は118.6dB/mW、インピーダンス(100Hz)は2.5Ω。

付属品

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