USB-PD対応で長時間撮影をサポート
パナソニック、4K60p/10bit対応ビデオカメラ「HC-X1600」「HC-X2100」。最大4時間半の連続撮影が可能
パナソニックは、デジタル4Kビデオカメラ「HC-X1600」「HC-X2100」の2機種を4月下旬より順次発売、予約を1月28日10時から開始する。価格はいずれもオープン。
両モデルとも4K60pの記録が可能なプロフェッショナルクラスのデジタルビデオカメラ。とくにX2100はワンオペの取材や番組制作など、さまざまな現場に対応する機動力と操作性を集約したとアピールする。
共通の仕様として、829万の有効画素(動画撮影時)を備える1/2.5型高感度MOSセンサーを搭載。また独自の「ヴィーナスエンジン」を導入することで、スムーズな4K60p撮影を実現するとともに、さまざまな画質補正機能にも対応している。
搭載レンズは、光学ズーム24倍/デジタルズーム2倍・5倍・10倍・iAズーム、25 - 600mm(35mm換算)、F1.8 - F4.0に対応。iAズームとは超解像技術により画質の劣化をおさえたデジタルズームで、4Kで最大32倍、フルHDで48倍のズームをサポートする。さらに、ワイド端で広角25mmを実現しており、車中や室内といった場所での取材や撮影でも周辺の歪みの少ない撮影が可能としている。
センサーは上述の1/2.5型高感度MOSセンサーを採用。集光率に優れ、暗い場所でも高品位な撮影が可能という。深い被写界深度のほか、ピント面を広く確保。専用に設計された光学レンズとセンサーの組み合わせが、ズームおよびパンニング時や、微妙な動きによるピント外れを抑え高精度な撮影を実現するとした。
4K30p撮影時、およそ10億色以上の色彩表現に対応する4:2:2 10bit記録を実現。柔軟なカラーグレーディングに対応し、撮影後の編集耐性を大幅に向上できるとアピールする。ALL-IntraならびにLongGOP方式の記録をサポートし、最大200Mbpsビットレート(フルHD撮影時)の記録が可能。長時間の収録にも対応するとした。
高速かつなめらかなフォーカス追従を実現する「4KハイプレシジョンAF」を搭載。マイクロドライブ・フォーカスユニットを導入し、レンズユニットを微細に駆動させ続けることで、被写体の動きや位置などの変化に合わせてフォーカスをコントロールする。ほか自動フォーカス追従機能として、顔検出および色追尾に対応する「顔検出AE&AF」、液晶モニターでタッチした被写体に追従する「追尾AE&AF」を搭載する。
画質補正機能は、カラー16軸に対してそれぞれ色相・彩度を調整できる「16軸独立色補正機能」や、輪郭補正の強弱を調整できる「マスターディテール」、肌の色をソフトに撮影する「スキンディテール」、HDモードや「シネライクD/シネライクV」など番組や映像表現に合わせた多彩な表現を選択できる「8モードガンマ」、標準/蛍光灯下/スパーク/スチルライク/コントラスト重視の映画感覚/ダイナミックレンジ重視の映画感覚の6モードを撮影条件や映像表現に合わせて変更できる「シーンファイル」など、さまざまな機能を備える。
また晴天時など光量が多いシーンにおいて、1/4、1/16、1/64の3段階から光の強さを制限して最適な映像の撮影が行えるNDフィルターに対応。絞りすぎ(回折現象)による解像度劣化を防止するほか、絞りを開けてぼけ味を制御することもできる。
回転軸・左右・上下・水平回転などの5軸方向の手ブレを毎秒4000回のジャイロセンサーが検知し、手ブレ補正エンジンで高速処理して自動補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載。またレンズシステム内のドライブ部に装備したボール軸受によって駆動時の摩擦が低減する「ボールO.I.S.機構」を装備する。
マニュアルリングは2連リングを採用し、前側はフォーカス調整専用、後側はズーム操作・アイリス調整・アイリス/AEレベル調整の切り替えが可能。またアイリス調整/ゲイン調整/シャッター速度といった使用頻度の高い機能をダイレクトに呼び出しできるUSERボタンを配備。ほか機能はメニューボタンからジョグダイヤルでの操作となる。少ないボタン配置ながらマニュアル操作の快適性を高めた。
