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ヘッドホン本体とアンプ部それぞれ単品販売も

HIFIMAN、静電ヘッドホン入門モデル「MINI SHANGRI-LA」

公開日 2024/06/12 22:01 編集部:成藤 正宣
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HIFIMANは、静電型ヘッドホンシステムのエントリーモデル「MINI SHANGRI-LA」を6月28日に発売する。税込価格は以下の通り。

・ヘッドホン+アンプ:369,600円
・ヘッドホン単体:242,600円
・アンプ単体:173,250円

「MINI SHANGRI-LA」(ヘッドホン+アンプ)

MINI SHANGRI-LAは、約594万円の最上位モデル「SHANGRI-LA」や、約85万円のジュニアモデル「SHANGRI-LA jr」よりも手頃な価格ながらも、静電型ヘッドホンならではの音質はそのままに楽しめるとする、同社静電型ヘッドホンシステムの入門モデル。ヘッドホン本体と専用アンプのセットで販売されるが、それぞれ単品販売も行う。

静電型ヘッドホンならではの音質をなるだけ保ちつつ、価格とサイズを抑えた入門モデル(写真は試作機)

ヘッドホン側には、ナノテクを活用した厚み0.001mm以下の薄型軽量振動膜を搭載し、その表面にはナノ粒子を均一にコーティング。音質への悪影響を抑えながら導電性と安定性を高め、非常に広い再生周波数帯域を実現したとする。

専用アンプ背面

アンプ側も上位モデルに比べてコンパクトながら音質に妥協せず、ヘッドホンの性能を余さず引き出すために高圧トランジスタ出力方式を採用したと同社は説明。高周波成分の多い音楽ソースも余裕を持ってドライブが可能で、“音楽の細部を伝える、正確な再現” を追求したとのこと。入力端子として、XLR/RCAアナログ入力を各1系統ずつ備える。

ヘッドホン側の周波数特性は7Hz - 90kHz、感度は100dB、質量は約320g。アンプ側の周波数特性は20Hz - 20kHz、S/Nは97dB(@120Vrms)、THD+Nは0.006%(@120Vrms)。バイアス電圧は550V - 650V。外形寸法は255W×251H×93Dmm、質量は約5.82kg。

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