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USB Type-Cプラグ採用

水月雨、サファイア蒸着振動板ドライバーと環状平面駆動ドライバーのハイブリッドイヤホン「梅 - MAY」

公開日 2024/02/16 00:00 編集部 : 伴 修二郎
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合同会社地球世界は、水月雨(MOONDROP)から、サファイアダイナミックドライバーと環状平面駆動高域ドライバーを搭載するハイブリッド型イヤホン「梅 - MAY」を、2月23日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込12,300円前後での実売が予想される。

「梅 - MAY」

10mm径のサファイアダイナミックドライバーと6mm径の環状平面駆動ドライバーを搭載する、USB Type-C接続のイヤホン。USB Type-C対応のスマートフォンやタブレット等と接続可能で、独自のオンライン・インタラクティブDSP機能搭載により、音質は「通常のUSB Type-C端子のイヤホンをはるかに上回る」とアピールしている。

USB Type-C接続に対応

ダイナミックドライバーは、新開発のサファイア蒸着層複合フレキシブルサスペンション振動板を採用。古典的な美しい音色を再現し、広帯域で滑らかなレスポンスと超低歪みを実現するとしている。

環状平面駆動ドライバーでは、8,000Hzを超える高音域のディテールをより滑らかで低歪みに処理すると説明。また、テストを繰り返して検証したパワード2ウェイクロスオーバーと、音響FEA(有限要素シミュレーション)を最適化することで、両ドライバーをシームレスに結合して、それぞれの特性を最大限に引き出すという。

両ドライバーをシームレスに結合する

サウンド面では、超広帯域低歪デュアルユニットシステムと超低歪フルバランスオーディオ回路を採用することで、ピュアな音色を実現するとアピールする。また、強力な可変式DSPによって音質を最適化することで、周波数クロスオーバー効果を向上させたともしている。

さらに、4層イマージョンゴールド回路と高精度コンポーネントを特別採用したことで、最大120dBのダイナミックレンジと最小0.00078%の全高調波歪みを実現。パワフルなフルバランス出力によってイヤホンを駆動させるという。

筐体は医療グレードの樹脂を使用し、高精度3Dプリントによって製造した。人間工学に基づいた設計により快適な装着感を提供するとのこと。3Dプリントは医療用3Dプリンティングのリーダー企業と協力することで、音響キャビティパラメータの正確な制御を実現したという。

医療グレード樹脂筐体の高精度3Dプリント構造を採用

また、3ボタン式のリモコンマイクモジュールも装備し、ボタンを押すだけで音量調整や再生/一時停止、通話応答などが行える。高品質マイクも内蔵しており、クリアな音声通話も行えるとしている。

3ボタン式のリモコンマイクモジュールも装備

コネクタは0.78mm 2Pinで、リケーブルに対応する。再生周波数帯域は7Hz - 39kHz、インピーダンスは30Ω、感度は120dB。

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