2本の交換レンズも同時発表
富士フイルム、フルフラットデザイン採用のミラーレスカメラ「X-E4」
富士フイルムは、レンジファインダースタイルのミラーレス一眼カメラ「X-E4」を2月下旬に発売する。価格はオープンだが、ボディ単体で税抜99,000円前後、XC15-45mmキットで税抜110,000円前後の実売が予想される。
X-Eシリーズのレンジファインダースタイルやクラシックなデザインを踏襲しつつも、新たにグリップレスの「フルフラットデザイン」を採用するモデル。従来と同じく、ブラックとシルバーの2色をラインナップする。
本体のトップカバーにはマグネシウム、ボトムカバーには塗装強度の観点からアルミニウムを採用。ストラップ金具は三角環が不要な構造を採用することで、よりスッキリとした印象を図っている。ブラックの塗装にはハンマートーンを施し、シルバーには同社レンズ一体型カメラ「X100V」と同色を追求したシルバー塗装となる。
本体の外形寸法は121.3W×72.9H×32.7Dmmで、質量は365g。これは現行の同社Xシリーズの中で最小最軽量とのこと。なお前モデルの「X-E3」は337gとなり、新モデルは若干の重量増となっている。バッテリーにはNP-W126Sを採用し、撮影枚数は380枚。
イメージセンサーは2610万画素のX-Trans CMOS4を搭載し、プロセッサーはX-Prosessor 4。を採用。AF性能については顔/瞳認識AF、トラッキングAF、0.02秒の合焦速度、-7.0EVでの低輝度合焦など、上位モデル同等の性能を備える。
背面のリアコマンドダイヤルを削除するなど、ボタンやダイヤル類は必要最低限の設計を採用。上面のシャッター速度ダイヤルには、新たにPポジション(レンズ絞りの位置に関わらずプログラムに移行)を盛り込んだ。また側面端子部には、φ3.5mmのマイク/リモートレリーズ端子、USB Type-C、HDMI Type Dを採用する。
動画は4K30P 4:2:0 8bitの記録に対応するが、外部記録の場合は4K30P 4:2:2 10bitまで可能。またフィルムシミュレーションは18種類を搭載する。同時発表された「GFX100S」に新搭載した「ノスタルジック・ネガ」は非搭載となり、この理由として「ノスタルジック・ネガはラージフォーマットを生かした設計のため、APS-Cではやり直しになってしまうため」と説明している。
前モデルのX-E3は固定式の背面液晶モニターだったが、X-E4では180度のチルト式液晶モニターを採用。ローアングルやセルフショットに対応する。解像度は162万ドットで、サイズは3.0型となる。電子ビューファインダーには366万ドット/0.39型の有機ELを採用し、解像度優先/低輝度優先といったブーストモードを備える。
別売アクセサリーとして、レザーケース「BLC-XE4」、サムレスト「TR-XE4」、ハンドグリップ「MHG-XE4」をラインナップする。サムレストはアルミ削り出しとなり、ブラックとシルバーの2色展開。ハンドグリップは装着状態でのバッテリー交換に対応するほか、アルカスイス互換のクイックシュー形像を採用する。
■「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」など交換レンズ2本を発表
また、交換レンズ2本「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」「XF27mmF2.8 R WR」を3月に発売する。価格はXF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRが110,000円、XF27mmF2.8 R WRが52,000円(ともに税抜)。
XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRは、「幅広い撮影領域を1本でカバー」する望遠ズームレンズ。35mm判換算で107 - 457mmに対応するほか、テレコンバーターを活用することで最大914mmの撮影が行える。
レンズは12群17枚で、1枚の非球面レンズと2枚のEDレンズを搭載する。5.5段の光学式手ブレ補正を搭載し、リニアモーターで高速静音なAFを追求。絞りは9枚羽根の円形絞りで、最短撮影距離は0.83mとなる。
防塵防滴/耐低温-10度に対応する。外形寸法はφ75×132.5mmで、質量は580g。フィルターサイズはφ67mm。
XF27mmF2.8 R WRは、XFレンズ最薄・最軽量となる単焦点レンズ。従来モデル「XF27mmF2.8」のリニューアルモデルとなり、新たに防塵防滴設計となった。加えて指標つき絞りリングを新設し、Aポジションロックにも対応。従来と同じく0.08秒の高速AFにも対応する。
