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「GX70」の後継機種

Astrotec、上位モデルの技術を取り入れた約6000円のエントリーイヤホン「GX70PLUS」

公開日 2024/02/16 16:10 編集部 : 伴 修二郎
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IC-CONNECTは、同社が取り扱うAstrotecのイヤホン“GXシリーズ”から、ダイナミック型イヤホン「GX70PLUS」を2月22日(木)より発売する。価格はオープンだが、税込6,000円前後での実売が予想される。

「GX70PLUS」

GX70」の後継に位置づけられるエントリークラスのイヤホン。ミドルクラスモデル「AM850Mk2」の開発で得たドライバー技術を元に、新開発ダイナミックドライバーの採用や筐体の内部構造を刷新。「上位モデルの技術を惜しみなく投入したエントリーモデル」とアピールしている。

「上位モデルの技術を惜しみなく投入」

ドライバーには、コイルに高レスポンスのCCAWを採用し、薄く柔らかで張りのあるLCP(液晶ポリマー)振動板を用いた10mmダイナミックドドライバーを搭載。ドライバーの駆動力となるマグネットには、ネオジム鉄ボロン(NdFeB)というレアアースを原料とした高磁力のマグネットを採用し、レスポンスの良いパワフルな駆動力を実現したという。

サウンド面では、深く量感のある心地よい低域と、滑らかでクリアな高域、前に出すぎることの無い程よい距離感のボーカルが支配する中域が特徴としており、男性・女性ボーカルのそれぞれの良さを引き出し、クリーンでナチュラルなサウンドが感じられると説明している。

前モデルGX70から筐体内のユニット設計を刷新。ミドル〜ハイクラスのイヤホンの技術を活用して空気の流れや音の反響を調整、共鳴効果を制御したとのこと。

筐体内のユニット設計を見直したことで装着性が向上

ハウジングはGXシリーズの特徴であるクリスタルカットはそのままに、新たに5軸CNC加工削り出しの航空グレードのアルミを採用。。筐体内側(肌に触れる面)とフェイスプレートのつなぎ部分を見直すことで、装着性を改善したとする。

GXシリーズの特徴であるクリスタルカット筐体を踏襲

コネクタには従来モデルと同等のMMCX端子を装備し、リケーブルに対応。パーツ精度の高い厳選した部品を採用したことで、MMCX端子のトラブルとして多いグラつきや緩さを解消し、安定した装着感を実現するという。

高純度のOFC銀メッキケーブルを付属。リケーブルのエントリーモデル「AT-C01」をベースに、柔らかく耐久度の高いTPE素材の被膜を採用して取り扱いのしやすさを向上。また、MMCX端子カバーのパーツをコンパクトに抑え、耳掛け時のケーブルの取り回しを改善した。3.5mmプラグ部分は、断線のリスクに配慮してL型を採用している。ケーブル長は1.2m。

ほか、USB-C to 3.5mmステレオミニ変換ケーブルを付属し、USB-C搭載のスマートフォンやタブレットと手軽に接続できる。付属のポーチは厚めのメッシュ編み仕様で、片手で開け閉め出来るため取り出しや収納がスムーズに行える。

付属品のイメージ

再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、インピーダンスは32Ω、感度は104dB/mW。

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