前年モデル比で約33%の消費電力削減
レグザ、省エネ追求のスタンダード4Kテレビ「M550M」。75型でも2010年の37型機以下の消費電力
TVS REGZAは、前モデルから大幅な省電力化を実現しつつ映像品位も追求したという4K液晶テレビ “レグザ”「M550Mシリーズ」を10月20日に、同じく高い省エネ性能を実現したという「E350Mシリーズ」を11月10日に発売する。
「M550Mシリーズ」は「地デジAIビューティ」などの高画質化機能も搭載するスタンダードモデル、「E350Mシリーズ」は一部機能を省くことでより低価格化を実現したエントリーモデルという位置づけ。本稿では「M550Mシリーズ」について紹介する。サイズ展開と税込の予想実売価格は下記のとおり。
・75M550M(75型)242,000円前後
・65M550M(65型)176,000円前後
・55M550M(55型)132,000円前後
・50M550M(50型)121,000円前後
・43M550M(43型)110,000円前後
前年モデル「M550Mシリーズ」と65型どうしで比較した際に、約33%の年間消費電力量削減を実現。省エネ性能多段階評価点において2.7以上を達成し、「高画質、高音質、ネット機能、いまのスタンダードテレビに求められる性能を実現し、地球環境に配慮しながら大画面テレビの感動をリビングで味わえるモデル」だとアピールしている。
また、上記のとおり75型の大型モデルもラインナップ。2010年に発売した当時のフラグシップ機「Z1シリーズ」の37型モデルよりも、今回の75型モデルのほうが年間消費電力量が少ないという。
なお、消費電力の測定においてはZ1シリーズも当時のスペック値ではなく、現在の基準で測定し直した上で比較したとのこと。「地デジ移行のタイミングだった2010年頃にテレビを購入した方々の買い替えタイミングが来ている。当時の37型より今の75型のほうが電気代が下がる」(レグザブランド統括マネージャー 本村裕二氏)と同社は説明する。
こうした省エネ性能を実現するために、映像を解析しシーンに応じたバックライト制御と階調補正をする新技術を搭載。暗い映像ではバックライトの輝度を抑制し、信号処理で映像の明るさ感をキープすることで、省エネ性能と映像品位の両立を追求したという。
独自の映像エンジン「レグザエンジンZR」の最新世代モデルを搭載。地デジやBS/CS放送はもちろん、4K放送やネット動画も高画質に楽しめるよう進化したエンジンだという。バックライトはミニではない通常のLEDだが、広色域LEDバックライトを採用しているという。
ネット動画の特製にあわせて様々な高画質化処理を行ってコントラスト精細感を向上させるとともに、ネット動画のノイズも抑制するという「ネット動画ビューティ」機能も搭載。ノイズ抑制をはじめとする様々な処理で地デジ番組を高画質化するという「地デジAIビューティ」も搭載している。
また、番組の詳細ジャンルやコンテンツごとの画質特性をクラウドから取得して、視聴中の放送コンテンツに適切なパラメーターを適用しAIで画質処理を行う「クラウドAI高画質テクノロジー」も搭載。加えて、人肌の立体感や質感を向上させたり、撮影環境の影響で不自然にカラーシフトした人肌を自然な色合いにして再現するという「ナチュラルフェイストーン」機能も備えている。
部屋の色温度と明るさを検知する色温度センサーも内蔵。室内の明るさや外構の影響、照明の色の違いなどを検出して画質を自動調整する「おまかせAIピクチャー」機能も搭載している。
外付けHDDへの録画にももちろん対応。好みの番組ジャンルやアーティストを事前に選んでおくと、テレビが録画番組やネット動画から関連したコンテンツをとめてピックアップしてくれる「ざんまいスマートアクセス」機能も備えている
NETFLIXやAmazon Prime Videoを始めとする各種ネット動画サービスにも対応。昨年モデルまででは対応が終了となったものもあるDAZNへの対応も今回復活した。また、リモコンにはPrime Video/NETFLIX/Disney+/ABEMA/YouTube/TVer/WOWOWオンデマンド/U-NEXT/hulu/DAZN/NHK+/Net-Visionといった各配信サービスをすぐに起動できるダイレクトボタンも用意している。
また、ボイスコントロールにも対応。リモコンのボイスコントロールボタンを押すことで音声による操作が行える。
音声面では「レグザパワーオーディオシステム」を搭載。オーディオキャリブレーションにも対応する。