レンズは5群7枚で、非球面レンズを1枚採用する。絞りは7枚羽根の円形絞りで、最短撮影距離は0.34m。外形寸法はφ62×23mmで、質量は84g。フィルターサイズはφ67mmとなる。ほか、ドーム型のフードを同梱し、フード用のキャップも合わせて付属する。
X-Eシリーズのレンジファインダースタイルやクラシックなデザインを踏襲しつつも、新たにグリップレスの「フルフラットデザイン」を採用するモデル。従来と同じく、ブラックとシルバーの2色をラインナップする。
本体のトップカバーにはマグネシウム、ボトムカバーには塗装強度の観点からアルミニウムを採用。ストラップ金具は三角環が不要な構造を採用することで、よりスッキリとした印象を図っている。ブラックの塗装にはハンマートーンを施し、シルバーには同社レンズ一体型カメラ「X100V」と同色を追求したシルバー塗装となる。
本体の外形寸法は121.3W×72.9H×32.7Dmmで、質量は365g。これは現行の同社Xシリーズの中で最小最軽量とのこと。なお前モデルの「X-E3」は337gとなり、新モデルは若干の重量増となっている。バッテリーにはNP-W126Sを採用し、撮影枚数は380枚。
イメージセンサーは2610万画素のX-Trans CMOS4を搭載し、プロセッサーはX-Prosessor 4。を採用。AF性能については顔/瞳認識AF、トラッキングAF、0.02秒の合焦速度、-7.0EVでの低輝度合焦など、上位モデル同等の性能を備える。
背面のリアコマンドダイヤルを削除するなど、ボタンやダイヤル類は必要最低限の設計を採用。上面のシャッター速度ダイヤルには、新たにPポジション(レンズ絞りの位置に関わらずプログラムに移行)を盛り込んだ。また側面端子部には、φ3.5mmのマイク/リモートレリーズ端子、USB Type-C、HDMI Type Dを採用する。
動画は4K30P 4:2:0 8bitの記録に対応するが、外部記録の場合は4K30P 4:2:2 10bitまで可能。またフィルムシミュレーションは18種類を搭載する。同時発表された「GFX100S」に新搭載した「ノスタルジック・ネガ」は非搭載となり、この理由として「ノスタルジック・ネガはラージフォーマットを生かした設計のため、APS-Cではやり直しになってしまうため」と説明している。
前モデルのX-E3は固定式の背面液晶モニターだったが、X-E4では180度のチルト式液晶モニターを採用。ローアングルやセルフショットに対応する。解像度は162万ドットで、サイズは3.0型となる。電子ビューファインダーには366万ドット/0.39型の有機ELを採用し、解像度優先/低輝度優先といったブーストモードを備える。
別売アクセサリーとして、レザーケース「BLC-XE4」、サムレスト「TR-XE4」、ハンドグリップ「MHG-XE4」をラインナップする。サムレストはアルミ削り出しとなり、ブラックとシルバーの2色展開。ハンドグリップは装着状態でのバッテリー交換に対応するほか、アルカスイス互換のクイックシュー形像を採用する。
■「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」など交換レンズ2本を発表
また、交換レンズ2本「XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」「XF27mmF2.8 R WR」を3月に発売する。価格はXF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRが110,000円、XF27mmF2.8 R WRが52,000円(ともに税抜)。
XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRは、「幅広い撮影領域を1本でカバー」する望遠ズームレンズ。35mm判換算で107 - 457mmに対応するほか、テレコンバーターを活用することで最大914mmの撮影が行える。
レンズは12群17枚で、1枚の非球面レンズと2枚のEDレンズを搭載する。5.5段の光学式手ブレ補正を搭載し、リニアモーターで高速静音なAFを追求。絞りは9枚羽根の円形絞りで、最短撮影距離は0.83mとなる。
防塵防滴/耐低温-10度に対応する。外形寸法はφ75×132.5mmで、質量は580g。フィルターサイズはφ67mm。
XF27mmF2.8 R WRは、XFレンズ最薄・最軽量となる単焦点レンズ。従来モデル「XF27mmF2.8」のリニューアルモデルとなり、新たに防塵防滴設計となった。加えて指標つき絞りリングを新設し、Aポジションロックにも対応。従来と同じく0.08秒の高速AFにも対応する。
レンズは5群7枚で、非球面レンズを1枚採用する。絞りは7枚羽根の円形絞りで、最短撮影距離は0.34m。外形寸法はφ62×23mmで、質量は84g。フィルターサイズはφ67mmとなる。ほか、ドーム型のフードを同梱し、フード用のキャップも合わせて付属する。