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VR3000の無線VS有線聴き比べも

<ポタフェス>finalのゲーミングイヤホン「VR3000」がワイヤレス化/有線イヤホン新機種も多数出品

公開日 2024/07/13 18:02 編集部 : 伴 修二郎
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ポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2024夏 秋葉原」が、本日7月13日(土)・14日(日)の2日間にわたり、秋葉原のベルサール秋葉原にて開催される。本稿では、final、4Leaf、CHIKYU-SEKAI & スターズフュージョンのブースの模様をレポートする。

「ポタフェス2023夏 秋葉原」が2日間にわたって開催

■final〈ゲーミング完全ワイヤレス「VR3000 Wireless」プロトタイプが登場〉



finalのブースでは目玉製品として、ゲーミングイヤホンとして好評を得ている「VR3000 for Gaming」をワイヤレス化した完全ワイヤレスイヤホン「VR3000 Wireless」のプロトタイプが登場した。

「VR3000 Wireless」プロトタイプ

本モデルでは、VR3000のゲーム内の空間イメージを正確に再現する音質はそのままに、同梱されているUSB Type-C超低遅延トランシーバーを使用することで、20ms以下の超低遅延接続が可能だと説明している。価格は2万円台を見込んでおり、発売時期は年内を目標に開発を進めているとのこと。

USB Type-C超低遅延トランシーバーも付属する

ブース内では、VR3000 Wirelessのプロトタイプの実力を人気格闘ゲーム『Street Fighter 6(ストリートファイター6)』で実際に体感することができる。また、合わせて有線モデルのVR3000 for Gamingも展示されており、有線とワイヤレスの聴き比べも行える。

試聴ブースの様子

有線との聴き比べも可能

指で潰さずに装着できるフォームタイプのイヤーピース「Fusion-G」も参考出品された。本イベントではプロトタイプとしてS/ M/ Lの3サイズを試聴することが可能で、フォームとシリコンの2層構造によって圧迫感の無い装着感と遮音性能を両立させたとのことだ。発売時期や価格は未定。

「Fusion-G」プロトタイプ

さらに、finalの新しい有線イヤホンシリーズ“S series”も参考出品。ステンレス筐体モデル「S4000」と真鍮筐体モデル「S5000」の2機種をラインナップし、それぞれのプロトタイプを実際に試聴することができる。

有線イヤホンシリーズ「S series」

バランスドアーマチュア(BA)ドライバー×2基を搭載し、担当者は「暖かみのあるサウンドが特徴」とコメントする。モデル別に異なる金属の切削筐体を採用したほか、筐体の響きを考慮した音質設計も施したという。2Pinによるリケーブルにも対応。価格はS4000が約40,000円、S5000が約50,000円を見込んでおり、発売時期は今秋を予定しているとのことだ。

真鍮筐体モデル「S5000」

ステンレス筐体モデル「S4000」

そのほか、DITAブランドからは同ブランド向けの付け替えUSB Tyep-Cプラグの完成品も参考出品している。発売時期は今月7月中を予定しているとのことで、価格は約5,000円前後を見込んでいるとのことだ。

DITAの付け替えUSB Tyep-Cプラグも参考出品

■4Leaf〈BQEYZの新イヤホン「Cloud」など新製品が多数〉



4Leafのブースでは、まず同社が取り扱う中国のオーディオブランドBQEYZのダイナミック+パッシブユニット搭載イヤホン「Cloud」の実機が展示。自然なボーカル音に特化したチューニングによって、豊かな空気感とバリ感のないクリアな高域、ゆったりとした弾力性がある低域が特長だとしている。

「Cloud」

本製品は今年5月より、「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングによる先行販売を開始し、見事目標金額を突破。一般発売は今年8月頭頃を見込んでおり、価格は約25,000円前後であるとした。

NF Audioブランドからは、新たに交換式チューニングノズル(ステンレス/ブラス)を採用したことで、2つの異なるサウンドが楽しめる1DDイヤホン「RA15」が参考出品した。

「RA15」

製品の特徴として、金属製ハウジングやデュアル磁気回路、ダブルキャビティ設計、交換可能な銀メッキケーブルなど既存モデルに採用された機構をしっかりと踏襲しているとのこと。発売時期は未定だが、価格は約14,000円前後を見込んでいる。

SUPERTFZブランドからは、6mm径ダイナミックドライバーを搭載するイヤホン「KING KONG」が先行展示された。サウンド傾向は担当者によればウォーム寄りな音色が特徴だとしている。発売時期は未定で、価格は4,000円前後を見込んでいるという。

「KING KONG」

また、1万ガウスのデュアル磁気回路を備えたカナル型イヤホン「NO.3 PRO」を、よりゲームプレイに特化したサウンドチューニングにした「NO.3 PRO GT」も先行展示された。11.4mm径のダイナミックドライバーを搭載し、より固めのサウンド傾向になっているという。こちらも発売時期は未定で、価格は10,000円前後を見込んでいるとしている。

「NO.3 PRO」

スウェーデンdefuncの姉妹ブランド「MONDO by defunc」では、オーバーイヤー型ヘッドホン「Mondo Over-Ears」と、オンイヤー型ヘッドホン「Mondo Freestyle Headphones」の実機が登場した。

MONDO by defuncは、スウェーデンのストリート系音楽レーベル「Monza Music Entertainment」、大手ストリート系メディア「Dopest」、そしてdefuncというスウェーデンのストリートカルチャー3社が手を組んで作り上げたオーディオブランド。Mondo Freestyle Headphonesはレトロなデザインが特徴的なオンイヤー型BTヘッドホンで、左右ハウジングがダイヤル型のコントローラーになっていることで直感的操作と誤操作を防ぐという。

「Mondo Freestyle Headphones」

Mondo Over-Earsは、40mmと10mmのデュアルドライバーを搭載したBluetooth対応オーバーイヤー型ヘッドホン。デュアルドライバーとオリジナルアプリ内のEQ設定によって、クリアかつファットなサウンドを楽しめるとアピールしている。

「Mondo Over-Ears」

■CHIKYU-SEKAI&スターズフュージョン〈各ブランドの限定製品が多数参考出品〉



CHIKYU-SEKAI&スターズフュージョンのブースでは、水月雨 (MOONDROP)ブランドから日本限定モデルとなるUSB Type-Cの力ナル型イヤホン「星光-Starlight」が参考出品。マグネシウムリチウム合金ド一ム振動板+デコアル磁気回路ダイナミックドライバーを搭載する。発売時期は8月中~9月頭頃で、価格は約26,000円前後を見込んでいるとのこと。

「星光-Starlight」

パッケージのイメージ

TANCHJIMブランドからは、ANC完全ワイヤレスイヤホン「MINO」をベースに、新たなハードウェアアーキテクチャを採用したことで基本のチューニングを変えずに回路ノイズをさらに低減した限定モデル『MINO「スターズ・ウィング」』が参考出品された。

『MINO「スターズ・ウィング」』

また本モデルには、TANCHJIM公式キャラクター「浅野てんき」のボイスも収録している。発売時期は未定で、価格は約13,000円前後を見込んでいるとのことだ。

あわせて、ポータブルDACの限定新モデル『LUNA「シルバー・ソード」』も登場。本モデルも浅野てんきとコラボレーションした限定デザインを採用している。

『LUNA「シルバー・ソード」』

TANCHJIM公式キャラクター「浅野てんき」

さらに、今年5月に中国で発売された新たな有線イヤホン「4U」の実機も参考出品された。シングルダイナミックドライバーを搭載し、価格は約70ドル。日本での発売は8月末から9月頃を予定しているとのことだ。

「4U」

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