パナソニック、自撮り機能を強化した小型デジタル一眼“LUMIX”「DMC-GF7W」
外形寸法106.5W×64.6H×33.3Dmm、質量約236g(本体のみ)というコンパクトなボディに、180度回転するチルト式モニターを搭載。モニターを回転させると自分撮りモードがスタートするなど、自分撮り機能の拡充を行ったのが特徴のモデルだ。
従来機「DMC-GF6W(ダブルズームレンズキット)」と比較し、体積比で約36%、本体のみでは約20%のコンパクト化を実現。デザインもリニューアルし、ブラウン/ピンク/シルバーの3色のバリエーションを備えた。
また、前述のとおり自分撮り機能を拡充。新機能としてシャッターボタンを押さずに撮影できる「自分撮りシャッター」機能を用意した。こちらは、顔を手などで隠してから再び顔を現すと自動的にシャッターを切ってくれる「フェイスシャッター」と、センサーが検出した2つの顔が一定距離以内に近づいたタイミングで自動的にシャッターを切る「フレンドリーシャッター」という2種類を選択することができる。
ハード面でも自分撮り対応を強化。モニターを回転させると自分撮りモードがスタートするほか、モニターチルト時にはFn1/Wi-Fiボタンをシャッターボタンとして使用でき、右手でも左手でもシャッターを切りやすくした。
一眼カメラ初心者でも簡単に使えるよう操作系も整理。動き回る子供もきちんととらえられる「キッズモード」を用意したり、スマホとのWi-Fi接続をパスワード入力なしで行えるよう簡便化した。さらに、専用アプリ「Panasonic Image App」には、スマホを持ってジャンプするとGF7Wのシャッターが自動で切れる「ジャンプスナップ」モードが新たに追加された。
撮像素子は4/3型 Live MOSセンサーで、有効画素数は1,600万画素。画像処理エンジンはヴィーナスエンジン。ノイズを抑え、きめ細かい美しい写真/映像の撮影が可能だという。RAW画像や、フルHD動画の撮影にも対応。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカードに対応している。
また付属のレンズ「H-FS35100」は9群12枚構成のLUMIX G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.。大きさは直径55.5mm、長さ約50mm、質量は約135gとなる。