そのほか、Androidのスクリーンミラーリングや、AppleのAirplay2にも対応。なお同社によれば、Airplay2対応テレビを日本で展開しているメーカーは同社とソニー、LGの3社だけなのだという。こうした機能への対応により、例えばスマートフォンやパソコン向けにした配信されていないコンテンツをワイヤレスでミラーリングしてテレビの大画面で楽しむなどといったことができる。
「M550Mシリーズ」は「地デジAIビューティ」などの高画質化機能も搭載するスタンダードモデル、「E350Mシリーズ」は一部機能を省くことでより低価格化を実現したエントリーモデルという位置づけ。本稿では「M550Mシリーズ」について紹介する。サイズ展開と税込の予想実売価格は下記のとおり。
・75M550M(75型)242,000円前後
・65M550M(65型)176,000円前後
・55M550M(55型)132,000円前後
・50M550M(50型)121,000円前後
・43M550M(43型)110,000円前後
前年モデル「M550Mシリーズ」と65型どうしで比較した際に、約33%の年間消費電力量削減を実現。省エネ性能多段階評価点において2.7以上を達成し、「高画質、高音質、ネット機能、いまのスタンダードテレビに求められる性能を実現し、地球環境に配慮しながら大画面テレビの感動をリビングで味わえるモデル」だとアピールしている。
また、上記のとおり75型の大型モデルもラインナップ。2010年に発売した当時のフラグシップ機「Z1シリーズ」の37型モデルよりも、今回の75型モデルのほうが年間消費電力量が少ないという。
なお、消費電力の測定においてはZ1シリーズも当時のスペック値ではなく、現在の基準で測定し直した上で比較したとのこと。「地デジ移行のタイミングだった2010年頃にテレビを購入した方々の買い替えタイミングが来ている。当時の37型より今の75型のほうが電気代が下がる」(レグザブランド統括マネージャー 本村裕二氏)と同社は説明する。
こうした省エネ性能を実現するために、映像を解析しシーンに応じたバックライト制御と階調補正をする新技術を搭載。暗い映像ではバックライトの輝度を抑制し、信号処理で映像の明るさ感をキープすることで、省エネ性能と映像品位の両立を追求したという。
独自の映像エンジン「レグザエンジンZR」の最新世代モデルを搭載。地デジやBS/CS放送はもちろん、4K放送やネット動画も高画質に楽しめるよう進化したエンジンだという。バックライトはミニではない通常のLEDだが、広色域LEDバックライトを採用しているという。
ネット動画の特製にあわせて様々な高画質化処理を行ってコントラスト精細感を向上させるとともに、ネット動画のノイズも抑制するという「ネット動画ビューティ」機能も搭載。ノイズ抑制をはじめとする様々な処理で地デジ番組を高画質化するという「地デジAIビューティ」も搭載している。
また、番組の詳細ジャンルやコンテンツごとの画質特性をクラウドから取得して、視聴中の放送コンテンツに適切なパラメーターを適用しAIで画質処理を行う「クラウドAI高画質テクノロジー」も搭載。加えて、人肌の立体感や質感を向上させたり、撮影環境の影響で不自然にカラーシフトした人肌を自然な色合いにして再現するという「ナチュラルフェイストーン」機能も備えている。
部屋の色温度と明るさを検知する色温度センサーも内蔵。室内の明るさや外構の影響、照明の色の違いなどを検出して画質を自動調整する「おまかせAIピクチャー」機能も搭載している。
外付けHDDへの録画にももちろん対応。好みの番組ジャンルやアーティストを事前に選んでおくと、テレビが録画番組やネット動画から関連したコンテンツをとめてピックアップしてくれる「ざんまいスマートアクセス」機能も備えている
NETFLIXやAmazon Prime Videoを始めとする各種ネット動画サービスにも対応。昨年モデルまででは対応が終了となったものもあるDAZNへの対応も今回復活した。また、リモコンにはPrime Video/NETFLIX/Disney+/ABEMA/YouTube/TVer/WOWOWオンデマンド/U-NEXT/hulu/DAZN/NHK+/Net-Visionといった各配信サービスをすぐに起動できるダイレクトボタンも用意している。
また、ボイスコントロールにも対応。リモコンのボイスコントロールボタンを押すことで音声による操作が行える。
音声面では「レグザパワーオーディオシステム」を搭載。オーディオキャリブレーションにも対応する。
そのほか、Androidのスクリーンミラーリングや、AppleのAirplay2にも対応。なお同社によれば、Airplay2対応テレビを日本で展開しているメーカーは同社とソニー、LGの3社だけなのだという。こうした機能への対応により、例えばスマートフォンやパソコン向けにした配信されていないコンテンツをワイヤレスでミラーリングしてテレビの大画面で楽しむなどといったことができる。