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新チップでサウンドの品質も向上

Google、ノイキャン効果2倍の完全ワイヤレス「Pixel Buds Pro 2」。シリーズ初のTensor A1チップを搭載

公開日 2024/08/14 02:00 編集部:平山洸太
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Googleは、完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro 2」を発表。9月26日の発売を予定しており、価格は36,800円(税込)。カラーはPorcelain、Hazel、Peony、Wintergreenの4色を用意する。

「Pixel Buds Pro 2」

従来よりも小型軽量化し、「最も快適で安定感のあるイヤホン」とする完全ワイヤレスイヤホン。Pixel Budsシリーズ初のTensor A1チップを搭載し、オーディオ性能とGoogle AI機能も強化したとしている。

本体設計には4500万の耳の形のスキャン分析と、実際の装着テストを実施。4種類の大きさのイヤーチップにより、あらゆる耳にフィットするという。また、新しい固定用アーチを回して調整することで、イヤホンが外れにくくなり快適な装着感が得られるとのこと。

音速の90倍の速さで音声を処理するというTensor A1チップにより、アクティブノイズキャンセリングの性能も強化。秒間最大300万回の処理を行うSilent Seal 2.0を採用することで、従来比2倍のノイズキャンセルを実現。これにより、賑やかな街路の騒音からカフェでの周囲の会話まで、さまざまなノイズを効果的に低減するという。

カラーは4色をラインナップする

ドライバーは11mmのダイナミック型を採用。Tensor A1チップにより「高級イヤホンでもまれにしか採用されない」という音楽再生専用のマルチパス処理に対応し、ノイズキャンセリングによる音楽信号の変質を防止。これにより、正確で臨場感あふれるサウンドと優れたノイズキャンセリング性能を両立しているという。

バッテリーはアクティブノイズキャンセリングを有効にした状態で、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で最大30時間。イヤホンは急速充電に対応しており、ケースに戻して15分間充電することで、バッテリー持続時間を最大3時間延長できる。

GoogleのAI「Gemini」との連携にも対応する。スマートフォンからGeminiライブチャットを立ち上げるだけで、Geminiと会話することが可能。新しいアイデアについて話したり、面接の練習をしたりできるという。なお、現状では日本語に非対応であり、利用するには言語設定を英語にして英語で話す必要があるとしている。

ほか、ヘッドトラッキング付きの空間オーディオ、マルチポイント接続、会話検出機能など、従来のPixel Budsシリーズにある機能を引き続き備えている。通信面においてはBluetooth 5.4をサポートし、LE Audioおよびスーパーワイドバンドに対応。イヤホンはIP54、ケースはIPX4の防滴性能を備える。

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