薄型20倍ズームの「HX30V」など
ソニー、“Cyber-shot”高倍率ズーム機4モデル − 進化した手ブレ補正「ピタッとズーム」
Vario ZonnerT*レンズを採用して不要な反射光を大幅に低減させているほか、フォーカス操作ではマニュアルリングも備えるなどしたプレミアムモデル。前述の通り動画撮影では60pにも対応。
液晶モニターは可動式で、サイズは3.0型。低反射のTruBlack液晶を採用している。機能面では「DSC-TX300V」などと同様にGPSログ記録にも対応するようになった。
そのほか、撮影時に液晶モニターとファインダーを自動で切り替えるアイセンサーや、設定を素早く操作できるジョグダイヤル、NDフィルターなどの各機能も搭載。電子水準器機能も備えている。
■携帯性に優れた20倍ズーム機「HX30V」
「DSC-HX30V」は、35mm換算で25mm〜500mmの光学20倍ズームモデル。全画素超解像ズーム倍率は最大40倍。本機も前述のように60p動画撮影に対応している。なお、本体色はブラックとブラウンの2色を用意している。
レンズはソニーGレンズを搭載。自社設計レンズを採用したことにより、光学20倍ズーム機でありながら、2011年発売の光学16倍ズーム「DSC-HX9V」の33.9mmとほぼ同等の34.6mmという奥行きを実現させている。
液晶モニターは3.0型のTruBlack液晶を採用。GPSログ記録や電子水準器機能なども備えている。なお、今回の4モデルのなかでは本機のみWi-Fiに対応している。
■ファミリー用途を意識した16倍ズーム機「HX10V」
「DSC-HX10V」は、35mm換算で24mm〜384mmの光学16倍ズーム対応モデル。全画素超解像ズームは最大32倍まで対応している。
前モデルの「DSC-HX7V」が金属感を強調したデザインであったのに対し、本機は角の取れた柔らかなデザインを採用。カラーバリエーションにもブラックに加えて母親層に人気のあるホワイトとレッドを用意するなど、ファミリー層ユーザーを意識した仕様にしている。
液晶モニターは3.0型のエクストラファイン液晶。本機もGPSログ記録に対応している。なお、動画撮影はフルHD対応だが前述の2機種とは異なり60iまでとなる。
■光学10倍ズーム機として圧倒的なコンパクトさを実現した「WX100」
「DSC-WX100」は、35mm換算で25mm〜250mmの光学10倍ズーム対応モデル。全画素超解像ズームは最大20倍まで対応している。カラーバリエーションはシルバー、ブラック、ホワイト、ピンク、ブラウンの5色で展開する。
光学10倍ズーム機でありながらも奥行き21.6mm(最薄部17.5mm)という薄さを実現。2011年発売の光学10倍ズーム機「DSC-HX7V」に比べ25%のスリム化を実現させた。他社の主要な光学10倍ズーム機と比べても小型かつ薄いボディ形状を実現しているという。
液晶モニターは2.7型クリアフォト液晶を搭載。HX10V同様に60iまでのフルHD動画撮影にも対応している。