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新技術「AAOI」「PPR」採用

Campfire Audio、14.2mm & 6mmのデュアル・プラナードライバーIEM「Astrolith」

公開日 2024/09/25 16:01 編集部:杉山康介
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ミックスウェーブは、同社が取り扱うCampfire Audioブランドから、片側あたり2基のプラナーマグネティック(平面磁界型)ドライバーを搭載するインイヤーモニター(IEM)「Astrolith(アストロリス)」を、9月27日(金)より発売する。価格はオープンだが、市場では税込315,000円前後での実売が想定される。

Astrolith

超低域 - 中域用に14.2mm、高域用に6mmのプラナードライバーを新開発し、各1基ずつ搭載。これらをクロスオーバーレスで組み合わせており、プラナードライバーならではの音の速度、精度、インパクト、解像度、ピュアさを際立たせたとする。

同ブランドが6mm口径のプラナードライバーを採用するのは今回が初めてであり、そのポテンシャルを最大限に活かすため、新技術「Particle Phase Resonator(PPR)」チューニングチャンバーを組み合わせた。本技術により6mmプラナードライバーを滑らかに調整しつつ、長所である超高速トランジェントや高域の伸びを引き出し、トップエンドのディテールやイメージングを実現したとのこと。

加えて、もうひとつの新技術として「Additive Acoustic Optical Inclusion(AAOI)」ハウジングを採用。内蔵する音響形成ジオメトリによってプラナードライバーの出力を洗練・強化するとしており、14.2mmドライバーの超低域から中域にかけての迫力、テクスチャ、イメージング、レイヤーと、6mmプラナードライバーの高音域とを優雅に調和させると謳っている。

14.2mm、6mmという2基のプラナーマグネティックドライバーを搭載

同社はサウンド面の特徴として、プラナードライバーの高速駆動から得られるインパルス・レスポンスを挙げており、音がにじむことなく音符から音符へ繋がってくれると説明。また全高調波歪も「信じられないほど低いレベル」にまで下げたとしており、鮮明でクリーンかつ正確な音響再生を可能にしたという。

ハウジングは半透明で軽量な3Dプリンター製で、堅牢な鏡面仕上げのステンレススチールフェイスプレートを装着する。また、半透明なハウジングと内部チャンバーが相まって、遠くからは黒く滑らかに、近くでは光の反射や内部構造が見えるユニークなデザインを実現。“独特の宝石のような輝きが生まれる” としている。

半透明な筐体と鏡面仕上げのステンレススチールフェイスプレートで構成

周波数特性は5Hz - 25kHzで、インピーダンスは8.2Ω@1kHz、入力感度は94dB@1kHz。本体にはMMCXコネクターを搭載し、3.5mm/4.4mmバランス端子の「Time Stream Cable」などが付属する。

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