NOBUNAGA Labs、ゼンハイザーMMCX対応イヤホンリケーブル「天吹」。4N純銀パラジウムメッキ導体を採用

ワイズテックは、NOBUNAGA Labsブランドがラインナップする4N純銀パラジウムメッキ導体を採用した “VISIONシリーズ” から、ゼンハイザー専用MMCX対応のイヤホンケーブル「天吹（あまぶき）」を11月22日に発売する。価格はオープンだが、税込48,870円前後での実売が予想される。

天吹は、SENNHEISERのイヤホンに搭載される独自規格のMMCXコネクタに対応するイヤホンリケーブル。対応機種は「IE 900」「IE 600」「IE 300」「IE 200」の4モデルで、プレーヤー側端子は4.4mm 5極バランスのみを用意する。

導体は圧倒的な音の情報量と解像度を表現するという4N純銀パラジウムメッキ線を採用。1芯あたり35本を投入した8芯構成にすることで、音像定位と情報量を向上させ、微細な音の質感をきめ細やかに再現するとした。また、この8芯編み込み構成は、バランス接続の効果を最大限に発揮できるよう設計されているという。

分岐部分のはんだ接合工程は行わず、ケーブルの編み込みピッチを均等化することで、電気抵抗の原因を排除し、伝送特性が変化しない設計を実現したとのこと。

導体を真円化することで柔軟性と耐久性を高めており、折り曲げや急激な温度変化にも対応し、安定した信号伝達を行うとしている。外被は柔軟性、耐久性に優れた高品質PVCを採用して取り回しのよさを確保し、タッチノイズも低減化させている。

イヤホン側端子は24K金メッキ処理を施すことで、接触抵抗を抑制し、電気伝導性を高めた。シェル内部には着脱時のトラブルを最小限に抑えるモールディング加工を施すなど、細部まで高精度な加工を追求したという。シェルはブランドオリジナルのスリットデザインを採用。黒（L）と赤（R）のラインは長期間使用しても消えないよう溝に印字されている。なお接触不良を引き起こす原因となるため、コネクタ部分のワッシャーは取り外さないようアナウンスしている。

プレーヤー側端子の4.4mm 5極ストレート型プラグは金メッキ処理を行い電気伝導性を高めたほか、フラッシュメッキ工程にメッキはがれや酸化侵食などのトラブルを防止する特殊処理を施した。

インピーダンスは0.3Ω以下、ケーブル長は1.2m。