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セミカスタム、ユニバーサルモデルも

カナルワークス、2ウェイで最高のクオリティを目指したCIEM「CW-L17QD」。ヘッドフォン祭にも登場

公開日 2022/04/22 00:00 編集部:杉山康介
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カナルワークスは、2ウェイ6ドライバー構成の新カスタムIEM「CW-L17QD」など4モデルを5月下旬より販売・受注開始する。ラインナップと価格は以下の通り(価格は全て税込表記)。

CW-L17QD

・カスタムIEM「CW-L17QD」:¥119,900
・セミカスタムIEM「CW-S17QD」:¥82,500
・ユニバーサルIEM「CW-U17QD」:¥79,200
・ユニバーサルIEM+Bluetoothケーブル「CW-U17QDBT2」:¥88,000

シンプルな2ウェイモデルで最高のクオリティを目指したという、高域用に超小型のクアッドBA、低域用にデュアルBAを搭載した6ドライバーモデル。クアッドBAは超小型のBAユニット4基をひとつにまとめたもので、1基あたりの負荷が下がり、歪み感の少ない艶やかな高域を実現したという。

高域用に超小型のクアッドBAを搭載

低域のデュアルBAには、ベント装備により高能率で、かつ音響フィルターを内蔵した低音専用設計のものを採用。これらの2ウェイ構成によってワイドレンジなサウンドを実現したとのこと。全モデル共通でインピーダンス50Ω、感度122dBとなっている。

クアッドBA+デュアルBAの構成により、ユニバーサルのCW-U17QDではシングルノズルのコンパクトな音響アッセンブリを実現。6ドライバー構成ながら耳の小さい方、耳道の細い方でも快適な装着感が得られるという。

CW-U17QD

シェルはカスタムIEMを連想させるデザインで、ノズルには国内生産の高精度アルミ削り出し品を採用。ケーブルは耳掛け部分のメモリーワイヤーの代わりに、耳あたりが優しいカール処理を施した新ケーブルで、皮脂などによる変色にも強くなったとしている。

Bluetooth仕様のCW-U17QDBT2は、BluetoothはVer.5.0に、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX LLに対応。ケーブルも音質に配慮し、4Nグレード無酸素銅導体ツイストケーブルを採用している。

ユニバーサル+Bluetooth仕様のCW-U17QDBT2も

カスタムのCW-L17QDは、ユーザーの好みにあわせてシェルカラー、フェイスプレートカラー、スペシャルフィニッシュ、Bluetoothを含むケーブル仕様などをオプションから選択可能。セミカスタムのCW-S17QDではユニバーサルシェルを採用しつつ、カラーリングやフィニッシュのカスタマイズが可能となっている。

なお、本製品は4月29日に開催予定の「春のヘッドフォン祭2022 mini」にて紹介、先行予約が行われる。さらに2022年5月末をもって、「CW-L12a」「CW-L32V」「CW-L33LV」「CW-L52」が販売終了になることも発表された。

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