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コンセプトモデルで開発したハイエンド線材を採用

Brise Audio、"過去最大級の導体量” の音質追求イヤホンケーブル「OROCHI-Ultimate」。33万円

公開日 2024/12/02 15:38 編集部:成藤正宣
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ブリスオーディオは、独自の高機能高純度銅を潤沢に使用した「OROCHI」線材を採用するイヤホンケーブル「OROCHI-Ultimate」を、本日12月2日(月)より受注生産にて発売する。価格は330,000円(税込)。

「OROCHI-Ultimate」

再生機器側プラグは4.4mm 5極バランス/3.5mmシングルエンド、イヤホン側コネクターはMMCX/2pin/PentaconnEar/A2DC/FitEar 2pin/IPX/ソニーIER-Z1R用MMCX/ゼンハイザー用MMCXをラインナップ。なおPentaconnEarコネクター搭載モデルのみ、価格は340,000円(税込)となる。

通常販売は行っていないコンセプトモデル「MURAKUMO2 for IEM」にて開発された、超ハイエンド向け線材・OROCHIを採用するハイエンドのイヤホンケーブル。

導体は、従来の最上位線材「YATONO」と同様の高機能高純度銅を採用。純度と結晶構造にこだわった特殊な銅母材から、約200本もの素線を紡ぎ出し、効果的に編み合わせて製造しているという。その上で、導体量をイヤホンケーブルとしての限界近くまで増量し、新たな絶縁素材や電磁波吸収材加工を採用するなど、音質最優先の設計を行った。

結果として太く固い構造となった代わり、量感ある低域を土台に透き通った中高域が展開するサウンドを実現。同社では再生環境のポテンシャルが高ければ高いほど実力を発揮し、“力感に富み、厚みのある音場展開でスケール感が大きく、情報量の多いソースで真価を発揮する傾向がある” ケーブルだと説明している。

再生機器のポテンシャルが高いほど実力を発揮するというハイエンドケーブル

導体以外のパーツについても、ハイグレードケーブル “Ultimateシリーズ” で開発したものを継承。ケーブルスライダーはOFC削り出しの上で24金ゴールドコーティングを施し、質感だけでなく音質にもこだわって調整。耳掛け部分のワイヤーも音質と取り回しの両方を考慮し、特殊処理を施したチタンワイヤーを採用している。

イヤホン側コネクターでも、MMCX/2pin/A2DC/PentaconnEarについては独自に開発したものを採用し、OFC削り出しのシェルを装着。再生機器側は特注仕様の日本ディックス社製PentaconnOFCプラグにOFC削り出しシェルを装着、24金コーティングを施したとのこと。

分岐部のパーツやコネクター/プラグも、独自に開発するなどこだわっている

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