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アップデートでLC3コーデックにも対応

ゼンハイザー、新デザインで装着性を高めたANC搭載TWS「ACCENTUM True Wireless」

公開日 2024/05/07 07:00 編集部:長濱行太朗
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Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドよりノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM True Wireless」を5月21日に発売する。価格はオープンだが、市場予想税込価格は32,890円としている。カラーバリエーションは、ブラック/ホワイトの2色をラインナップ。

「ACCENTUM True Wireless」。写真左からブラック、ホワイト。

ドライバーには、同社のハイエンド・完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 4」と同等の自社開発7mmトランスデューサー(ドライバーユニット)を搭載。高域から低域まで歪みがなく、解像感の高さも備えた、妥協のないサウンドを実現しているという。バックボリュームはハウジングと一体になっており、フィット感を高める仕様になっている。形式はダイナミック型、再生周波数帯域は5Hz – 21kHz、感度は107dB。

また本機では、デザインを刷新。Sonovaグループが持つ耳の形のデータと人口光学をベースとしたリサーチ結果、独自のノウハウ、そして実際のユーザーテストによって導き出した、新たな人間工学デザインを施している。新たなシェイプを導入したデザインによって、高いフィット感と快適な装着感、長時間使用での疲労感の軽減を実現、さらに耳からも外れにくくなっているとのこと。また、装着時も耳から飛び出しにくいミニマルデザインとなっている。

新たなシェイプのデザインを施すことで装着性を高めた。写真左がイヤホン外側、写真右がイヤホン内側

イヤホンのデザインだけでなく、充電ケースのサイズもさらに小型されたポケットサイズを導入。同社の“CXシリーズ”と比較しても大幅に薄型にされているとアピールする。充電ケースの外形寸法は49.95W×28.95H×51.72Dmm、質量は約52g(イヤホン約11g、充電ケース約41g)。

本モデルでは、ハイブリッドノイズキャンセリング(ANC)が採用されており、周囲のノイズを大幅に低減しながらも、同社ならではの音質を損なわないノイズキャンセリング効果をコンセプトにしているという。併せて、3段階の外音取り込み機能も装備。ゼンハイザー専用アプリ「Smart Control」からは風切り音防止の設定、イコライザー機能による音質調整も可能としている。

マイクは、イヤホンの片側に2個備えたデュアルマイクを採用しており、ビームフォーミング機能によって騒音がある場所でも周囲のノイズを抑え、ユーザーの声を明瞭に届けられる、高い通話品質を確保している。イヤホンは片耳使用もでき、またイヤホンを耳から外すと自動停止、装着すると自動で再生を開始するスマートポーズ機能にも対応する。

デザインをブラッシュアップしたことで耳から出っ張りにくい装着を実現

Bluetooth ver5.3対応で、音声コーデックはSBC、AAC、aptX、さらにアップデートによってLC3もカバーするという。また、友人同士での音楽の共有、公共のアナウンスなどをユーザーのイヤホンで聞くことができるAuracastにも対応予定。マルチポイントもフォローする。

バッテリーは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケースを使用すると最大28時間の連続再生が可能。Qiワイヤレス充電、長時間の使用でも劣化しにくいバッテリープロテクションモードも対応する。

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