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天然木を5軸CNCと職人の手作業で加工

SIVGA、独自開発50mmドライバー搭載の木製開放型ヘッドホン「Anser」。約3.4万円

公開日 2024/11/15 00:00 編集部:松原ひな子
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01Diverseは、SIVGA(シブガ)ブランドから、独自開発の50mmダイナミックドライバーを搭載した開放型ヘッドホン「Anser」を11月22日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込33,980円前後での実売が予想される。

「Anser」

Anserは有線接続の開放型ヘッドホンで、ブランドが独自に開発した50mm口径のダイナミックドライバーを搭載する。音の細部まで再現するクリアで自然なサウンドを志向しつつ、力強い低音とボーカルが前に出て聴き取りやすいとしており、エレクトロニックミュージックやDJダンスミュージック、ポップミュージックなどとの相性が抜群とアピールする。

振動板はチタン素材を採用し、軽量ながら剛性と弾力性を向上。ドームには高分子有機炭素繊維ポリマーを用いることで、不要な振動を効果的に抑え、クリアで躍動感のあるサウンド追求した。

自社開発のダイナミック型ドライバーを搭載

磁気回路には、強度が高く安定したネオジウム磁石(NdFeB)を搭載。高感度/高解像な再生に特化したという。ボイスコイルはレスポンスのよいカッパークラッドアルミワイヤー(CCAW)製のコイルを採用し、繊細な音の再現性と、伝達力の向上を図った。

ドライバーフレームはマルチホール設計を採用。空気の流れを正確にコントロールできるよう開口部とのバランスが考慮されており、低音から高音へのスムーズな音の移行を実現するという。

マルチホール設計とバランスの取れた開口部で空気の流れをコントロール

ハウジングには厳選された天然木を使用。5軸CNCによって精密加工した後、磨き、塗装、自然乾燥などの工程は職人が伝統的な技法を用いて行っており、木目を活かした美しい外観となめらかで上質な手触りを楽しめるとする。ブラケットなどの金属パーツはダイカスト製法を採用し、高級感を持たせた。

ブランド伝統のウッドハウジングを採用

高級感を持たせた金属パーツ

本体は人間工学に基づいて設計されており、長時間装着でも疲れにくい快適な装着感を実現したとする。ヘッドバンドは無段階調整が可能な回転式構造。イヤーパッドはベルベット素材を採用し、柔らかい触感と肌触りに仕上げている。

ケーブルは両出し式で、3.5mm 2極プラグ×2によるケーブルの着脱に対応。長さ2mのシングルエンドケーブル(3.5mmステレオミニ)が付属する。ほか、3.5mm to 6.35mm変換プラグ×1、麻素材のキャリングポーチなども同梱する。

3.5mm 2極プラグ×2でケーブル着脱が可能

付属品

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、感度は105dB、インピーダンスは38Ω。質量は342g。

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