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骨伝導ドライバーを含む4種のドライバーをブランド初搭載

THIEAUDIO、“低音愛好家”のために設計したクアッドブリッドイヤホン「Origin」

公開日 2024/10/18 00:00 編集部 : 伴 修二郎
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ナイコムは、同社取り扱いブランドのTHIEAUDIO(セーオーディオ)から、1DD+4BA+2EST+1BC(骨伝導)のクアッドブリッドドライバー構成を採用したイヤホン「Origin」を、10月25日より発売する。価格は143,000円(税込)。

「Origin」

ブランドでは初となる、骨伝導ドライバーをはじめ4種類/計8基のドライバーを組み合わせた「クアッドブリッドドライバー構成」を採用。“低音愛好家のために設計されたと言っても過言ではない” という魅力的な低音だけでなく、ニュートラルで楽器とボーカルを正確に再生するスタジオクオリティの中音域、人間の耳の知覚周波数と完璧にマッチさせた自然な減衰の高音域を兼ね備え、「THIEAUDIOブランドの解釈による完璧な低音、かつバランスの取れたトーンシグネチャー」を届けると謳っている。

4種類のドライバーを組み合わせた設計で「THIEAUDIOブランドの解釈による完璧な低音とバランスの取れたトーンシグネチャー」を届けるとアピール

バイオセルロース振動板を採用した10mm径ダイナミックドライバー1基を低域用に搭載。BAドライバーは、スムーズな上下の高音を実現するよう再設計されたKnowles製「TWFK」と、空気感の富んだ高音を実現するSonion製「2600」を各2基ずつ搭載する。また、中音域〜高音域用として11mm径の大型骨伝導ドライバーを採用することで、「中音域と高音域に広がりのあるサウンドステージを加える」と説明している。

ハウジングには、耐久性に優れる医療グレード樹脂のみを使用。各ユニットは最先端の樹脂プリンターで精密に製造した後、全て手作業で仕上げを施しているという。

欧州基準の医療グレード樹脂を使用したハウジング

0.78mm 2pin端子によるリケーブルに対応し、付属ケーブルとしてブランドオリジナルの「EliteNoir」を採用。7×7×0.08mmのSilver Plated Over 5N LC-OFC(線形結晶無酸素銅)ワイヤーや、16×7×0.06mmのSilver Plated Over 4N LCOFCワイヤーといったハイグレードな導体を用いており、20AWGのワイヤーを合計161本使用している。

ブランドオリジナルケーブル「EliteNoir」を付属

内部絶縁と外層には、アメリカ製のスモークブラック・ブルーのソフトPVCを採用。さらにスパイラル・シールドとLitz Type 2テクノロジーを採用することで、耐久性の向上と信号ロスの低減を実現したという。再生機器側プラグにはマルチプラグシステムを装備し、3.5mm/4.4mmの2種類のプラグを付け替えることができる。ケーブル長は約1.2m。

付属のキャリングケースはアルカンターラ素材を用いてハンドメイドで製造。丸みを帯びたデザインは持ち運びしやすく、またエレガントな外観に加えて耐久性と防汚性も兼ね備えるアルカンターラにより、長期間にわたってイヤホンをしっかりと保護するとのこと。

再生周波数特性は20Hz - 44kHz、感度は102dB@1kHz、インピーダンスは9Ω。本体質量は約60g(ケーブル/プラグ含む)。ほか付属品として、シリコンイヤーピース、フォームイヤーピースを各3サイズ(S/M/L各1ペアずつ)、クリーニングクロスなどを同梱する。

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