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USB Type-C DACアダプターが標準付属

TWISTURA、“エントリークラスのベンチマーク” 目指したダイナミック型イヤホン「D-MINOR」

公開日 2025/01/24 11:00 編集部:松原ひな子
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MUSINは、同社が取り扱うTWISTURA(ツウィスチュラ)ブランドから、ダイナミック型イヤホン「D-MINOR」を1月24日に発売する。通常モデルとマイク付きケーブルモデルの2種類をラインナップし、予想実売価格はそれぞれ下記の通り。

・「D-MINOR」(通常モデル):税込6,435円前後
・「D-MINOR」(マイク付きモデル):税込6,930円前後

「D-MINOR」

D-MINORは、“エントリークラスのイヤホンのベンチマークとなるサウンド” を目標に、経験豊富な研究開発チームが科学的数値に基づきチューニングしたというイヤホン。ドライバーユニットは、ダイナミック型の「10mm高性能ムービングコイルユニット」を左右それぞれ1基ずつ搭載。精密に調整した磁気回路やサスペンションシステムなどにより、高磁束/低歪/高効率を兼ね備え、音楽の細部にまでおよぶ正確な再現性と、クリアで繊細な音質を実現したとする。

ドライバー構造イメージ。新世代ムービングコイルユニットを搭載

振動板にはLCP(液晶ポリマー)ドーム・コンポジット・ダイヤフラムを採用。強度や剛性、軽量性、高入力時の安定性が高く、トランジェントレスポンスと正確な定位表現に優れるという。これにより、様々なコンテンツを快適に楽しめる、ディテールとリアリティに富んだサウンドを再生できるとしている。

高性能LCP(液晶ポリマー)ドーム・コンポジット・ダイヤフラムを採用

筐体はフロントキャビティに亜鉛合金、リアキャビティに3Dプリント樹脂を採用。透明な樹脂製フェイスカバーと亜鉛合金キャビティを組み合わせることで、ユニークなデザインと耐久性/抗酸化性を両立させた。また筐体には導管式エアーベント構造を内蔵。内部の空気圧を最適化することで、ダイナミックレンジや全体的な明瞭度を高めるとしている。

導管式エアーベント構造で内部の空気圧を最適化

装着イメージ。装着性とファッション性を調和させたとアピール

ノズル部分はネジ式のサウンドフィルターとなっており着脱交換が可能。サウンドフィルターはリファレンス(ブラック)/クラシカル(レッド)/ポップ(ブルー)の3種類が同梱し、ユーザーの好みに合わせてサウンドをカスタマイズできる。

3種のフィルターで音質カスタマイズが可能

あらかじめ本体に装着されたリファレンス(ブラック)のほか、クラシカル(レッド)/ポップ(ブルー)フィルターも同梱

0.78mm 2pinコネクターによるケーブル交換にも対応。付属ケーブルはOFC銀メッキ線を導体に採用し、リッツ編み酸化防止構造にて仕上げた。繊細かつなめらか、程よい解像度によってイヤホン本体の性能を最大限に活かすとしており、軽量で柔らかく取り回しにも優れるという。加えて、PCM 384kHz/32bitまで対応するDAC内蔵USB Type-Cアダプターも同梱し、スマートフォンのストリーミングサービスやゲームなどを高純度のロスレスサウンドで楽しめると説明する。

0.78mm 2pinリケーブルに対応。ハイグレード銀メッキケーブルが付属する

DAC内蔵USB Type-Cアダプターが付属し、幅広いデバイスと組み合わせられる

再生周波数帯域は15Hz - 37kHz、インピーダンスは30±3Ω、感度は108dB/Vrms。本体には上述のOFC銀メッキケーブル、USB Type-C DACアダプターのほか、イヤーピース×2種(6ペア)、サウンドフィルター(レッド/ブルー/ブラック)、キャリングポーチなどが付属する。

付属品イメージ

なおD-MINORの発売と同時に、昨年7月から同社直販サイトにて取り扱っていたブランド第1弾製品「D-MAJOR」の一般販売を開始。各専門店や量販店での取り扱いがスタートする。

D-MAJORは、ベリリウムメッキ振動板とPUサスペンションを備える10mm径ダイナミックドライバーを搭載したモデル。筐体には亜鉛合金を採用し、D-MINORと同様のエアーベント構造やネジ式サウンドフィルターを装備している。

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