モニターは静電式のタッチコントロールに対応する3.5型静電式タッチ液晶モニター、ビューファインダーは0.39型の有機ELディスプレイを搭載。モニターとビューファインダーの同時出力に対応し、ファインダー使用時にタッチ液晶モニターにも画像を表示できる。
ライブ配信や遠隔撮影向けのネットワーク機能として、Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)を用いた無線IPストリーミングに共通で対応。X2100はさらに市販品のUSBイーサネットアダプターを用いたUSB-LAN接続に対応し、フルHD60p/24Mbpsの有線によって安定性を確保した配信が可能となる。また、スマートデバイスとのUSBテザリングを用いた無線接続もサポート。
7.28V容量を備えるバッテリーを搭載。持続時間は4K60p撮影時で最大約4時間35分となる。記録時の消費電力は8.4W。またUSB Type-C×1基を備え、給電および充電が可能なUSB-PD(Power Delivery)に対応する。ほか、タブレット端末などからワイヤレス制御できる「HC ROPアプリ」に対応。
SDカードスロットを2基搭載し、常時記録とシーン記録を併用できるバックグラウンド記録、片方ずつスイッチして継続して記録をおこなうリレー記録、同時に同一の記録をおこなうサイマル記録機能を備える。インターバルREC記録およびプリREC記録にも対応。
X2100は着脱式ハンドルユニット「VW-HU1」を標準で装備。ローアングル撮影などさまざまな姿勢での撮影で活用できるほか、外部マイクが接続できるXLR 3pin音声入力端子×2系統を備え、48kHz/24bitのハイレゾ音声収録が可能。音声レベル調整などの操作にも対応する。LEDライトを内蔵しており、ライト光量調整もサポートする。
主な入出力端子はHDMI×1基、3G-SDI(BNC)×1基、ステレオミニ×1基、USB Type-C×1基、XLR 3pin×2基(ハンドル装着時)を装備。本体のみの場合、外形寸法はW129×267H×159Dmm、質量は約0.85kg。
両モデルとも4K60pの記録が可能なプロフェッショナルクラスのデジタルビデオカメラ。とくにX2100はワンオペの取材や番組制作など、さまざまな現場に対応する機動力と操作性を集約したとアピールする。
共通の仕様として、829万の有効画素(動画撮影時)を備える1/2.5型高感度MOSセンサーを搭載。また独自の「ヴィーナスエンジン」を導入することで、スムーズな4K60p撮影を実現するとともに、さまざまな画質補正機能にも対応している。
搭載レンズは、光学ズーム24倍/デジタルズーム2倍・5倍・10倍・iAズーム、25 - 600mm(35mm換算)、F1.8 - F4.0に対応。iAズームとは超解像技術により画質の劣化をおさえたデジタルズームで、4Kで最大32倍、フルHDで48倍のズームをサポートする。さらに、ワイド端で広角25mmを実現しており、車中や室内といった場所での取材や撮影でも周辺の歪みの少ない撮影が可能としている。
センサーは上述の1/2.5型高感度MOSセンサーを採用。集光率に優れ、暗い場所でも高品位な撮影が可能という。深い被写界深度のほか、ピント面を広く確保。専用に設計された光学レンズとセンサーの組み合わせが、ズームおよびパンニング時や、微妙な動きによるピント外れを抑え高精度な撮影を実現するとした。
4K30p撮影時、およそ10億色以上の色彩表現に対応する4:2:2 10bit記録を実現。柔軟なカラーグレーディングに対応し、撮影後の編集耐性を大幅に向上できるとアピールする。ALL-IntraならびにLongGOP方式の記録をサポートし、最大200Mbpsビットレート(フルHD撮影時)の記録が可能。長時間の収録にも対応するとした。
