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エントリーモデルながらハイレゾ認証取得

FIIO、LDAC対応のポータブルヘッドホンアンプ「BTR11」。税込3,520円前後

公開日 2024/11/22 10:00 編集部:松原ひな子
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エミライは、FIIOブランドから、LDACコーデックに対応するポータブルヘッドホンアンプ「BTR11」を11月29日に発売する。価格はオープンだが、税込3,520円前後での実売が予想される。カラーはブラック/ホワイトの2色。

「BTR11」ブラック

ホワイト

BTR11は、Bluetooth Ver5.3による無線接続に対応するポータブルヘッドホンアンプ。同ブランドのエントリーモデルに位置付けられながら、同価格帯のヘッドホンアンプでは初のLDACコーデックに対応、ハイレゾオーディオ認証も取得した。チップは「BES2700」を採用しており、デュアルコアCPUにより安定性を確保、またデュアルコアNPUによってサウンド処理を強化した。

さらに、独立したヘッドホンアンプ部を搭載。アンプ回路は超低抵抗設計を施したといい、最大出力は45mW(16Ω、THD+N<1%)を実現する。上述のDAC性能と組み合わせることで、コンパクトながら優れた音質を実現したとしている。

独立したヘッドホンアンプ部を搭載

再生周波数帯域は20Hz - 45kHz(<2.3dB)、S/N比は101dB、出力インピーダンスは0.5Ω、THD+Nは<0.008%(1kHz/-3dB@32Ω)。BluetoothコーデックはLDAC/AAC/SBCをサポートするほか、出力端子として3.5mmステレオミニを1基装備する。

機能面では、高感度の全指向性マイクを内蔵し、通話が可能。ノイズリダクション機能と組み合わせることで、クリアで明瞭な通話を実現するとのこと。連続再生時間は最大約15時間(AAC使用時)/約8.5時間(LDAC使用時)で、1時間で約90%まで充電が可能。また、最大2台のデバイスと同時接続できるマルチポイント接続に対応する。

本体天面。3.5mmヘッドホン出力端子を搭載

本体の外径寸法はクリップ含め19W×55H×14.6Dmmとコンパクト。バッククリップやストラップホールを備え、携帯性に優れた設計となっている。側面の物理ボタンでは電源のオン/オフや再生/一時停止、再接続、ペアリング、通話操作、音声アシスタントの起動などが行える。

前面に搭載されたLEDインジゲーターでは、表示される色によって電源/ペアリング/充電/Bluetoothコーデックなどの情報を視認できる。外観デザインでは複数のシルクスクリーン印刷を施し、洗練された磨き上げを行っている。本体質量は13g。

本体側面。物理ボタンで基本操作が可能

サイズ感参考

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