「32型高性能車載用eLEAPディスプレイ」を開発
JDI、次世代OLED「eLEAP」に関する戦略提携を台湾メーカーと締結。高輝度車載ディスプレイで市場開拓へ
ジャパンディスプレイ(JDI)は、台湾のディスプレイメーカーInnolux、および同社子会社のシンガポール企業CarUXと、次世代OLED「eLEAP」に関する戦略提携の契約を本日12月3日付けで締結したことを発表した。
JDIは、2022年5月に、世界初のマスクレス蒸着とフォトリソを組み合わせた方式で画素を形成し、従来OLEDと比較して2倍の輝度、3倍の寿命を実現する次世代有機EL「eLEAP」の量産技術を確立。また、効率性の高い製造プロセスにより、従来のOLEDと比較してCO2排出量を大幅に削減するなど、環境面に配慮した技術でもあるとアピールする。
提携先となるInnolux、CarUXはeLEAPについて「真に革命的なディスプレイ技術であると確信している」と評価。その卓越したパフォーマンスをJDIと共に世界に提供していくと意気込む。その戦略提携の一環として、「32型高性能車載用eLEAPディスプレイ」を開発。車載ディスプレイを得意とするCarUXとJDIとの共同で市場の開拓を図っていくという。
また、本ディスプレイは、eLEAPのほか、酸化物半導体TFTと同様にオフリーク電流が非常に小さく、低消費電力デバイスに適したバックプレーンの提供を可能とする、高移動酸化物半導体(HMO/High Mobility Oxide)技術を採用した初のモデルになっていると同社は説明している。
HMO技術を車載ディスプレイに採用することで、車載用途で求められるOLEDの高輝度化、高リフレッシュレート、低周波駆動による低消費電力化が可能に。JDI製の32型車載用ハイエンドLCDディスプレイと比較して、消費電力を76%削減しながら、解像度を12%向上、輝度は15%増加。さらに、コントラストが690倍に改善されているとのことだ。
JDIは、2022年5月に、世界初のマスクレス蒸着とフォトリソを組み合わせた方式で画素を形成し、従来OLEDと比較して2倍の輝度、3倍の寿命を実現する次世代有機EL「eLEAP」の量産技術を確立。また、効率性の高い製造プロセスにより、従来のOLEDと比較してCO2排出量を大幅に削減するなど、環境面に配慮した技術でもあるとアピールする。
提携先となるInnolux、CarUXはeLEAPについて「真に革命的なディスプレイ技術であると確信している」と評価。その卓越したパフォーマンスをJDIと共に世界に提供していくと意気込む。その戦略提携の一環として、「32型高性能車載用eLEAPディスプレイ」を開発。車載ディスプレイを得意とするCarUXとJDIとの共同で市場の開拓を図っていくという。
また、本ディスプレイは、eLEAPのほか、酸化物半導体TFTと同様にオフリーク電流が非常に小さく、低消費電力デバイスに適したバックプレーンの提供を可能とする、高移動酸化物半導体(HMO/High Mobility Oxide)技術を採用した初のモデルになっていると同社は説明している。
HMO技術を車載ディスプレイに採用することで、車載用途で求められるOLEDの高輝度化、高リフレッシュレート、低周波駆動による低消費電力化が可能に。JDI製の32型車載用ハイエンドLCDディスプレイと比較して、消費電力を76%削減しながら、解像度を12%向上、輝度は15%増加。さらに、コントラストが690倍に改善されているとのことだ。