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シンプルなドライバー構成で迫力の重低音

カナルワークス、独自設計フィルター搭載の重低音3BAカスタムIEM「CW-L15LV」。ユニバーサル/セミカスタムとの3タイプ

公開日 2024/10/03 15:43 編集部:成藤 正宣
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カナルワークスは、独自設計の高次音響フィルターにより迫力の低音を再現するという、3BAインイヤーモニター(IEM)「CW-L15LV」「CW-S15LV」「CW-U15LV」を、11月2日より発売する。価格はいずれもオープン。同社直販サイト・カナルワークスダイレクトショップでの税込価格はそれぞれ以下のとおり。

・カスタムモデル「CW-L15LV」:126,500円(※耳型採取費別)
・セミカスタムモデル「CW-S15LV」:94,600円
・ユニバーサルモデル「CW-U15LV」:89,100円

カスタムモデル「CW-L15LV」

ユニバーサルモデル「CW-U15LV」

CW-L15LVは耳型をもとに製作するオーダーメイドのカスタムIEM、CW-U15LVはイヤーピースを用いて装着する耳型採取不要のユニバーサルIEMとなり、CW-S15LVはユニバーサルIEMながらカスタムIEMと同様のデザインカスタマイズを行えるセミカスタムIEMとなっている。

いずれも低域に2基、高域に1基のBAドライバーを搭載する、重低音再生に焦点をあてた2ウェイ/3ドライバーIEM。同じコンセプトの上位モデルよりもドライバー構成をシンプルにまとめあげることで、重低音の迫力はそのままに、価格と性能のバランスを整えたとしている。

ドライバーとともに、同社が独自に設計した高次音響フィルターを搭載する。音導管とチャンバーを組み合わせた構造で、車のマフラーが排気音を調整するのと同様の仕組みで低域だけを強調。ライブ会場などで使用されるサブウーファーのように深みのある力強い重低音を再現しつつ、他の音域とのバランスも保ったクリアなサウンドが楽しめるという。インピーダンスは14Ω、感度は114dB。

独自設計の高次音響フィルターで、深みと迫力のある重低音を再現

ケーブルは2pinコネクターにより着脱が可能。カスタム/セミカスタムモデルには耳元にメモリーワイヤーを内蔵したケーブルが付属し、耳にかけやすい角度に曲げることができる。被覆のカラーはクリアー/ブラックの2色から選択可能。またプラグは3.5mmステレオミニだが、有料オプションにて2.5mm 4極バランス/4.4mm 5極バランスプラグに変更することができる。

カスタム/セミカスタムモデルでは、有料オプションにてバランスケーブルへの変更も可能

ユニバーサルモデルには、メモリーワイヤーの代わりに耳当たりの優しいカール処理を施した「ヘビーデューティケーブル」が付属。また、皮脂などによる変色を起こしにくい素材を採用している。

カスタム/セミカスタムモデルでは、左右のフェイスプレート/シェルのカラーを全26色から好みに合わせて指定できる。加えて、ウッドプレート、リアルカーボンプレート、メタルプレートなどの有料デザインオプションもラインナップ。同社公式サイトに設置された「シミュレーションページ」から、実際の仕上がりを確認できる。

カスタム/セミカスタムモデルは、フェイスプレートやシェルのカラー/仕上げをカスタマイズ可能

セミカスタム/ユニバーサルモデルでは、音の出口に国内産のアルミ削り出しノズルを採用。高い精度と仕上がりの美しさで、安定した音質と所有する喜びを満たす質感を両立したとのこと。シェルはカスタムモデルと同様に1点1点ハンドメイドで製作し、数多くの耳型と向き合ってきたノウハウを活かした、幅広いユーザーにフィットする形状に仕上げたとしている。

セミカスタム/ユニバーサルモデルは、高精度で質感高い国産削り出しアルミノズルを採用する

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