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裏面照射型センサー「X-Trans CMOS 4」と最新の高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載

フジフイルム、“Xシリーズ最軽量” 約355gのミラーレス「X-M5」。Vlogやショート動画など動画撮影機能を充実

公開日 2024/10/15 13:10 編集部:岡本雄
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富士フイルムは、同社のミラーレスデジタルカメラ“Xシリーズ”で最軽量モデルとなる「X-M5」を、11月下旬に発売する。価格はオープンだが、税込136,400円前後(ボディ単体)での実売が予想される。カラーは、シルバーとブラックの2色をラインナップ。

FUJIFILM X-M5 シルバー

FUJIFILM X-M5 ブラック

質量約355g、サイズ約111.9Wmm×66.6Hmm×38.0Dmmという軽量コンパクトボディを実現したミラーレスデジタルカメラ。持ち歩きやすく、より気軽に撮影を楽しめるとアピールしている。また、コンパクトなサイズながらもXシリーズの特長である高品位な外観を有するとしており、軍艦部天面にシンメトリーに配置したダイヤルが美しさを際立たせるとのこと。

軽量コンパクトながら高品位な外観

天面左肩には「フィルムシミュレーションダイヤル」を採用。被写体やシーンに合わせて全20種類のフィルムシミュレーションモードを直感的な操作で切り替えることができ、多彩な色表現を楽しむことが可能。天面右肩には「モードダイヤル」を採用。AUTOモードではシーンに最適な撮影モードをカメラが自動的に認識するため、初めてデジタルカメラを使用するユーザーでも高品質な静止画・動画を簡単に撮影できるという。

約2610万画素の裏面照射型センサー「X-Trans CMOS 4」と最新の高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。消費電力を抑えながら、高画質撮影が可能だという。

最新のAF予測アルゴリズムを搭載し、動く被写体への高い追従性や、コントラストの低い環境下での高精度AFを備える。また、顔・瞳AFに加えてディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFを採用しており、動物/鳥/車/バイク/自転車/飛行機/電車/昆虫/ドローンをAIで検出するとのこと。

天面左肩には「フィルムシミュレーションダイヤル」、天面右肩には「モードダイヤル」を搭載

動画撮影は、6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録が可能。4K/60Pや1080/240Pに対応と、充実の動画撮影機能を備えるという。加えて、強力な電子式ブレ補正を搭載しており、細かな手ブレのみならず、歩きながらの動画撮影などで発生する大きな揺れに対しても効果を発揮するとしている。

また、「メディア記録設定」で選択可能なビットレートに8Mbpsと25Mbpsを新たに追加。スマートフォンなどの外部機器への転送時間を短くし、撮影映像をそのままSNSにアップする作業時間の短縮に寄与するという。また、新搭載の「9:16ショート動画モード」では、各種SNSで人気の縦型動画を簡単に撮影できる。

同社デジタルカメラとして初めて、3つの内蔵マイクを搭載。全方位/フロント/バック/フロント&バックの4つから、シチュエーションに応じてマイクの指向性を選択可能。また、定常ノイズ低減機能も新たに搭載。これによって空調音など一定の周波数で鳴り続けるノイズを低減するとしている。

そのほか、LCDディスプレイのタッチ操作で直感的に撮影条件を変更できる「Vlogモード」を装備。アイコンの数と配置の改良により、さらに直感的な動画撮影を可能にしたという。

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