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開発期間は3年以上

ファーウェイ、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」。12月19日からクラファン先行販売

公開日 2023/12/19 10:00 編集部:平山洸太
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ファーウェイ・ジャパンは、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」を12月19日より、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行して公開・支援受付を開始する。2月に27,800円での一般販売を予定しているが、クラウドファンディングでは18%オフの超超早割プランなど各種支援プランを用意している。カラーはブラックとパープルの2色。

「HUAWEI FreeClip」

開発に3年以上の年月をかけたという、耳を塞がないイヤーカフタイプのオープン型イヤホン。「TWSイヤホンの未来を牽引する新しいユーザーエクスペリエンス」をもたらすとアピールしている。

イヤーカフ型のデザインを採用

イヤホン本体は、アコースティックボール、C-ブリッジ、コンフォートビーンズという3つの主要パーツで構成。1万人以上の人間の耳のデータをもとに、人間工学に基づいて何百回もの最適化を行ったとしている。またイヤホンの左右の区別がないことも特徴で、装着すると自動的に左右の耳を識別する。両耳だけでなく、片耳で使用した際にも識別が可能。

3つの主要パーツで構成

アコースティックボールには、約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを内蔵。デュアルマグネット回路設計により磁気誘導強度を高めているほか、左右対称の通気口設計により、迫力ある低音を図った。さらに音漏れを抑える仕組みとして、逆音波で音波を打ち消す、逆音波システムを導入している。

デュアルマグネットダイナミックドライバー

また、C-ブリッジには形状記憶合金のニッケルチタン合金を用いたワイヤーを使用。これにより、弾性と耐久性、および着けやすさを高めている。約25,000回の湾曲テストもクリアした。そのほか通話については、デュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを備え、独自のマルチチャネルDNN(ディープ・ニューラル・ネットワーク)通話ノイズリダクションを搭載。これにより、混雑した屋外でも優れた通話性能を発揮するとしている。

装着イメージ

操作面ではタッチコントロールに対応。加速度センサーと自社開発のAIアルゴリズムにより、イヤホンのどこをタップしても認識できる。たとえば、トリプルタップで前の曲/次の曲、ダブルタップで再生/通話応答が行える。操作は専用アプリ「HUAWEI AI Life」からカスタマイズが可能。アプリではEQモードも利用でき、ボールブースト、高音ブースト、低音ブーストなどを音楽ジャンルに応じて切り替えられる。

イヤホン単体で最大8時間、充電ケースを併用した場合は最大36時間の音楽再生が可能。急速充電にも対応し、約10分の充電で最大3時間の音楽再生が行える。ほか、IP54レベルの防塵防滴性能を搭載。Bluetoothのバージョンは5.3で、コーデックはSBC、AAC、L2HCが利用できる。マルチポイント対応により、最大2台の同時接続もサポート。充電ケースの外形寸法は約51.95W×59.70H×27.35Dmmで、質量は約45.8g。またイヤホンの外形寸法は約22.00W×26.70H×25.30Dmm、質量は約5.6gとなる。

なお、プロジェクト期間中には蔦屋家電+にて実機展示を実施。展示期間は2月1日までとなっている。

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