高速かつなめらかなフォーカス追従を実現する「4KハイプレシジョンAF」を搭載。マイクロドライブ・フォーカスユニットを導入し、レンズユニットを微細に駆動させ続けることで、被写体の動きや位置などの変化に合わせてフォーカスをコントロールする。ほか自動フォーカス追従機能として、顔検出および色追尾に対応する「顔検出AE&AF」、液晶モニターでタッチした被写体に追従する「追尾AE&AF」を搭載する。
画質補正機能は、カラー16軸に対してそれぞれ色相・彩度を調整できる「16軸独立色補正機能」や、輪郭補正の強弱を調整できる「マスターディテール」、肌の色をソフトに撮影する「スキンディテール」、HDモードや「シネライクD/シネライクV」など番組や映像表現に合わせた多彩な表現を選択できる「8モードガンマ」、標準/蛍光灯下/スパーク/スチルライク/コントラスト重視の映画感覚/ダイナミックレンジ重視の映画感覚の6モードを撮影条件や映像表現に合わせて変更できる「シーンファイル」など、さまざまな機能を備える。
また晴天時など光量が多いシーンにおいて、1/4、1/16、1/64の3段階から光の強さを制限して最適な映像の撮影が行えるNDフィルターに対応。絞りすぎ(回折現象)による解像度劣化を防止するほか、絞りを開けてぼけ味を制御することもできる。
回転軸・左右・上下・水平回転などの5軸方向の手ブレを毎秒4000回のジャイロセンサーが検知し、手ブレ補正エンジンで高速処理して自動補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載。またレンズシステム内のドライブ部に装備したボール軸受によって駆動時の摩擦が低減する「ボールO.I.S.機構」を装備する。
マニュアルリングは2連リングを採用し、前側はフォーカス調整専用、後側はズーム操作・アイリス調整・アイリス/AEレベル調整の切り替えが可能。またアイリス調整/ゲイン調整/シャッター速度といった使用頻度の高い機能をダイレクトに呼び出しできるUSERボタンを配備。ほか機能はメニューボタンからジョグダイヤルでの操作となる。少ないボタン配置ながらマニュアル操作の快適性を高めた。
モニターは静電式のタッチコントロールに対応する3.5型静電式タッチ液晶モニター、ビューファインダーは0.39型の有機ELディスプレイを搭載。モニターとビューファインダーの同時出力に対応し、ファインダー使用時にタッチ液晶モニターにも画像を表示できる。
ライブ配信や遠隔撮影向けのネットワーク機能として、Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)を用いた無線IPストリーミングに共通で対応。X2100はさらに市販品のUSBイーサネットアダプターを用いたUSB-LAN接続に対応し、フルHD60p/24Mbpsの有線によって安定性を確保した配信が可能となる。また、スマートデバイスとのUSBテザリングを用いた無線接続もサポート。
7.28V容量を備えるバッテリーを搭載。持続時間は4K60p撮影時で最大約4時間35分となる。記録時の消費電力は8.4W。またUSB Type-C×1基を備え、給電および充電が可能なUSB-PD(Power Delivery)に対応する。ほか、タブレット端末などからワイヤレス制御できる「HC ROPアプリ」に対応。
SDカードスロットを2基搭載し、常時記録とシーン記録を併用できるバックグラウンド記録、片方ずつスイッチして継続して記録をおこなうリレー記録、同時に同一の記録をおこなうサイマル記録機能を備える。インターバルREC記録およびプリREC記録にも対応。
X2100は着脱式ハンドルユニット「VW-HU1」を標準で装備。ローアングル撮影などさまざまな姿勢での撮影で活用できるほか、外部マイクが接続できるXLR 3pin音声入力端子×2系統を備え、48kHz/24bitのハイレゾ音声収録が可能。音声レベル調整などの操作にも対応する。LEDライトを内蔵しており、ライト光量調整もサポートする。
主な入出力端子はHDMI×1基、3G-SDI(BNC)×1基、ステレオミニ×1基、USB Type-C×1基、XLR 3pin×2基(ハンドル装着時)を装備。本体のみの場合、外形寸法はW129×267H×159Dmm、質量は約0.85kg。