水月雨、オーディオ専用ドライブチップ搭載のポータブルCDプレーヤー「DISCDREAM」

合同会社地球世界は、水月雨（MOONDROP）のポータブルCDプレーヤー「DISCDREAM」を2月9日（金）より発売する。価格はオープンだが、税込37,500円前後での実売が予想される。

一年以上の開発期間を経て製品化されたポータブルCDプレーヤー。「真新しいHiFiポータブルCDプレーヤーの開発は挑戦に満ちており、数十年前の方法を借りることができず、利用可能な既存のアーキテクチャーもない。 開発作業には独自の答えを見つけるしかない困難と課題がばかりでした」と説明する。

40年前のクラシックなポータブルCDプレーヤーのエッジとネジ固定を参考に、モダンでミニマルな外観にレトロなアルミの折り返しエッジ・クラッディング加工を施し、ディテールにもこだわったという。対応ディスクはCD/CD-R/CD-RW。

オーディオ専用ドライブチップを搭載し、均一で安定したスピードのモーター駆動を実現。オーディオ専用のCDレーザーヘッドでディスク読み取り能力を高め、データキャッシング回路の電子キャッシングと弾性ダンピング物理バッファーを組み合わせ、CD再生時の振動を二重で吸収して軽減している。

DACチップにはシーラス・ロジックのフラッグシップ32bitチップ「MasterHF1」を採用し、ピュアで高品質なアナログ信号を出力。独立したHiFiグレード増幅回路により強力なヘッドホン駆動力を実現。6基リニア電圧レギュレーター・チップによって独立して電気を供給している。

内部部品にはオートモーティブグレードのルビーオーディオ用アルミ電解コンデンサーをフルセットで採用し、NDKオーディオグレードの水晶発振器制御クロック3基を搭載する。30年以上の経験を持つ電気音響エンジニアによるチューニングは、暖かくまろやかで、かつダイナミックなサウンドを再生するという。

出力端子は3.5mmステレオミニとラインアウトを装備し、最大出力は3.5mmステレオミニが500mW、ラインアウトが2Vrmsを備える。USBサウンドカードとして使用も可能で、最大384kHzのPCMデコード/DSD 256のハードデコードに対応する。microSDカードスロットを装備し、デジタルプレーヤーとしても使用可能で、対応フォーマットはMP3/WMA/LC-AAC/OGG/FLAC/APE。

バッテリー容量は3,500mAhで、最大使用時間はCDモード時で約10時間。充電端子はUSB Type-Cを装備する。